科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
社会・集団・家族心理学Ⅱ(家族)/家族心理学(社会・集団・家族心理学)/Family Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00671001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡村 心平/OKAMURA SHINPEI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門科目群〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡村 心平/OKAMURA SHINPEI | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、心理学部心理学科の2年次生を対象に開講される専門教育科目である。家族システムと家族ライフサイクルの理論を通して、家族をめぐる実際的な課題とその背景、対処法について学修する。本講義の目的は、心理学部のDPに示す、心理学の専門知識を習得する(知識)こと、社会の中で身の回りにある事象を観察し問題の有無を適切に判断すること、自らの意見・考えを的確に書くことができることを目的とする。 なおこの授業は、教育・医療・産業領域において臨床業務に関わり、心理的支援の実務経験を5年以上有する臨床心理士・公認心理師である教員が担当している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・心理学的な観点から、家族の基礎的な知識を説明できる。 ・家族や家族をとりまく現代社会における諸問題を理解し、対応を考えることができる。 ・第三者に対して、良好な家族関係を維持するための方略(コミュニケーションのあり方等)を提案することができる。 ・調査および研究結果を踏まえ、自身の意見・考えを主張することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
結婚・夫婦関係・育児・養育信念・不適切な養育・家族内/夫婦間暴力・家族/生態学的システム論・家族療法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回の課題のコメントへの応答は、次回授業の冒頭で共有する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
発達心理学の基本的な知識を理解していることが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、講義資料を読んでおくこと(目安として1時間)。 事後学習として、配布資料および講義中に記したノートを通じ理解を深めること(目安として1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の課題のコメントへの応答は、次回授業の冒頭で共有する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
2/3以上の課題の提出をもって評価の対象とする。 毎回の課題(50%)と、定期試験(50%)にて評価する。 心理学部では、公認心理師に係る科目については、原則、対面での定期試験を実施します。しかし、定期試験前の感染状況によっては実施が困難となる可能性もあり、定期試験以外の評価(授業中の質疑・発表や小テスト、レポート等)に変更することがあります。非登学を認められた学生に対しても同様です。また、新型コロナウィルス感染症の登学基準により、追試験・再試験・補充試験が受験できない場合(非登学を含む)においても、対面の定期試験以外の評価(レポート等)を行います。 |
テキスト /Required Texts |
テキストは使用しない。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 本講義の概説、成績評価の説明等 | |
2 | 第2回 | 生態学的システム論 | 生態学的システム論からみる社会と家族のつながり | |
3 | 第3回 | 家族の形成① | 現代における結婚と離婚の現状 | |
4 | 第4回 | 家族の形成② | 夫婦関係満足とその規定要因 | |
5 | 第5回 | 家族の形成③ | 出産・育児と出産前後の抑うつ | |
6 | 第6回 | 養育行動 | 養育信念と養育行動、その影響 | |
7 | 第7回 | 家族と風土 | 家族内のコミュニケーションと情動的風土の影響 | |
8 | 第8回 | 幼児虐待 | 幼児虐待の現状とリスク要因 | |
9 | 第9回 | 家庭内で生じる問題行動 | 家庭内暴力、夫婦間暴力(DV等) | |
10 | 第10回 | 家族臨床心理学 | 子どもの障害と家族 | |
11 | 第11回 | 家族と子どもの自立① | 中年期にある親の危機と親子関係① | |
12 | 第12回 | 家族と子どもの自立② | 中年期にある親の危機と親子関係② | |
13 | 第13回 | 家族療法① | 家族システム論 | |
14 | 第14回 | 家族療法② | 家族療法と事例 | |
15 | 第15回 | まとめ | これまでの講義の総括 |