科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
人体の構造と機能(人体の構造と機能及び疾病)/Human Body Structure, Function, and Diseases |
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授業コード /Class Code |
BC00411001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(前期)/TUE3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門科目群〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
「公認心理師法第7条第1号及び第2号に規定する公認心理師となるために必要な科目の確認について」では「人体の構造と機能及び疾病」では① 心身機能と身体構造及び様々な疾病や障害② がん、難病等の心理に関する支援が必要な主な疾病について学習することが必要であると定められています。本講義では人体の構造と機能及びいわゆる難病や悪性腫瘍をはじめとする疾病の成因・病態・診断と治療について学習します。ただし、神経系と神経疾患については他の講義で詳細に学習するので、本講義では省略します。また難病の定義には様々なものがありますが、昭和47年に策定された難病対策要綱では1)原因不明、治療方針未確定であり、かつ、後遺症を残すおそれが少なくない疾病、2)経過が慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず、介護等に等しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病、と定義されています。平成27年1月1日に「難病の患者に対する医療等に関する法律」が施行され、難病の患者に対する医療費助成の制度が確立されましたが、その対象となる疾患として指定されているものは新たに指定難病と呼ばれ、難病といえばこの指定難病のことを意味する場合も多くあります。指定難病の基準や指定された疾患の一覧は難病センターのホームページhttp://www.nanbyou.or.jp/を参照してください。本講義では難病に関しては特にまとめては示しません。この授業は心理学部のディプロマポリシーの1:心理学の専門知識を習得し、医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門知識を生かすことができる。に特に関連しています。またこの科目の担当者は神経内科医として30年以上の経験がある実務経験のある教員です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
学生が他の医療専門職種と互して医療現場で勤務するために最低限必要な指定されたテキストに記載された人体の構造と機能及び疾病に関する知識を習得できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
人体の構造と機能、疾病の成因・病態 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
医学的な内容でかつ範囲が広大であり、その上専門用語が多く極めて難しいです。次回の範囲をあらかじめ予習し理解できないところを中心に聞くことが必要です。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各自、指定されたテキストを用意し、告知している授業内容の部分を予習してから講義にのぞんで下さい。そうでないと理解できるとは考えられません。また理解を深めるために必ず復習をして下さい。予習と復習は併せて4から5時間程度はかかると考えられます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業は対面授業形式で行います。感染予防の観点から、学生同士の教科書の共同使用や物品の貸し借り等は禁止するとともに、出席参加の確認は出欠登録専用URLからオンラインで行い、出席カードの配布・回収は行いません。オンラインツールの操作に関しての支援を担当教員、実習助手等が行うことは不可能なため、各自でヘルプ等を参照してください。 対面授業中に担当教員が教示する内容をまとめた講義資料を用意しています。講義資料はOneDrive上に保存し、各授業日の1週間前を目安にdotCampus上にリンク先を提示しますので、ダウンロードし、教科書と合わせて学習して下さい。初回、第2回の講義資料についてはそれぞれのOneDriveへのリンクを下の「遠隔授業情報」の欄にも記載してあります。試験には講義資料の内容からも出題されますので、必ず読んでおいてください。