科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代社会基礎実習Ⅰ/Research Practice Experience Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
BA01931004 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金4(前期)/FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
都村 聞人/TSUMURA MONDO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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都村 聞人/TSUMURA MONDO | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー(卒業認定に関する基本方針)に規定された「(1)現代社会の多面的、総合的な理解、(2)現代社会における諸課題の発見・把握及びその解決策の探求と実践」を目指している。 本科目は、専門基幹科目(共通実習)に位置づけられ、2年次後期の現代社会基礎実習、3年次の現代社会実習(社会調査士実習)へと続く一連の「実習」のスタート段階に該当する。 ゼミナールⅠで習得する予備的調査研究方法および社会学の研究スタイルの基礎を元に、社会調査の基礎的な技法を実習を通して学ぶ。受講者にとって比較的身近な題材や調査対象を選定したうえで、調査計画の立案から実施までをおこなう。 前半は、子ども・教育・公共性をめぐる諸問題をとりあげ、グループディスカッション、ゲーム・映像資料などにより学習する。後半は、子ども・教育・公共性に関してフィールドワークを行う。具体的には、「神戸×子ども」にあらたなキーワードを自分たちで1つ加えたテーマを設定し、グループごとに調査をおこなう。最後にその成果および調査から明らかになった課題を、ZINE(小さな雑誌。フリーの小冊子)にまとめる。 この科目は、学外での実習を行う、実践的教育から構成される授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①テーマに沿って、社会学的な問題意識を持つことができる。 ②簡単な社会学的な分析課題を設定できる。 ③フィールドで観察・調査することができる。 ④フィールドワークの結果をまとめることができる。 ⑤フィールドワークの結果からさらに課題を見出すことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
子ども、教育、公共性、ディスカッション、グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。フィールドワークの結果に関しては、グループワークで分析する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
ゼミナールⅠと連携して行うので、合わせて履修すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
①事前学習として、授業の対象となるテーマについて文献、各種統計、インターネット等を利用して、積極的に調べてください(目安として1時間程度)。 ②事後学習として、授業時に提示された課題を完成し、提出してください(目安として1時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
①調査報告書(=期末レポート)の提出を義務づける。 (フィードバック:レポートに対してコメントを行います。) ②その他、各種課題の提出が必須となる。詳細は授業中に適宜指示する。 (フィードバック:課題に対してコメントを行います。) |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①雑誌(ZINE)発表:60% ②レポート・課題:40% |
テキスト /Required Texts |
担当者が作成した資料を用いる。 |
参考図書 /Reference Books |
必要に応じて、参考となる文献を紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 現代社会基礎実習Ⅰの進め方を説明する。 | |
2 | 第2回 | 「子ども」という概念 | フィリップ・アリエス『<子供>の誕生』について学習し、「子ども」という概念について検討する。 | |
3 | 第3回 | 赤ちゃんポストと子育て | 赤ちゃんポストの動向と事例について学習し、社会と子育てについて検討する。 | |
4 | 第4回 | 子育てバリアフリー | 子育てバリアフリーの動向と事例について学習し、ディスカッションする。 | |
5 | 第5回 | ブラック校則 | ブラック校則の動向と事例について学習し、ディスカッションする。 | |
6 | 第6回 | 子育てと経済的問題 | 子育てと経済的問題について、ゲームを用いて学習する。 | |
7 | 第7回 | 映像で学ぶ子ども・教育・公共性 | 映像資料から子ども・教育・公共性について考察する。 | |
8 | 第8回 | フィールドワークの事前学習 | フィールドワークのための調査技術、注意点等を確認する。 | |
9 | 第9回 | フィールドワーク(1) | 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークの予備調査を実施し、調査事項を確認する。 | |
10 | 第10回 | フィールドワーク(2) | 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。 | |
11 | 第11回 | 調査結果の整理・考察 | ここまでの調査結果を整理し、考察する。 | |
12 | 第12回 | フィールドワーク(3) | 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。 | |
13 | 第13回 | 雑誌(ZINE)作成(1) | 子どもと公共性をテーマにした調査結果を雑誌(ZINE)にまとめる。 | |
14 | 第14回 | 雑誌(ZINE)作成(2) | 子どもと公共性をテーマにした調査結果を雑誌(ZINE)にまとめる。 | |
15 | 第15回 | 調査結果の発表 | 調査結果をまとめた雑誌(ZINE)の発表会を行う。 |