科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
社会貢献実習Ⅱ 【①】/Practices of Social Service Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
BA01341001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(後期),月2(後期)/MON1(AUT.),MON2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
諏訪 清二/SUWA SEIZI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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諏訪 清二/SUWA SEIZI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面での講義と実習を行う。2コマ連続の講義。前半のは講義を中心に、知識習得に重きを置く。後半はワークショップ、発表などを行い、共同作業の方法、考えをまとめる方法を学び、発表の練習を積む。 避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 連絡方法 seijisuwa@css.kobegakuin.ac.jp seijisuwa@yahoo.co.jp |
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授業の目的 /Class Purpose |
「社会貢献」が盛んに、そして当たり前になる流れにある。ただ,社会貢献には「これ」という定型はない。わたしたちが各々、自らの、あるいは所属する組織などにおいて、その信条に基づいて、社会に対して責任を持ち、貢献する行為を行なう。 社会貢献の内容及び手段は、わたしたちの身近な事柄から、既成概念を打ち破るような事柄まで多岐に渡る。わたしたちが、普段から広い視野を持ち、調べること、聞くこと、伝えること、考えること、判断することにより、社会貢献として自らが何を対象として、誰に対して行なうのか、それがどうなるのかというところまでを考える。本講座では、社会に存在する事象を知ることと、行動することを通じて「社会に貢献する」ことを学ぶ。 この科目は社会防災学科ディプロマポリシー3(主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度)に関連する。 担当者は高等学校での英語教員の経験が長く、また防災教育の実践にも長くかかわってきた。その実務経験を活かし、実践的な英語活用能力の育成と防災の知識の涵養も目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
普段耳にする身近なテーマから耳馴染みのないテーマまで、ときに自らの力、ときにチームの力で取り組むことにより、いつか、どこかで、だれかのための何かをするため、より豊かな人間性を育むことを目的とする。社会のなかで生活する自己の役割や立場を理解することができる・実践を通じて、社会のさまざまな課題とその対処を把握し、社会貢献の意義を理解することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
災害支援 芸術 国際 障害 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
芸術、災害、国際の三つのテーマを設定する。外部から専門家を招いたの講義を取り入れ、その内容をもとにして少人数グループでの討論、意思決定、表現を行う。 ワークショップの成果があがるように、思考整理方法、文章作成方法、発表方法などを具体的に学ぶ。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前、事後学習を各1時間程度 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎時、小レポート(400字程度)を課す。 講義全体に関するレポート(2000字程度)を課す。 授業の中で回答例を示す。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
出席・毎時の小レポート 3割 最終のグループ発表 3割 講義全体に関するレポート 4割 |
テキスト /Required Texts |
講義時に資料を配布する。ポートフォリオとして保存すること。 |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション 表現活動 |
授業の進め方および計画説明、他己紹介、模擬ディスカッション | |
2 | 第2回 | 絵を通した被災地支援① | 一枚の絵を文章化する作業を通して、読みやすい文章、説得力のある文章の書き方を学ぶ。合わせて、書いた内容を全員の前で発表し、表現力の向上を目指す。 | |
3 | 第3回 | 絵を通した被災地支援② | 被災者、特に子どもたちを絵画で支援する「アトリエ太陽の子」の主宰者・中嶋洋子氏の講演から、被災地支援の在り方を学ぶ。実際に絵を描き、絵画の持つ力を実感する。 | |
4 | 第4回 | 絵を通した被災地支援③ | 絵画・芸術活動を通して社会に貢献する方法をグループで検討し、発表するレベルにまとめる。 | |
5 | 第5回 | 芸術による社会貢献 発表 | グループで検討した「芸術を通した社会貢献」を発表し、相互評価する。 | |
6 | 第6回 | 障害児・者への支援① | 障害の種類、災害時の障害児・者の実態、支援の在り方などを学びグループ討論を通して課題の整理と解決策の提案を行う。 | |
7 | 第7回 | 障害児・者への支援② | 特別支援学校の教員を講師に招き、障害児・者をめぐる今日的な課題について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 重度訪問介護 | 「特定非営利活動法人かめのすけ」代表の三宅直樹先生の講演 | |
9 | 第9回 | 障害児・者への支援の在り方 発表 | 障害児・者をはじめとする災害時要援護者について学び、災害時に彼らが安心できるユニバーサルな支援の在り方についてグループで考え、発表、相互評価する。 | |
10 | 第10回 | 開発途上国への支援① | ネパールでの地震被災地支援、防災教育を学び、被災地支援の在り方をグループで考え発表する。 | |
11 | 第11回 | 開発途上国への支援② | 青年海外協力隊員として海外で活動した若者を講師に招き、活動の実際を学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 開発途上国への支援③ | 海外の被災地で行われている支援の一つを取り上げ、その長短を批判的に議論し、改善点、支援の方向性を考えて提言する。 | |
13 | 第13回 | 学生が行う社会貢献① | 絵・芸術、障害児・者、開発途上国支援の三つのグループに分かれ、自分たちが行いたい支援・貢献を具体的に考え、提言レベルにまとめる。 | |
14 | 第14回 | 学生が行う社会貢献② | 第13回の続き。発表に向けてプレゼンテーション資料を作成する。 | |
15 | 第15回 | 発表と相互評価 | 提言を発表し、相互評価する。 |