科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
開発教育学(連携)/Development Education |
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授業コード /Class Code |
BA01661001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水本 有香/MIZUMOTO YUKA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水本 有香/MIZUMOTO YUKA | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、現代社会学部のDP1(知識を習得する)に関連する科目であり、グローバルな視野と豊かな教養による社会への貢献を行うことができることを目指す。近年、小学校、中学校、高等学校において積極的に開発教育、異文化教育、国際理解、国際協力に関する授業が行われてきた。更に、一般成人を対象として国際問題を取り扱った講演会、シンポジウム、講座などが盛んに開催されている。ただし、日本を取り巻く、また、わたしたちが暮らす地域を取り巻く環境は、年々、刻々と変化していく。例えばここ数十年程の間に受けた授業で扱われた発展途上国が先進国へと変貌したり、先進国の中では貧困層が増加し、富裕層と貧困層の格差が拡大している。そのような状況の下、地域にいながらにして開発教育、国際理解、国際協力に関する知識等を深めるため、多様な教材が研究者、教職員、自治体、NPO法人などにより研究、開発されてきた。これらの教材は、教材の対象者が開発教育、国際理解、国際協力に関する知識等に如何に気づき、自らの問題として理解していくかを現場で実践しながら作成されている。本講義では、これらの教材のいくつかを実践し、教材の目的、対象者、内容などを理解し、得られる学びを参考にした上で、自分が一番関心のある開発教育、国際理解、国際協力に関する知識等を得ることを目的とした教材をグループワークを通じて作成することにより、受講者自らの興味・関心を広げ、他者への理解の促し、他者の気持ちを受け止めること、自らの考えを創造していき、受講者個人、受講者同士にとっての「社会貢献」力を担当者と共に高めていく。 また、この科目の担当者は、阪神・淡路大震災のほか、国内外の自然災害関連資料を調査する施設に勤務した実務経験のある教員です。且つ実践的教育から構成される授業科目です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
自らと他者に対して気づき、理解を深めることが出来る。 開発教育、国際協力・国際理解に関して自分の意見を発表出来る。 他者と協力しながら、開発教育、国際協力・国際理解を深める教材を創作することが出来る。 |
授業のキーワード /Keywords |
開発教育、国際協力、国際理解 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めますが、少人数のグループワークも取り入れながら、受講生に自発的な発言を求めて、双方向の授業を重視します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業中のグループワーク等では積極的な発言を求めます。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に、講義の対象となる内容について図書や雑誌、メディアなどを通じて情報収集して授業に臨んでください。 授業後は、授業の内容を整理して、理解が不十分であると感じた事項は、出席カードに記載するか、あるいは教員に質問するなどしてください。なお、予習には1時間の学修を要する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、授業中に作成した成果物及びレポートの提出などをしてもらいます。学生に対しては、コメントすることによってフィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の授業態度・授業への積極的貢献(40%)、レポートおよび成果物(60%)により総合的に評価する。 学生に対しては次の授業時に、フィードバックなどを行います。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業の全体、自己紹介、授業の進め方、評価の仕方など。 | |
2 | 第2回 | 開発とは | 貧困と開発について | |
3 | 第3回 | 開発教育 | 開発教育、国際理解の成り立ち、傾向など | |
4 | 第4回 | 教育と開発 | 開発途上国における教育の現状と課題に対する支援 | |
5 | 第5回 | 平和と開発 | 世界の紛争および難民の現状など | |
6 | 第6回 | ジェンダーと開発 | 日本および世界のジェンダーに関する現状と課題に対する対策 | |
7 | 第7回 | スポーツと開発 | 開発途上におけるスポーツの現状と課題 | |
8 | 第8回 | 観光と開発 | 開発途上国における観光の現状と課題に対する対策 | |
9 | 第9回 | 環境と開発 | 開発途上国における環境の現状と課題に対する支援 | |
10 | 第10回 | 防災と開発 | 日本および世界の減災に関する現状と課題に対する対策 | |
11 | 第11回 | 開発教育の方法 | ロールプレイ、フォトランゲージ、ダイヤモンド・ランキングなど | |
12 | 第12回 | 教材研究 | 開発教育の教材の検討 | |
13 | 第13回 | 教材作成① | 教材の開発(グループワーク) | |
14 | 第14回 | 教材作成② | 教材の開発(グループワーク) | |
15 | 第15回 | グループ発表・講評 | 自作教材の発表及び実践 |