科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
アジア地域学研究/Asian Regional Studies |
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授業コード /Class Code |
BA01691001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(後期)/TUE3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水本 有香/MIZUMOTO YUKA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門展開科目〉/*** MAJORS *** 〈Advanced Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水本 有香/MIZUMOTO YUKA | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、現代社会学部のDP1(知識を習得する)に関連する科目であり、グローバルな視野と豊かな教養による社会への貢献を行うことができることを目指す。日本とアジア諸国は、歴史的、地理的、文化的に密接な関係を持っている。今日、アジア諸国は、貧困から抜け出し、発展しつづける国と未だ貧困から抜け出せずにいる途上国が混交している。途上国には解決しなければならない問題がたくさんあるが、発展しつづける国にも環境問題や高齢化社会などの人間の安全保障を脅かす新たな問題が発生しつつある。この状況下、諸外国の抱える問題についてわたしたちが何らかの社会貢献を日本の国内外で行なおうとするとき、その国の、その地域の人々の現状、ニーズなどを知ることが大切であると同時に、その国がこれまでどのような制度や法制度をとってきたのか、特に社会的弱者に対する法制度がどのようになっているかを知り、どのようにすべきなのかを考えることが、問題に対して課題を見つけ、解決へのアプローチを探る一つの手段になると考える。本講義は法学部以外の学生にも分かりやすいようアジア諸国と日本の諸制度とを比較しながら、受講生の興味関心に合わせて進める。 また、この科目の担当者は、阪神・淡路大震災のほか、国内外の自然災害関連資料を調査する施設に勤務した実務経験のある教員です。且つ実践的教育から構成される授業科目です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・日本とアジア諸国の法制度について比較、理解することが出来る。 ・アジア諸国の法制度について理解することが出来る。 ・アジア諸国の法制度について自ら調べ、グループで協力して発表することが出来る。 |
授業のキーワード /Keywords |
アジア、法制度、ASEAN |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めますが、少人数のグループワークも取り入れながら、受講生に自発的な発言を求めて、双方向の授業を重視します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に、講義の対象となる内容について図書や雑誌、メディアなどを通じて情報収集して授業に臨んでください。 授業後は、授業の内容を整理して、理解が不十分であると感じた事項は、出席カードに記載するか、あるいは教員に質問するなどしてください。なお、予習には1時間の学修を要する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、授業中に意見交換や発表、グループで作成した成果物及びレポートの提出などをしてもらい、学生に対しては、コメントすることによってフィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業(グループワークを含む)への貢献度(45%)、レポート等(30%)、受講者の発表(25%)により総合的に評価する。 毎回の授業時に、出席カードを提出してもらいます。 カードに記載されたことに対して、次の授業時に、総評などを行います。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
土屋英雄編著『中国の人権と法-歴史、現在そして展望』明石書店、木間正道、鈴木賢、高見澤磨、宇田川幸則著『現代中国法入門』(第7版)有斐閣、西村幸次郎著『グローバル化のなかの現代中国法』(第2版)成文堂、鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』名古屋大学出版会、盛田則夫著『世界のとんでも法律集』中央公論新社、のり・たまみ著『2階でブタは飼うな!〈日本と世界のおかしな法律〉』講談社 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業の全体、自己紹介、授業の進め方、評価の仕方など。 | |
2 | 第2回 | アジア法とは何か? | そもそも「アジア法」とは何かについて考える。 | |
3 | 第3回 | 権力分立 | 立法、行政、司法の三権について知る。 | |
4 | 第4回 | 憲法 | 憲法の成り立ち、内容について知る。 | |
5 | 第5回 | 人権 | 国際人権法と国内法との関係について考える。 | |
6 | 第6回 | 司法制度 | 裁判の現状と制度について知る。 | |
7 | 第7回 | 教育 | 義務教育や職業訓練などの制度について知る。 | |
8 | 第8回 | 環境 | 環境破壊や砂漠化などを抑止するための制度について知る。 | |
9 | 第9回 | 家族 | 婚姻、相続、養子について知る。 | |
10 | 第10回 | ワークショップ | 100円ショップを通じて流通を知る。 | |
11 | 第11回 | 社会保障 | 公的年金、医療保険、失業保険制度について知る。 | |
12 | 第12回 | 自然災害 | 自然災害に対する法制度について知る。 | |
13 | 第13回 | 文化・芸術 | 世界遺産、文化、芸術に関する法制度について知る。 | |
14 | 第14回 | 発表 | 現状と法制度を知りえた上での問題や課題について調べたことをグループで発表する。 | |
15 | 第15回 | 学習内容の整理および確認 | 講義のふりかえりを行う。 |