科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
高齢者心理学/Gerontological Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00691001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門科目群〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
日本が超高齢社会を迎えてからすでに久しく、高齢化率は今も増加の一途をたどっています。そのため医療心理学専門科目としての高齢者心理学の最も重要なトピックスは認知症です。公認心理師の国家資格が創設され、今後心理学の専門家が病院や施設などで認知症患者さんの心理学的評価を行うことが増えてくると考えられます。しかし、多くの心理学の専門家は認知症に関する医学的な知識を十分に教育されていないことからこれらの心理学的評価に困難が生じることは稀ではありません。そこで、本授業では医学専門書を用い、心理学を学習する学生が認知症患者さんの心理学的評価を行うのに必要な認知症の知識を学習することを目的としていきます。この授業は心理学部のディプロマポリシーの1:心理学の専門知識を習得し、医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門知識を生かすことができる。に特に関連しています。またこの科目の担当者は神経内科医として30年以上の経験がある実務経験のある教員です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
学生が認知症患者さんの心理学的評価を行うのに最低限必要な指定されたテキストに記載された認知症の知識を習得できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
認知症、アルツハイマー病 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
認知症に関する医学的知識の学修です。2年次生以上を対象に開講する行動神経学の学修内容を理解しておくことが必要前提条件です。専門用語が多くはっきり言って難しいです。指定されたテキストの次回の範囲をあらかじめ読み理解できないところを中心に聞くといった態度が必要です。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各自、指定されているテキストの告知している授業内容の部分を予習してから講義にのぞんで下さい。また次回の授業の内容は、今回の授業の内容の理解がないと理解できませんので必ず復習をするようにして下さい。予習と復習は併せて4から5時間程度はかかると考えられます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業は対面授業形式で行います。感染予防の観点から、学生同士の教科書の共同使用や物品の貸し借り等は禁止するとともに、出席参加の確認は出欠登録専用URLからオンラインで行い、出席カードの配布・回収は行いません。オンラインツールの操作に関しての支援を担当教員、実習助手等が行うことは不可能なため、各自でヘルプ等を参照してください。 対面授業中に担当教員が教示する内容をまとめた講義資料を用意しています。講義資料はOneDrive上に保存し、各授業日の1週間前を目安にdotCampus上にリンク先を提示しますので、ダウンロードし、教科書と合わせて学習して下さい。初回、第2回の講義資料についてはそれぞれのOneDriveへのリンクを下の「遠隔授業情報」の欄にも記載してあります。試験には講義資料の内容からも出題されますので、必ず読んでおいてください。また、各回の講義内容に関する理解を確認するための確認問題も用意しています。同じようにdotCampus上にリンクを提示しますのであわせて利用してください。 成績評価はすべて定期試験の成績で行い、2/3以上の出席をもって評価対象とします。出席回数に関する問い合わせには一切答えられませんので必ず自身で記録しておいてください。「公認欠席届」および「新型コロナウイルス対応版授業欠席届」を提出した場合は、当該授業日を欠席とせず、授業回数の分母から公認欠席日数を減算して計算しますので、提出できる場合は必ず提出してください。その他の欠席届に関しては一切特別な扱いをしませんので注意して下さい。 出欠登録専用URLでの出席の登録方法は以下のとおりです。 ①スマートフォン等で出欠登録専用URLにアクセスし、ログインID,パスワードを入力します。 ②授業を選択します。 ③教員が授業開始時に提示したキーワード(数字)と一致するものを、表示されたキーワードの中から選択します。選択可能時間は授業開始から授業終了までです。授業終了後は登録できません。授業開始時に少し登録の時間を設けますので、できるだけその時間に登録してください。 ④正しいキーワードが選択された場合、申告結果OKの画面が表示されます。誤ったキーワードが選択された場合、申告結果NGの画面が表示されます。不正防止のため、キーワードの選択をやりなおすことはできません。 ⑤誤った選択肢を登録した場合やスマートフォンを忘れた場合など登録できなかった時は授業終了後直ちに教室内で教員に申し出てください。その際には、学生証や免許証等の顔写真付きの本人確認書類を提示し、学籍番号と氏名を書いたメモを教員に手渡してください。不正防止のため、顔写真付きの本人確認書類がないと一切受け付けませんので必ず提示してください。また教員が教室から出た後は、一切受け付けませんので必ず教室内で申し出てください。 質問がある場合は、授業終了後に行えるほか、dotCampusの質問箱でも行えます。ただし、質問は講義内容に関するものに限ります。上述のようにオンラインツールに関してや出席回数に関する質問など、講義内容に関する質問以外には一切答えられません。 |
テキスト /Required Texts |
池田学編。認知症 臨床の最前線。医歯薬出版、東京、2012年 テキストは各自で必要時までに準備してください。著作権法によりコピーの使用は認められません。テキストが売り切れているなどいかなる理由があっても他の学生のテキストを見ることは認められませんので、早めに手に入れておいてください。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第一回 | オリエンテーション | 本授業の目的と進行方針の説明 | |
2 | 第二回 | 認知症とは | 認知症の定義、疫学、背景病理について学習する | |
3 | 第三回 | アルツハイマー病 | アルツハイマー病について学習する | |
4 | 第四回 | 血管性認知症 | 血管性認知症について学習する | |
5 | 第五回 | レビー小体型認知症 | レビー小体型認知症について学習する | |
6 | 第六回 | 前頭側頭葉変性症 | 前頭側頭葉変性症について学習する | |
7 | 第七回 | 特発性正常圧水頭症と慢性硬膜下血腫 | 特発性正常圧水頭症と慢性硬膜下血腫 について学習する | |
8 | 第八回 | 皮質基底核変性症と進行性核上性麻痺 | 皮質基底核変性症と進行性核上性麻痺について学習する | |
9 | 第九回 | 外傷性認知機能障害 | 外傷性認知機能障害について学習する | |
10 | 第一〇回 | 認知症の画像診断 | 認知症の画像診断について学習する | |
11 | 第一一回 | 認知症の心理検査等 | 認知症の心理検査等について学習する | |
12 | 第一二回 | 認知症診療の実際 | 認知症診療の実際について学習する | |
13 | 第一三回 | 認知症と類似した状態 | 認知症と類似した状態について学習する | |
14 | 第一四回 | 認知症の治療 | 認知症の治療について学習する | |
15 | 第一五回 | 総括 | 最終総括を行う この回は小テストを行わない |