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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
メンタルヘルスの基礎/Basics of Mental Health
授業コード
/Class Code
BA01841001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
稲田 靖子/INADA YASUKO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
稲田 靖子/INADA YASUKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義、演習)
授業の目的
/Class Purpose
現代社会は多様で複雑な健康課題を抱えている。この社会にあって過不足なく他者とコミュニケーションを交わし、健康な人間関係を維持していくことは決して容易なことではない。
本科目は、現代社会学部のDP2(思考力・判断力・表現力等の能力)とDP3(主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度)に関連する科目である。
①正しいメンタルヘルスの知識を知る ②自身の健康に関心をもち、セルフケアできる ③対人関係能力を身につけ周囲の人々と豊かに暮らす ④危機的な災害・非常時において相応しい対応ができる ことを目的とした。受講生の興味、関心に合わせて講義を進める。
授業の担当者は、臨床心理士、公認心理師の資格を有しており、NPO法人、児童養護施設、教育相談機関、病院などで実務経験のある教員である。
到 達 目 標
/Class Objectives
・メンタルヘルスの基礎知識を習得することができる。
・物事の捉え方や考え方によりストレスが変化していく身体のメカニズムを理解することができる。
・自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば、助けを求めることができる。
・上手にストレスと付き合うストレスコーピングを習得することができる。
・ものの見方や捉え方をひろげることができる。
・災害、危機的な状況において他者を支援できる力を培うことができる。
授業のキーワード
/Keywords
・メンタルヘルス  ・自己理解  ・対人関係  ・ストレス・コーピング  ・認知行動療法
・ソーシャルスキルトレーニング  ・セルフケア
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心で授業を進めますが、少人数のグループワークも取り入れながら、受講生に自発的な発言を求めて、双方向の授業を重視します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・積み上げ授業のため、全日程の参加が望ましいです。
・主体的な参加を望みます。
・状況により日程、授業内容を変更する場合があります。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
・授業で得た知識や体験を、日常の対人関係の中で、意識化し身につけてください。(事前・事後学習、1時間程度)
・授業の内容を整理して、理解が不十分であると感じた事項は、教員に質問してください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業中に意見交換や発表、課題レポートの提出などをしてもらい、学生に対しては、コメントすることによってフィードバックする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・授業に取り組む姿勢を評価70% (授業に積極的な参加40%、発表30%)
・課題レポート30%、などを総合的に評価する
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
大阪商工会議所「メンタルヘルス・マネージメント 検定試験 公式テキスト ラインケアコース」
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション ・授業の進め方
・全体的な諸注意
・成績評価
2 2 現代社会とストレス ・ストレッサーとストレス反応
・ストレス反応の現れ方
3 3 メンタルヘルスの知識① ・ストレス反応の3側面
・ライフサイクルとストレス
・メンタルヘルス不調とその症状
4 4 メンタルヘルスの知識② ・ストレスが引き起こす心の病
・メンタルヘルス不調に対する誤解や偏見
5 5 青年期特有のストレス ・ストレスが一要因となって起こる青年期特有のメカニズム
・青年期特有のさまざまなストレス
6 6 ハラスメントとメンタルヘルス ・さまざまなハラスメント
・ハラスメント対策 
7 7 ストレスへの対処と軽減方法 ・ストレス予防の基本
・運動、食事、睡眠、リラクセーション
8 8 ストレスと不眠 ・睡眠と健康
・不眠のメカニズム
・質の良い睡眠を得るために
9 9 認知行動療法 ・認知行動療法とは
・マインドフルネス
10 10 認知行動療法とメンタルヘルス② ・「怒り」を知る
・アンガーマネージメント
・ネガティブな感情をコントロールする考え方
11 11 ストレスコーピング ・ストレスコーピング
・ストレスへの対処方法
12 12 コミュニケーションの技 ・伝えるコミュニケーション
・アサーション
・ソーシャルスキルトレーニング
13 13 COVID-19とメンタルヘルス ・COVID-19とは
・コロナ禍が与える影響
・感染と心理的影響
14 14 災害、危機の
メンタルヘルスと支援
・災害、危機のメンタルヘルス
・ボランティア活動をする人、支援者のメンタルヘルス
・「聴く」「対話する」
15 15 まとめ ・学習内容の整理と確認、振り返り

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