科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ソーシャルキャピタル研究/The Study of Social Capital |
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授業コード /Class Code |
BA01671001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
江田 英里香/EDA ERIKA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門展開科目〉/*** MAJORS *** 〈Advanced Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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江田 英里香/EDA ERIKA | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
渡會 英明/WATARAI HIDEAKI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
ソーシャルキャピタル研究では、授業の形態を3つに分けています。 【第1回~第6回】 ソーシャルキャピタルについての理解を深めるために講義形式の授業をします。ワークシートを使った作業やディスカッションも行います。 【第7回~第11回】 ソーシャルキャピタルの取り組み事例を調べたものをまとめ、プレゼンを行います。 【第12回~第14回】 ソーシャルキャピタルを活かす/醸成するプロジェクト立案を行い、プレゼンをします。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
ソーシャルキャピタル(社会関係資本)とは、社会における人と人とのつながりを差し、目には見えない信頼、規範、ネットワークを地域資源として捉える概念です。孤立化、虐待、無縁社会など、人間関係の希薄化を一要因とする事象が増えつつある今、注目を集めています。 本講義では、ソーシャルキャピタルの概念を理解したうえで、新たな「つながり」が必要とされる地域社会の実態を検証し、ソーシャルキャピタルを創出する事例を学びます。また、自らがソーシャルキャピタルを創出する担い手となって実施可能な企画作りを行います。 本科目は社会防災学科ディプロマポリシー1(知識・技能)に関連します。 なお、本科目は実務経験のある教員であること、実践的教育から構成される授業科目です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
ソーシャルキャピタルの基本的な概念が理解できる。 ソーシャルキャピタルが注目される社会的背景が理解できる。 ソーシャルキャピタルの創出について自らの言葉で説明できる。 企画立案に関する基礎的能力を獲得する。 聞く力・話す力等のコミュニケーション能力を向上させる。 |
授業のキーワード /Keywords |
ソーシャルキャピタル、社会関係資本、つながり、ネットワーク、信頼、地域社会 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義・ディスカッション・グループワークなどを織り交ぜた授業を行います。したがって、授業に積極的に参加する心構えで受講をしてください。 ゲストスピーカーに話をしてもらう機会を設ける予定ですので、その調整によっては講義内容が変更になる場合もあります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
インターネットのニュース、新聞、文献、インターネットの記事などを中心に事前・事後学習各1時間程度 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
中間レポート(個人プレゼンテーションの内容) 最終レポート(グループプレゼンテーションの内容) 小論文課題 これらに対するコメントや説明については、授業内にてフィードバックします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小レポート(毎回) 45% 個人プレゼンテーション+レポート 30% 個人ワーク+レポート 25% なお、レポートの提出、プレゼンのスライドの提出等はすべてmanabaで行います。 以上を総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
特にありません |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 全15回の講義の流れとソーシャルキャピタルの定義について説明します。 | |
2 | 第2回 | ソーシャルキャピタルが注目される社会的背景① | 社会の変化に伴う、ソーシャルキャピタルのニーズの高まりについて検討します。 | |
3 | 第3回 | ソーシャルキャピタルが注目される社会的背景② | 家族の在り方の変化に伴う、ソーシャルキャピタルのニーズの高まりについて検討します。 | |
4 | 第4回 | ソーシャルキャピタルと災害 | ソーシャルキャピタルと災害との関連について考えます。 | |
5 | 第5回 | ソーシャルキャピタルと地域社会 | ソーシャルキャピタルと地域社会との関連について考えます。 | |
6 | 第6回 | ビジネスにおけるソーシャルキャピタル | ビジネスにおけるソーシャルキャピタルの活用とその醸造について検討します。*ゲストスピーカーを予定 | |
7 | 第7回 | ソーシャルキャピタル活用の実践事例① | ソーシャルキャピタルの活用に関する活動の事例を発表します。 | |
8 | 第8回 | ソーシャルキャピタル活用の実践事例② | ソーシャルキャピタルの活用に関する活動の事例を発表します。 | |
9 | 第9回 | ソーシャルキャピタル創出の実践事例① | ソーシャルキャピタルの創出に関する活動の事例を発表します。 | |
10 | 第10回 | ソーシャルキャピタル創出の実践事例② | ソーシャルキャピタルの創出に関する活動の事例を発表します。 | |
11 | 第11回 | ソーシャルキャピタル創出実践事例③ | ソーシャルキャピタルの創出に関する活動の事例を発表します。 |
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12 | 第12回 | ソーシャルキャピタル創出の企画作成ワークショップ① | グループに分かれて、または個人で、ソーシャルキャピタルを創出するための活動を企画します。 | |
13 | 第13回 | ソーシャルキャピタル創出の企画作成ワークショップ② | グループに分かれて、または個人で、ソーシャルキャピタルを創出するための活動を企画します。 | |
14 | 第14回 | 企画プレゼンテーション① | グループによる企画の発表を行います。 | |
15 | 第15回 | 今後の課題 | ソーシャルキャピタルについての今後の課題について検証し、全体のまとめと質疑応答を行います。 |