科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
日本の経済とビジネス/Japanese Economics and Business |
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授業コード /Class Code |
BB01421001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(後期)/WED4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
三好 宏治/MIYOSHI KOJI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コース科目群〉/*** MAJORS *** 〈Course-Specific Classes〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三好 宏治/MIYOSHI KOJI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、GC学部がDPに掲げる「言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」ようになることを目的としている。 さて、金融取引や株式会社という制度なしに現代経済は成り立たない。ところが、経済学部や経営学部以外の学生は、それらが何物かを理解していないことが多い。そこで、本講義は、我々にとって身近なお金の流れから出発し、働く場所である会社について説明し、そして、徐々に日本経済の歩みと現状について説明していく。 学生が「日本経済全体」を具体的な制度やデータに基づいてイメージできるようになることが本講義の最終目的である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①日本経済の全体像について説明できるようになる。 ②日本語で書かれた経済ニュースを理解できるようになる。 ③日本の労働、企業、金融に関する制度的特徴について説明できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
金融市場、株式会社、非正規雇用、資金調達と運用、資金需要、国債、財政赤字 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生の興味関心や、時事問題と結びつけるために、講義順番を入れ替える場合がある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎日30分はニュース番組を見ること。また、毎日、新聞の経済面を読むこと。 講義の予習/復習として、プリント、ノート、参考文献の該当箇所を見直すこと。【合計約45時間】 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト100% ただし、出席回数が3分の2に満たない場合は小テストの結果に関係なく不可とする。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
小島隆夫/村田啓子『最新│日本経済入門(第6版)』(日本経済評論社、2020年)。 西野 智彦 『平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで』(中央公論社、2019年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 経済の全体像① | フロー循環図と生産要素市場、家計と企業の結びつきについて説明する。 | |
2 | 第2回 | 経済の全体像② | 家計の活動について説明する。 | |
3 | 第3回 | 経済の全体像③ | 商業やB to B、企業間分業について説明する。 | |
4 | 第4回 | 経済の全体像④ | 会社の制度的側面、とくに、合同会社と株式会社について説明する。 | |
5 | 第5回 | 経済の全体像⑤ | 親会社と子会社、中小企業について説明する。 | |
6 | 第6回 | 経済の全体像⑥ | GDPおよび、物価と物価指数の推移について説明していく。 | |
7 | 第7回 | 経済の全体像⑦ | 政府の経済活動について説明する。 | |
8 | 第8回 | 経済の全体像⑧ | ISバランス式を用い、民間部門・政府部門・外国部門を一体的に説明する。 | |
9 | 第9回 | 金融市場① | 貨幣についての経済学独特の考え方を説明する。 | |
10 | 第10回 | 金融市場② | 金融取引や金融機関について説明する。 | |
11 | 第11回 | 金融市場③ | 金融機関と日本版ビッグバンという政策方針による金融機関の再編について説明する。 | |
12 | 第12回 | 金融市場④ | 中央銀行と非伝統的金融政策(異次元の金融緩和とマイナス金利政策)について説明する。 | |
13 | 第13回 | 労働市場① | 社会保障制度改革について説明する。 | |
14 | 第14回 | 労働市場② | 人口減少社会が経済に与える影響について説明する。 | |
15 | 第15回 | 労働市場③ | 日本型雇用と非正規労働について説明する。 |