科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
英語学Ⅱ/English Linguistics Ⅱ |
---|---|
授業コード /Class Code |
BB00701001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(後期)/MON4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
仁科 恭徳/NISHINA YASUNORI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コース科目群〉/*** MAJORS *** 〈Course-Specific Classes〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
仁科 恭徳/NISHINA YASUNORI | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) 特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒授業を実施します。ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 仁科恭徳 <ynishina@gc.kobegakuin.ac.jp> |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、ディプロマポリシーの中でも、特に「3. 言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」と「4. (英語コース)教育現場で有効な、英語に関する体系的で専門的な知識と指導法を習得することができる」の双方に主眼をおいている。特に、英語学Ⅰで学んだ内容を基礎として、「ことば」の機能や「ことば」と隣接分野の関わりについて学ぶ。日本語と比較しつつ英語を主たる対象言語として、「ことば」の研究の射程がどれほど広がっているか、応用的理解を図る。「語用論」「談話分析」「ことばと機械」「ことばと脳」「母語の獲得」「第2言語の習得/学習」「ことばと社会・文化」の各分野について、基本的な内容理解を基礎にしつつ、それらが身近な現象にあてはまるかどうか考察を行う。また、その過程に必要な批判的観察眼を身に付ける。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・語用論と談話分析とは何かをそれぞれ説明することができる。 ・言語を司る脳の部位を説明することができる。 ・第一・第二言語習得の違いを詳細に説明することができる。 ・ボディランゲージの種類と方法を説明することができる。 ・社会言語学のヴァリエーションを詳細に説明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義、プレゼンテーション、グループワーク |
履修するにあたって /Instruction to Students |
教職指定科目であることから、厳しい授業となる。真面目に取り組む学生のみ履修して頂きたい。また、英語学Iを履修済みであることが望ましい(他の英語教職関連科目なども履修しているとなお良)。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回、テキストで扱われる内容の予習とプレゼンテーション準備で最低1時間、講義内容の復習においても最低1時間以上が必要である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
学習内容を確認する試験やレポートを課す予定である。また、そのフィードバックに関しては、授業内や研究室等で随時実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
(授業態度や言動が良好という前提において) 授業への貢献(単なる参加ではない)とプレゼンテーション 40% 復習テスト 60% *ただし、将来教壇に立つ教員養成のための授業でもあるので、授業態度などその資質に合わない言動をとる者は単位取得不可とする。 |
テキスト /Required Texts |
George Yule. The study of language (the 7th Edition) [Cambridge University Press] その他(適時、英語の文献を指示する) |
参考図書 /Reference Books |
『英語学概論 増強版』(くろしお出版) 『英語習得の「常識」「非常識」第二言語習得からの検証』(大修館書店) 『英語教師のための第二言語習得論入門』(大修館書店) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | イントロダクション | ガイダンス、英語学II概要 | |
2 | 第2回 | 語用論 | Pragmatics (語用論)について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 談話分析 | Discourse analysis (談話分析)について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 言語と脳 | Language and the brain (言語と脳)について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 第一言語習得 | First language acquisition (第一言語習得)について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 第二言語習得/学習1 | Second language acquisition/learning1: Focus on learning (第二言語習得/学習1:学習に焦点を置いて)について学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 第二言語習得/学習2 | Second language acquisition/learning2: Focus on method (第二言語習得/学習2:方法に焦点を置いて)について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 第二言語習得/学習3 | Second language acquisition/learning3: Focus on the learner (第二言語習得/学習3:学習者に焦点をおいて)について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | ジェスチャーと手話 | Gesture and sign language (ジェスチャーと手話)について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | ライティング | Writing (ライティング)について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 言語の歴史と変化 | Language history and change (言語の歴史と変化)について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 言語と地域的変化 | Language and regional variation (言語と地域的変化)について学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 言語と社会的変化 | Language and social variation (言語と社会的変化)について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 言語と文化 | Language and culture (言語と文化)について学ぶ。 | |
15 | 第15回 | コンクルージョン | まとめ、復習、テスト |