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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
企業社会貢献研究/Study of Corporate Social Services
授業コード
/Class Code
BA01702001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金2(後期)/FRI2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
寺岡 剛太/teraoka kota
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
川畑 恵子/KAWAHATA KEIKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
神崎 英徳/KANZAKI HIRONORI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
寺岡 剛太/teraoka kota 現代社会学部/Contemporary Social Studies
友田 景/TOMODA KEI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
「講義」と「演習」を中心に授業をいます。
講義は対面授業および遠隔授業併用にて行います。
11月から12月にかけて事例研究の一環としてフィールドワークを1回実施します。(予定)
授業の目的
/Class Purpose
現代社会学部のDPに示されている社会に貢献するマインドと能力を身につけるために、企業の社会貢献について多角的に学びます。
講義形式にとどまらず、ワークショップや具体的な事例研究を通して、将来社会人として地域や社会との関係性の考察を深める機会を作ります。企業社会貢献の歴史や現状、理念など必要な知識だけでなく、総合的、多角的な視点で情報収集・考察する習慣や態度、それらをわかりやすく発表し伝える技能を習得することを目的とします。

本講義は実務経験のある教員による実践的教育から構成される科目です。
さらに実際に社会貢献に取り組む企業人をゲストに招くなど実践的な視点を重視します。
また、講義期間中にフィールドワークを取り入れる予定です。

(講師の主な授業内容)
寺岡は、企業やNPOでの経験から、生徒ひとりひとりがこの授業で得る「学び」を深めるための「ふり返り」や「発表」を支援します。理事等で直接的に関係する団体事例もいくつか紹介します。

友田は、企業の社会的責任や社会貢献のCSR歴史的系譜から、実際に企業がどのようにCSRに取り組んでいくのか、SDGsの原型となる組織の社会的責任の国際規格であるISO26000をベースしたワークショップをどう経営戦略にいかしているのかなどを考察します。

神崎は、CSR検定事務局やメディアとしての取材の中で出会った、興味深い社会貢献やCSRの実践者を中心にフィールドワークを行い、現地にてインタビュー形式で実践事例を掘り下げていきます。

川畑は、NPOやソーシャルビジネス⽀援の実践経験をもとに、企業とNPOの協働や連携についての現状を解説します。講義の後半では、企業の社会貢献活動についてCSRレポートやインタビューなどによって各⾃の視点で調査し、レポートにまとめて提出してもらいます。講義で報告、意⾒交換することにより、考察を深めます。
到 達 目 標
/Class Objectives
①卒業後社会人となった時に、企業人として、また一市民として社会課題を的確に把握して解決に向けて貢献できる
②就職活動(卒業後の働き方)を考える時に、社会貢献という視点を持つことができる
授業のキーワード
/Keywords
企業の社会貢献、CSR、CSV、NPO、ソーシャルビジネス、企業コンプライアンス、
ESD、SDGs、ESG、ISO26000、中間支援NPO
授業の進め方
/Method of Instruction
ワークショップを適宜行い、講師と受講生、または学生同士双方向のコミュニケーションを重視します。
講義出席の確認及び評価はmanabaの各講義欄へのコメント内容にて行います。
また各講義欄manabaには講義の事前、または事後に講義資料および講義の動画を可能な限り掲載します。コロナ禍を踏まえ、コメントは講義⽇から⼀週間(次の講義の前⽇まで)の書き込みを基本とします。
それ以降の書き込みは基本的にできません。
履修するにあたって
/Instruction to Students
2年次の専門分野科目でCSR論を履修していることが望ましいです。
日常から企業社会貢献の事例やNPOなどの社会課題解決に向けた取り組み事例関する情報収集に努め授業に参加することが望ましいです。
講義中のワークショップやプレゼンでは、積極的に質問したり意見を述べることで議論が深められるように参加することが望ましいです。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
事例研究と各課題レポートの作成。3時間程度。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
提出課題は2種類

「各講義」課題レポート
 ・寺岡先生、友田先生、神崎先生、川畑先生4名より各講義に対する「提出課題」
  の指示に従いレポートを提出 

③「講義科目」課題レポート
 ・寺岡先生より本講義科目に対する「提出課題」
  の指示に従いレポートを提出 

提出物はすべて
「manaba course」 https://css-manaba2.kobegakuin.ac.jp/ct/login
にて指示します。

各種の提出物に対しては必要に応じ同じく
「manaba course」にてフィードバックを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
①授業への積極的な参加と理解30%
 ・各講義への出席および講義へのコメント提出
 ・フィールドワーク講義は1日で2回出席扱いとします。

②「各講義」課題レポート60%
 ・寺岡先生・友田先生・川畑先生・神崎先生4名の各課題レポート 各15% 計60% 

③・寺岡先生による「授業科目」全体に対する課題レポート10%
 
テキスト
/Required Texts
特になし。
参考図書
/Reference Books
『入門 企業と社会』 佐々木利廣 大室悦賀編著 2015年 中央経済社 2600円+税 
『ソーシャル・イノベーション 思いとアイデアの力』  小池 洋次 編著 2015年 関西学院大学出版社 2400円+税 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 9/22 講義ガイダンス (寺岡) 本講義のスタンスや考え方などをガイダンスします。また、現時点で企業の社会貢献について知っていることの目線合わせをします。
2 第2回 9/29 講義の学びのためのオリエンテーション(寺岡) ガイダンスで確認した現在地から今後の講義のによって到達したい4か月後の自分を設定します。
3 第3回 10/6 CSR論①(友田) 企業の社会的責任や社会貢献の歴史を学ぶ
4 第4回 10/13 CSR論②(友田) 企業の不祥事、ケーススタディから考えるコンプライアンス 
5 第5回 10/20 CSR論③(友田) 社会的責任の事例研究
6 第6回 10/27 社会貢献と協働①(川畑) 公共の担い手と協働の考え方と社会貢献、CSRの歴史
7 第7回 11/10 社会貢献と協働②(川畑) 企業が社会で果たすべき役割と連携協働について
8 第8回 11/17 フィールドワークによる事例研究①(神崎) フィールドワーク先で社会貢献、CSRの実践事例をインタビュー
神戸近郊、大阪近郊の企業を予定しています。
9 第9回 11/24 フィールドワークによる事例研究②(神崎) フィールドワーク先で社会貢献、CSRの実践事例をインタビュー
10 第10回 12/1 フィールドワークによる事例研究③(神崎) フィールドワーク先で社会貢献、CSRの実践事例をインタビュー
神戸近郊、大阪近郊の企業を予定しています。
11 第11回 12/8 課題研究①(川畑) 統計や資料からみる企業の社会貢献
12 第12回 12/15 課題研究②(川畑) SSRレポート、統合報告書、環境報告書を読む
13 第13回 12/22 課題研究③(川畑) 課題レポートの発表と意見交換
14 第14回 1/12 企業社会貢献のこれから①(寺岡) 寺岡が関わる団体の事例提供、及び意見交換
15 第15回 1/19 企業社会貢献のこれから②(寺岡) 最後の講義としてこれまでの講義全体をふり返りながら、これからの企業社会貢献について意見交換、これまでの総括をします。

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