科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
中国語コース入門/Introduction to Chinese Language Course |
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授業コード /Class Code |
BB01001001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大濱 慶子/OOHAMA KEIKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コース科目群〉/*** MAJORS *** 〈Course-Specific Classes〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大濱 慶子/OOHAMA KEIKO | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
胡 士雲/KO SHIUN | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
眞島 淳/MASHIMA JUN | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
講義(オムニバス) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、GC学部のDPに示す、言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができることを目指す。 この科目は中国語コース講義(選択)科目に位置付けられる。授業は中国語を学ぶ1年生を対象とし、中国語コースで学ぶ目的や意義を理解し、これからさまざまな専門教育を履修していくうえでその前提となる、中国語の基礎にある幅広い知識や教養を身につけるための導入科目である。 授業では言語、地理、歴史、民族、人口、政治、経済、社会制度、文化、教育、芸術、生活と風習、家族、ジェンダー、宗教など幅広いトピックを取りあげ、 多様な角度から受講生の知的好奇心を刺激する。この授業を通して中国語を学ぶおもしろさを感じ取ってもらうとともに、実際の中国とはどのような社会なのか、中国語圏への広がりも含め自ら考える力を養い、中国語専門科目の学習が充実した、実り多いものとなることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)中国語コースで学ぶ目的を理解し、その意義について説明することができる。(知識) 2)中国生活文化についての知識を獲得し、言語、歴史、政治経済、教育文化、民族、生活など多角的な視座から考察することができる。(知識) 3)中国語圏に関する基礎的な知識を幅広く習得することができる。(知識) 4)様々な情報の中から実際の中国社会や中国語圏との関わりについて自ら考える力を養う。(態度・習慣、技能) |
授業のキーワード /Keywords |
中国語コース導入科目 基礎知識 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
1)この授業は中国語コースの教員によるオムニバス形式で実施する。 2)授業で取り上げた分野に関する基本文献を読んでレポートを提出すること。 3)スライドや映像資料を活用し、中国文化を体感したり、皆さんと同世代の中国語圏の若者に対する理解を深める機会を多く設けたいと考えている。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
1)この授業を通じて、今後4年間、中国語コースにおいて学ぶ意義や動機、目標、将来の進路などを考えながら各回の主題に関する文献を探して知識を得たり、主体的な学習に取り組むこと。 2)他コースの学生の受講も歓迎する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
目安として一時間程度予習・復習をすること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1)各担当教員がそれぞれ指示する。 2)課題の提出はメールやdotCampusやOffice365のOneDriveを通じて行なう。 3)授業中に提出した課題については、授業時に各教員が講述する。 4)最終レポートについては、締切後にテーマに基づいて各教員が総評を行う機会を設ける。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業の取り組み状況(課題提出を含む)(胡33点 大濱34点 眞島33点) |
テキスト /Required Texts |
各担当教員が適宜指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス(胡士雲) | 中国語コースでの学習内容を説明した上、中国語はどのような言語であることを説明する。 | |
2 | 第2回 | 現代中国を知る(胡士雲) | 中国は日本と一衣帯水の隣国である。中日間には共通点があるが、相違点はもっと多い。スケッチの形で、中国の全体像を描き、受講者に中日間の各事情を考えさせる。 | |
3 | 第3回 | 中国の政治制度と社会制度(胡士雲) | 中国と日本の政治制度と社会制度は異なる。中国の政治制度と政権構造、社会制度を紹介する。 | |
4 | 第4回 | 現代中国の主な出来事(胡士雲) | 1912年、中華民国の成立により、中国は大きく変わった。中華民国特に中華人民共和国成立以来の主要な出来事を紹介する。 | |
5 | 第5回 | 中国の年中行事(胡士雲) | 年中行事はある民族或いはある国のさまざまな文化を反映しています。講義では、中国における新暦と旧暦の年中行事を紹介し、その上、中国人の生活様子も紹介します。 | |
6 | 第6回 | 改革開放後の中国社会ーフィールドワークからー (大濱慶子) |
改革開放後、特に1990年代の社会主義市場経済政策の実施とグローバル化の中の中国社会の変化を、担当教員の長期フィールドワークおよび現地生活者の視点から概説する。 | |
7 | 第7回 | 中国の歴史と世界遺産 (大濱慶子) |
世界遺産「万里の長城」の長さはどのくらいあるのか。その建築史から中国の悠久の歴史をひもとき、王朝の興亡、農耕・遊牧民族の交差と対立、融合、その国づくりについて探究する。 | |
8 | 第8回 | 中国の少数民族とジェンダー(大濱慶子) | 中国は多民族国家であり、56の民族と多彩な文化が存在する。この授業では雲南省シャングリラ県に住むチベットの少女を取り上げ、社会的・文化的性差をあらわすジェンダーという視座から少数民族女性の過去、現在を解き明かし、中国社会の変化や発展について掘り下げて考える。 | |
9 | 第9回 | 中国の若者とサブカルチャー(大濱慶子) | 世界を席巻している日本のアニメやマンガは中国でも大ブームとなっている。越境する日本の若者文化と日本に逆輸入される中国のサブカルチャーの最前線を紹介し、新しい形の日中文化交流について皆で考える。 | |
10 | 第10回 | 中国の中の日本人コミュニティー(大濱慶子) | <講演会>中国の日本人コミュニティーや現地で活躍する日本人をゲストスピーカーに招き、異なる角度から中国の社会を多面的に理解する。 | |
11 | 第11回 | 中国語圏の多様性①(眞島) | 台湾について、その社会、言語、生活、日本との結びつきなどの点から紹介します。 | |
12 | 第12回 | 中国語圏の多様性②(眞島) | 香港・マカオについて、その社会、言語、生活などの点から紹介します。 | |
13 | 第13回 | 中国語圏の多様性③(眞島) | シンガポール(マレーシア)について、その社会、言語、生活などの点から紹介します。 | |
14 | 第14回 | C-POP(眞島) | 90年代から現在に至るまでの中国語圏の流行音楽(C-POP)について、代表曲の紹介を交えながら概観します。 | |
15 | 第15回 | 台湾ドラマ(眞島) | 台湾のドラマのトレンドの変遷を説明したうえで、社会問題を題材としたドラマを紹介します。 |