科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
防災実習Ⅰ 【③】/Practices of Disaster Prevention I |
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授業コード /Class Code |
BA01301003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期),火5(前期)/TUE4(SPR.),TUE5(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
高原 耕平/TAKAHARA KOUHEI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高原 耕平/TAKAHARA KOUHEI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
実習(防災関連施設等の現地見学)、講義(事前学習)、演習(議論・発表形式によるふりかえり学習、最終報告)を組み合わせて行う。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
○防災の現場の実態を理解する。 ○事前学習-実習-演習(発表)のサイクルによって、座学とは異なる学びが得られることを体感する。 ○上記のサイクルを自身で実施するための基本的スキルを身につける ○本授業は、学習の対象において社会防災学科のディプロマ・ポリシー1(知識・技能)に関連し、学習の実践において2(思考力・判断力・表現力等の能力)および3 (主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度)に該当する。ただし2のうち、「解決の方途を探究し、自らその解決策を実践することができる」ところまでは本授業は求めない。 ○担当教員は「人と防災未来センター」研究員として自治体災害対応の現地支援および自治体危機管理部署職員への研修等の実務経験のある教員であり、現実の災害対応の知見を講義に随時組み込む。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
○実習で得た学びを元に、自分自身で問いを考え、教室内で発表ができる。 ○現地調査に関する基本的スキルを身につける(情報収集、マナー、記録、データ整理、質問など) ○パワーポイントを用いた発表の基本的スキルを身につける(構成、資料作成、口頭発表、質疑応答など) |
授業のキーワード /Keywords |
実習、調査と発表の基本的スキル |
授業の進め方 /Method of Instruction |
防災関連施設等の「事前学習」「施設の現地学習」「ふりかえり学習」までをひとまとまりのセットとして行う。現地学習での経験を深めるため、事前学習・ふりかえり学習では、各施設・組織が担っている社会的な機能を読み取り、自分自身のことばで考え、説明する訓練を重ねる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
校外の施設を訪れる場合は、学科ジャンバーを持参のうえ、ズボンかスカート(半ズボン、サンダル等は不可)。動きやすい服装で。シラバスは行く先の都合で変更することがある。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各週の学習内容に関して、おおむね1時間ずつを目安として、大学附属図書館情報システムやCiniiやJstage等で文献を収集し、内容を確認すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
○各回授業後に、manaba上で小課題を課す。 ○最終報告会(第14-15回授業)では、グループごとに発表を行う。発表と教室内での質疑応答の直後に、着眼点・発表の筋立ての明晰性・質疑による論点の掘り下げ方などについて教員が指摘・指導を実施する。 ○最終報告後、個人レポート(2000字)を課す。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業後の小課題もしくは出席(25%)、最終報告での発表内容(25%)、レポート課題(50%)により評価する。 なお全ての実習出席を評価の前提とする。 |
テキスト /Required Texts |
指定しない |
参考図書 /Reference Books |
神戸市消防局「雪」編集部・川井龍介編『炎と瓦礫のなかで 阪神淡路大震災消防隊員死闘の記』旬報社、2012 樽川典子編『喪失と生存の社会学 大震災のライフ・ヒストリー』有信堂、2007 河田恵昭『都市大災害 阪神・淡路大震災に学ぶ』近未来社、1995 塩崎賢明『復興〈災害〉 阪神・淡路大震災と東日本大震災』岩波新書、2014 野田正彰『災害救援』岩波新書、1995 神戸新聞社編『守れいのちを 阪神・淡路大震災10年報道』神戸新聞総合出版センター、2005 今福龍太・鵜飼哲編『津波の後の第一講』岩波書店、2012 永野三智『みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま』ころから、2018 李静和『つぶやきの政治思想』岩波現代文庫、2020 R. J. リフトン『ヒロシマを生き抜く』岩波現代文庫、2009 その他、必要に応じて授業時間中に紹介する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | 全体ガイダンス | ||
2 | 2 | 事前学習 | 阪神淡路大震災について、および人と防災未来センターについて座学形式で学ぶ | |
3 | 3 | 人と防災未来センター | 実習(現地学習) | |
4 | 4 | 事前学習 | 災害時の消防の役割について座学形式で学ぶ | |
5 | 5 | 神戸市消防局 | 実習(現地学習もしくは学内講演) | |
6 | 6 | 事前学習 | 自治体の危機管理・災害対応について座学形式で学ぶ | |
7 | 7 | 神戸市危機管理室 | 実習(現地学習) | |
8 | 8 | 事前学習 | 阪神・淡路大震災時の神戸新聞社の活動について映像作品等で学ぶ | |
9 | 9 | 神戸新聞社 | 実習(現地学習) | |
10 | 10 | 事前学習 | 災害医療について座学形式で学ぶ | |
11 | 11 | 兵庫県災害医療センター | 実習(現地学習もしくは学内講演) | |
12 | 12 | 発表準備 | これまでの実習を元にリサーチクエスチョンを設定し、発表準備を行う | |
13 | 13 | 発表準備 | これまでの実習を元にリサーチクエスチョンを設定し、発表準備を行う | |
14 | 14 | 全体発表 | これまでの実習を元に3クラス合同での発表を行う | |
15 | 15 | 全体発表 | これまでの実習を元に3クラス合同での発表を行う |