科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代社会基礎実習Ⅱ/Research Practice Experience Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
BA01941001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金4(後期)/FRI4(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
演習および実習形式でおこないます。「ゼミナールⅡ」とつづけて受講していただきますので、ご注意ください。授業時間とともに、1〜2回、土曜日にフィールドワークを行う予定です。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
あなたの物語を聞かせてください。あなたは、これまで、どんな風に生きてきましたか? いま、どんな風に生きていますか? これからどのように生きていきますか? この科目を担当するのは、テレビ局・IT企業での実務経験のある教員であり、その経験と人脈をもとにメディアの現場に行き、「ノンフィクション」とは何か?を考えます。ディプロマ・ポリシーの1.と3.にかかわり、とりわけ、前者(1.)の「現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成に係る諸事象を多面的、総合的に理解」、後者(3.)の「価値観、意見、立場の異なるさまざまな人びとと議論し、学びを深め、協働して社会に貢献する」ことを目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
「ノンフィクション」という枠ぐみについて、文章だけではなく、映像や実践といった、ほかの角度からも多面的に考えられるようになる。その考察を、3回生以降の卒業論文の執筆にむけて、社会学の知見とつなげられるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
物語、ライフヒストリー、ノンフィクション、真実、嘘、ポスト・トゥルース |
授業の進め方 /Method of Instruction |
演習(参加者の発表と議論)、および実習(フィールドワークと調査)をあわせてすすめます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
おなじ教員(鈴木洋仁)の担当する「ゼミナールⅡ」とともに、気楽に履修していただければ幸いです。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回授業の事前・事後に2時間程度を要します。事前学修として、みなさんご自身の関心のあること(趣味、アルバイト、友人関係、家族関係)についてを、世の中の動きと関連づけてほしい。具体的には、関心事についてのニュースや動きについて整理していただきたいです。事後学修としては、毎回の授業で扱ったテーマについて、インターネットや本などで、関連することがらを調べてもらいたいです。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
最終的に、何かのかたちで「ノンフィクション」作品を仕上げてもらいます。みなさんの作品は、最終回に全員で共有し、教員からは、それにくわえて個別にフィードバックいたします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
文章でも、映像でも、そのほか何かのかたちで「ノンフィクション」作品を提出していただきます。作品提出40%、授業への参加度30%、授業での発言・フィードバック30%、の割合で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
ありません。 |
参考図書 /Reference Books |
授業を進めるなかで紹介していきますが、必ず買っていただく、という必要はありません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | はじめに(導入) | この授業では何をするのでしょうか? 進め方を説明するとともに話し合います。 | |
2 | 第2回 | 「ノンフィクション」の歴史 | ノン=〜ではない、フィクション=つくりもの、でありますが、日本語に、どんなふうに定着してきたのかを、作品を紹介しながら振り返ります。 | |
3 | 第3回 | テーマを探す(1) | みなさんは、何について関心がありますか? 友人、家族、事件、事故、地域、歴史、メディアなど、できるだけ自由にテーマを出し合います。 | |
4 | 第4回 | テーマを探す(2) | フィールドワーク(授業時間内)によってテーマを探します。細かい点は、授業が始まってからお伝えいたします。 | |
5 | 第5回 | テーマを決める(1) | とはいえ、テーマを決めるのは難しい。何を選べばいいのか。ノンフィクションのテーマ、という観点から、これまでの作品を見直します。 | |
6 | 第6回 | テーマを決める(2) | ただ、いつまでも決めないわけにはいかない。この時点で考えているテーマを出し合って、お互いに説明しあいます。 | |
7 | 第7回 | 方法を探す(1) | 「ノンフィクション」には、どんな方法があるのでしょうか? インタビューをはじめとする、いくつかの道を探ります。 | |
8 | 第8回 | 方法を探す(2) | 参加者同士で、お互いをインタビューしあいます。何を聞きたいのか、何を聞かれたくないのか、実践を通して、その難しさを考えます。 | |
9 | 第9回 | 中間報告 | これまでの進み具合を共有します。テーマの決め方、変更点、方法をめぐる課題を探ります。 | |
10 | 第10回 | 現場に行く | フィールドワーク(授業時間外)によって、「ノンフィクション」を仕上げるプロセスを体感します。 | |
11 | 第11回 | ゲストに聞く | ゲストを学外からお招きし、インタビューすることによって、「ノンフィクション」作品の意味を考えます(ゲストとの日程調整によって前後する可能性があります)。 | |
12 | 第12回 | 整理する(1) | これまでに学んだことを整理しながら、作品を仕上げるための時間に当てます。 | |
13 | 第13回 | 整理する(2) | 「ノンフィクション」の作品として仕上げるために必要な要素を、みんなで確かめ合い、仕上げる前の最終確認をします。 | |
14 | 第14回 | 発表する | それぞれの「ノンフィクション」作品を発表してもらいます。 | |
15 | 第15回 | ふりかえる | 授業全体をふりかえりながら、参加者の作品について、敬意をもって忌憚なく、建設的に意見を出し合います。 |