また、各回の講義内容に関する理解を確認するための確認問題も用意しています。同じようにdotCampus上にリンクを提示しますのであわせて利用してください。 成績評価はすべて定期試験の成績で行い、2/3以上の出席をもって評価対象とします。出席回数に関する問い合わせには一切答えられませんので必ず自身で記録しておいてください。「公認欠席届」および「新型コロナウイルス対応版授業欠席届」を提出した場合は、当該授業日を欠席とせず、授業回数の分母から公認欠席日数を減算して計算しますので、提出できる場合は必ず提出してください。その他の欠席届に関しては一切特別な扱いをしませんので注意して下さい。 出欠登録専用URLでの出席の登録方法は以下のとおりです。 ①スマートフォン等で出欠登録専用URLにアクセスし、ログインID,パスワードを入力します。 ②授業を選択します。 ③教員が授業開始時に提示したキーワード(数字)と一致するものを、表示されたキーワードの中から選択します。選択可能時間は授業開始から授業終了までです。授業終了後は登録できません。授業開始時に少し登録の時間を設けますので、できるだけその時間に登録してください。 ④正しいキーワードが選択された場合、申告結果OKの画面が表示されます。誤ったキーワードが選択された場合、申告結果NGの画面が表示されます。不正防止のため、キーワードの選択をやりなおすことはできません。 ⑤誤った選択肢を登録した場合やスマートフォンを忘れた場合など登録できなかった時は授業終了後直ちに教室内で教員に申し出てください。その際には、学生証や免許証等の顔写真付きの本人確認書類を提示し、学籍番号と氏名を書いたメモを教員に手渡してください。不正防止のため、顔写真付きの本人確認書類がないと一切受け付けませんので必ず提示してください。また教員が教室から出た後は、一切受け付けませんので必ず教室内で申し出てください。 質問がある場合は、授業終了後に行えるほか、dotCampusの質問箱でも行えます。ただし、質問は講義内容に関するものに限ります。上述のようにオンラインツールに関してや出席回数に関する質問など、講義内容に関する質問以外には一切答えられません。 |
テキスト /Required Texts |
野島一彦・繁桝算男監修 斎藤清二 著 公認心理師の基礎と実践㉑――人体の構造と機能及び疾病 遠見書房 2019 テキストは各自で必要時までに準備してください。著作権法によりコピーの使用は認められません。テキストが売り切れているなどいかなる理由があっても他の学生のテキストを見ることは認められませんので、早めに手に入れておいてください。 |
参考図書 /Reference Books |
1.内田さえ、ら。人体の構造と機能。第4版。医歯薬出版2015. 2.竹中優。人体の構造と機能および疾病の成り立ち疾病の成因・病態・診断・治療第2版。2011 授業中には使用しません。公認心理師の国家試験を受ける際などより深く広く学習する場合には役に立ちます。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | オリエンテーション。この講義の目的、進め方、評価方法等について解説する。 | |
2 | 第2回 | 医学総論 | インフォームドコンセントやEBMなど公認心理師に必要な医学の総論的知識を学習する。テキストP1~22,41~56 | |
3 | 第3回 | 解剖生理1 | 表在解剖、細胞、組織、運動器について学習する。テキストP59~65 | |
4 | 第4回 | 解剖生理2 | 循環器系、消化器系について学習する。テキストP65~71 | |
5 | 第5回 | 解剖生理3 | 呼吸器系、血液系について学習する。テキストP71~76 ~ | |
6 | 第6回 | 解剖生理4 | リンパ系、泌尿器系について学習する。テキストP76~80 | |
7 | 第7回 | 解剖生理5 | 内分泌系、生殖器系、感覚器系について学習する。テキストP86~93 | |
8 | 第8回 | 症候 | 主要な症候について学習する。テキストP94~107 | |
9 | 第9回 | 疾病と病理1 | 炎症、腫瘍、循環器疾患、血液疾患について学習する。テキストP108~114 | |
10 | 第10回 | 疾病と病理2 | 呼吸器疾患、消化器疾患について学習する。テキストP114~122 | |
11 | 第11回 | 疾病と病理3 | 内分泌疾患、泌尿生殖器疾患について学習する。テキストP122~127 | |
12 | 第12回 | 疾病と病理4 | 運動器疾患、感覚器疾患、心身症について学習する。テキストP129~133 | |
13 | 第13回 | がん | がんの総論的知識について学習する。テキストP137~144 | |
14 | 第14回 | 遺伝性疾患 | 遺伝性疾患について学習する。テキストP145~159 | |
15 | 第15回 | 糖尿病 | 糖尿病について学習する。テキストP191~199 |