科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
公認心理師の職責/心理専門職入門(公認心理師の職責)/Professionalism of Licensed Psychologists |
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授業コード /Class Code |
BC00332001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石﨑 淳一/ISHIZAKI JUNICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門科目群〉/*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石﨑 淳一/ISHIZAKI JUNICHI | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は,心理学部の専門科目群の中の基礎講義科目であり,心理学部のDP1とDP2の獲得を目指す科目です。公認心理師法が2015年に議員立法により成立し,2017年9月15日に施行されました。この法律によると,公認心理師とは,保健医療,福祉,教育その他の分野において,心理学に関する専門的知識および技術を用いて,心理に関する支援を要する者に対して,様々な業務を行う者であるとされています。この授業の目的は,心理専門職としての国家資格である公認心理師を目指す学生にとって,公認心理師に関する基本的知識と技能を得ることです。すなわちこの授業では,公認心理師とはどのような職業であり,公認心理師として働くためにはどのような責任が伴うのかについて学びます。尚,この科目は公認心理師であり医療や教育等の分野で30年にわたり心理臨床の実務経験のある担当者が,実践的観点から公認心理師の職責についての解説を行います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
公認心理師とはどのような職業であるかを知ることができます。 公認心理師になるために必要な基本的知識を得ることができます。 公認心理師として働くために,今後の学部・大学院で学修しなければいけない課題を知ることができます。 |
授業のキーワード /Keywords |
公認心理師の役割,法的義務および倫理,心理に関する支援を要する者等の安全の確保,具体的業務,自己課題発見・解決能力,生涯学習,多職種および地域連携 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
この授業は公認心理師資格に対応する科目です。将来,心理専門職である公認心理師を目指す学生は必ず履修してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業時間外においては,各授業後にテキストと配付資料の内容について1〜2時間程度復習をしてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
第2回目から第14回目の授業の中で小テスト課題の提出が求められます。小テスト課題については回答期限を過ぎた授業回において正答の確認と解説をしますので,自分自身の理解の程度が確認できます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
全体のうち2/3以上の出席者(課題提出者)のみが単位の認定・評価の対象になります。小テスト課題(50%),定期試験(50%)で評価されます。 |
テキスト /Required Texts |
野島一彦(編)公認心理師の職責 (公認心理師の基礎と実践) 遠見書房 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的,進め方,評価基準などについて説明します。 | |
2 | 第2回 | 公認心理師の役割 | 公認心理師法,公認心理師の定義,多職種連携,地域連携など公認心理師の役割について学びます。 | |
3 | 第3回 | 公認心理師の法的義務 | 公認心理師法の成立の経緯と趣旨,名称独占資格と業務独占資格,信用失墜行為の禁止,秘密保持義務,関係者との連携,主治医の指示,資質向上の責務など,公認心理師の法的義務について学びます。 | |
4 | 第4回 | 公認心理師の倫理 | 守秘義務,連携義務,通報義務,倫理的ジレンマ,多重関係について学びます。 | |
5 | 第5回 | 心理に関する支援を要する者等の安全の確保 | 安全の確保,支援を要する者中心の立場,人権と尊厳への敬意,自己決定権について学びます。 | |
6 | 第6回 | 情報の適切な取扱い | 秘密保持,専門家間の情報共有,守秘義務の例外状況,インフォームドコンセントについて学びます。 | |
7 | 第7回 | 保健医療分野の業務 | チーム医療,心理検査,心理療法など保健医療分野における公認心理師の具体的な業務について学びます。 | |
8 | 第8回 | 福祉分野の業務 | 虐待への対応など福祉分野における公認心理師の具体的な業務について学びます。 | |
9 | 第9回 | 教育分野の業務 | スクールカウンセリングなど教育分野における公認心理師の具体的な業務について学びます。 | |
10 | 第10回 | 司法分野の業務 | 司法分野における公認心理師の具体的な業務について学びます。 | |
11 | 第11回 | 産業分野の業務 | 産業分野における公認心理師の具体的な業務について学びます。 | |
12 | 第12回 | 自己課題発見・解決能力 | 自己課題発見能力と課題解決能力について学びます。 | |
13 | 第13回 | 生涯学習と自己研鑽 | 心理職の成長モデル,スーパービジョン,国家試験,大学および大学院における養成カリキュラムと学び,生涯学習,自己研鑽について学びます。 | |
14 | 第14回 | 多職種連携,地域連携,チームとしての活動 | 多職種連携,家族や地域連携,自己責任と自分の限界,支援に関わる専門職と組織について学びます。 | |
15 | 第15回 | 授業の総括とふりかえり | 今までの授業内容について総括し,公認心理師の職責についての理解を深めます。 |