科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
Human studies Ⅰ(思考と感情の処世術)/Human studies Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
BB01621001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
Krieg, Alexander William/Krieg, Alexander William |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コース科目群〉/*** MAJORS *** 〈Course-Specific Classes〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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Krieg, Alexander William/Krieg, Alexander William | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
講義、演習、実技 |
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授業の目的 /Class Purpose |
自分の思考や感情と向き合い、理解するとはどういうことか。心理学の理論をどのように応用したら、人生に生かせるだろうか。本講義では、応用臨床心理学の分野におけるこのような根本的な質問を取り上げ、我々のこころの機能と行動、それらと環境との関わり、そして情動の性質などについて学ぶ。経験主体がベースの分野であるため、アクティビティやマインドフルネスのエクササイズを数多く取り入れ、日常生活の中で経験する様々な情動・思考パターンとの向き合い方を体得する。心理的柔軟性および自身にとって大切な価値へのコミットメントを促しつつ、家庭や学校や社会において発揮できるスキルを培う。 この授業ではディプロマポリシーの中でも (1) 実践的で高度な外国語の適用できる (2) 言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる (3) 教養現場で効果な英語に関する体系的で専門的知識と指導法を習得することができる ことを目的としている。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 自身の思考や感情、行動を意識して観察することができる 2. 思考や言動の機能に気づき、有用性を見極めることができる 3. 認知的なバイアスと言語との関連について具体的な例を挙げることができる 4. 自らの行動の原因と結果について理解し、言語化できる 5. 文化ナラティブの恣意性とその発達について理解している 6. 数理的論法とマインドフルネスの方策を用いて自身の認知バイアスを認識し、適切に対処することができる |
授業のキーワード /Keywords |
心理学、言語と認知の関係、心との付き合い方、マインドフルネス・スキル |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業中課題, 講義, マインドフルネスのアクティビティ, リーディング, リフレクション・エッセイ, ワークシート、ディスカッション |
履修するにあたって /Instruction to Students |
本コースへの参加方法は、GCsquare上に記載します |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業前のリーディング、授業後のリフレクションやエッセイ作成に最低1時間を必要とする。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
テキストからのワークシート、リフレクション・エッセイ。フィードバックは授業内で実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
質問書(2点x15回=30%)、ワークシート(2.5点x24回=60%) |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
教室内で指示する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 講義:コース概要・課題の説明 授業中課題:ACTのマトリックス |
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2 | 第2回 | 言語の進化 | 講義:言語が必要になった理由は? 授業中課題:ニード・アクティビティ |
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3 | 第3回 | 関係フレーム理論 | 講義: 関係フレーム理論(初回) 授業中課題:社会的ソートタスク;ランダム3語アクティビティ;視点変化の質問 |
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4 | 第4回 | 文脈としての自己理解 | 講義:「私」ってどんな人? 授業中課題:20の声明テスト;チーズボードのたとえ |
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5 | 第5回 | 言語の強みと弱み | 講義:言語は思考にどのように影響するか 授業中課題:ランダム3語アクティビティ;思考逃避アクティビティ |
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6 | 第6回 | 人がよく使う回避のし方 | 講義:回避のストラテジー 授業中課題:痛みとの付き合い方のアクティビティ;綱引き |
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7 | 第7回 | マインドフルネスの初回 | 講義:マインドフルネスのやり方 授業中課題 マインドフルネスのアクティビティ |
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8 | 第8回 | 認知的な脱フュージョンPt. 1 | 講義:品種とネガテイブの反芻の関係 授業中課題: 反芻の品種ワークシート |
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9 | 第9回 | 認知的な脱フュージョンPt. 2 | 講義:認知的な脱フュージョンの方法 授業中課題:アイスキューブ・アクティビティ |
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10 | 第10回 | 受容と意志 | 講義:受け入れるために必要なこと 授業中課題:Finger trapのアクティビティ |
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11 | 第11回 | 価値観 | 講義:価値観とは? 授業中課題:価値観カードソート |
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12 | 第12回 | 目標に向かっての行動 | 講義:SMARTゴールの作成のために 授業中課題:意志とアクションのワークシート |
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13 | 第13回 | ACTのまとめ | 講義:ACTに関する質問 授業中課題: バスのたとえ話、DAVAカード |
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14 | 第14回 | ナラティブに名をつける | 講義:自己のストーリーを作成する 授業中課題:ワークブックの作成 |
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15 | 第15回 | リフレクション | 講義:コースのまとめと感想 授業中課題: コースの感想;MPFIデータのディスカッション |