基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	心理学発展演習Ⅰ／Advanced Seminar in Psychology Ⅰ
授業コード ／Class Code	BC01071003
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	心理学部／Psychology
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	金4(前期)／FRI4(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	村井　佳比子／MURAI KEIKO
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈専門科目群〉／*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
村井　佳比子／MURAI KEIKO	心理学部／Psychology

授業の方法 ／Class Format	対面授業（演習）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、心理学部のDPに示す、3.心理現象を解明する適切な方法を駆使し、探求することができること、4．社会の中で身の回りにある事象を観察し、問題の有無を適切に判断し、それを解決することができる、5.心理学の専門知識や研究成果を第三者に適切に伝えることができること、さらに、6.社会の一員として自らの意見や考えを的確に話し書くことができることを目指します。 3年次に履修した心理学専門演習Ⅰ・Ⅱで各自が取りくんできた関心に沿って、卒業研究のテーマを確定し、具体的なデータ収集のための実験・調査などの実施と分析、論文執筆へと進むための演習をおこないます。受講生各自の関心を研究として具体化するため、受講生各自が研究計画の作成を行い、その計画への批判的検討を他の受講生とともに行います。また研究計画の作成や検討にとどまらず、調査票の作成と配布、あるいは実験実施の準備と実行などに取り組んでいきます。このため、各自の研究テーマについて関連する論文・資料を複数調べる必要があります。 各自の研究テーマと関連する研究成果、あるいはその研究計画、研究手法について、受講生各自が主体的に検討をおこなうことを通して、受講生各自の関心事を研究テーマとして扱う意義や、研究目的の明確化、研究方法の選択、そして、各自の研究仮説を作ったり、予測を立てたりすることが必要になります。また、作成した研究計画にもとづき、調査や実験をおこない、研究計画の問題点を検討していくことにも挑戦していきます。このため、これまでの専攻演習以上に、受講生各自の積極的で主体的な演習への取り組みが求められます。 なお、この授業は医療・福祉・産業分野における実務経験を10年以上有する教員が担当を行います。
到　達　目　標 ／Class Objectives	1.自身の研究テーマと関連のある先行研究について，説明できます。（知識） 2.自分の興味のある心理学的テーマについて，調査や実験を企画することができます。（技能） 3.研究計画について発表し，他者と議論することができます。（態度・習慣，技能） 4.SPSSなどを用いて調査・実験のデータ解析を行い，結果を読み取ることができます。（技能） 5.調査や実験の結果をまとめて発表したり，報告書にまとめることができます。（技能）
授業のキーワード ／Keywords	卒業論文，中間報告書，心理学研究法，調査，実験
授業の進め方 ／Method of Instruction	演習によって授業を行う。 受講生による発表とディスカッションを中心に進めます。
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	授業開始までに、レジュメの作成・発表の際には、事前に心理学辞典などで下調べをしておき、基本的な用語や考え方について分りやすく説明できるよう努力してください。（60分） また、この科目専用のノートを用意し、授業後、授業中に他の発表者が提示した内容や議論された内容を整理してください（60分）。 さらに、それぞれのテーマを具体化していくためには、演習時間中だけの取り組みではなかなか十分な作業はできません。授業以外の時間などを積極的に活用して、教員とのコミュニケーションを密にしてください。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	1.新学期当初に卒業論文の題目を確認します。 2.授業の中で，研究経過を発表します。 3.学期末に卒業論文中間報告書を提出します。教員側がこの中間報告書に対して、添削し、修正ポイントや改善点についてフィードバックされます。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	授業出席・研究指導の面談への参加および中間報告書の提出をもって、単位評価対象とします。 点数の配分は下記の通りです。授業出席・研究指導の面談への参加および進捗50%、最終レポート50%の割合で成績を評価します。
テキスト ／Required Texts	特になし
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第１回	オリエンテーション	授業運営の仕方、特に発表の仕方やレジュメの作成などについて説明を行います。説明をよく聞き、第２回目以降の各自の発表に生かすようにして下さい。
2	第２回	発表準備	発表順の決定等
3	第３回	個人発表および質疑応答１	文献および卒業研究に関する発表
4	第４回	個人発表および質疑応答２	文献および卒業研究に関する発表
5	第５回	個人発表および質疑応答３	文献および卒業研究に関する発表
6	第６回	個人発表および質疑応答４	文献および卒業研究に関する発表
7	第７回	個人発表および質疑応答５	文献および卒業研究に関する発表
8	第８回	個人発表および質疑応答６	文献および卒業研究に関する発表
9	第９回	個人発表および質疑応答７	文献および卒業研究に関する発表
10	第１０回	個人発表および質疑応答８	文献および卒業研究に関する発表
11	第１１回	個人発表および質疑応答９	文献および卒業研究に関する発表
12	第１２回	個人発表および質疑応答１０	文献および卒業研究に関する発表
13	第１３回	個人発表および質疑応答１１	文献および卒業研究に関する発表
14	第１４回	個人発表および質疑応答１２	文献および卒業研究に関する発表
15	第１５回	まとめ	これまでの講義を振り返る