科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
専門外書講読Ⅱ/Foreign Academic Reading Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
BA01051001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(後期)/THU1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
舩木 伸江/FUNAKI NOBUE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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舩木 伸江/FUNAKI NOBUE | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
授業の方法 /Class Format |
「講義」、「演習」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は社会防災学科ディプロマポリシー1(知識・技能)に関連する。 近年、世界各国で様々なタイプの災害が発生している。特に、開発途上国でひとたび災害が起こるとその人的被害は大きく、日本からも様々な支援を行うこととなる。これから国際社会で防災やボランティアの活躍をしていく中では英語能力は欠かせず、また、世界の災害から日本が学ぶべきことは多い。専門外書購読Ⅱでは、今までの高校英語などで学んできた語彙や会話表現を、辞書などを使いながらいかし、防災やボランティアに関係する平易な英文を通して英語はもちろん、防災やボランティアの専門知識の学びを深める。また、多様な文書を読みながら、復習・確認し、英語力の更なる向上を目ざしていく。なお、この授業の担当者は、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの資料室で実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から理解を深めていく。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
和訳した日本語でなく、英語のまま文献を理解できるようになることを目指す。また、防災やボランティアなど専門用語の語彙力を増やす。 1.防災に関するボキャブラリーを増やす。(知識) 2.災害に関する用語を理解し、海外の防災・災害に関する文献を辞書を使って読解できるようになる。(知識) 3.日本における災害やボランティアの現状について英語で簡単に説明できるようになる(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
文章読解が中心となるが、その際ポイントとなる専門的な英単語を重点的に学習する。また、英語そのものに苦手意識を持たないよう、学生たちに身近な話題の英語で書かれた文章をj読み、プレゼンテーションを含みながら、講義にメリハリを付けて進めていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
出席の際には必ず辞書を持ってくること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
まず自分自身で英文を読み、不明な単語があれば調べておくこと。授業後には、英文を日本語訳なしで繰り返し読んでおくこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポートを必要に応じて課す |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
予習(単語調べの有無・文章の読みなど)、授業中の質疑、グループワーク、発表40%、 小テスト・レポート・最終テスト60% |
テキスト /Required Texts |
最初の講義時に配布する。必ず出席して、もらい忘れのないように。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 本講座の概要と進め方、防災やボランティアの専門単語について | |
2 | 第2回 | 地震のメカニズム | 地震のメカニズムについて英語の文献を読みながら、理解を深める | |
3 | 第3回 | 地震の備え | 防災の単語力を増やすために、英語で書かれた地震が起きた際の災害対応の方法について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 風水害への備え① | 防災の単語力を増やすために、英語で書かれた風水害が起きた際の災害対応の方法について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 風水害への備え② | 防災の単語力を増やすために、英語で書かれた風水害が起きた際の災害対応の方法について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 津波の起こり方 | 津波についての文献を英語で読みながら、発生の原理についての理解を深める | |
7 | 第7回 | 津波対策 | 防災の単語力を増やすために、英語で書かれた津波が起きた際の災害対応の方法について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 非常時への備え① | 災害時にはどのような備えが必要なのか、英語の文献を読みながら語彙力をあげる | |
9 | 第9回 | 非常時への備え② | 非常持ち出し品として推奨される備えの物品など専門的な用語に対する理解を深める | |
10 | 第10回 | 災害時のボランティア活動① | 災害ボランティアの心得と注意点について専門的な用語に対する理解を深める | |
11 | 第11回 | 災害時のボランティア活動② | 災害ボランティアについて書かれた文章を読み、理解を深める | |
12 | 第12回 | A Living God―津波からの復旧・復興② | 津波で有名な物語「稲むらの火」の原作である、A Living God(小泉八雲著)の中で描かれている浜口悟陵が津波に襲われた村でどのような復旧・復興活動を行ったのかを学ぶ。 | |
13 | 第13回 | ICSの仕組み① | Incident Command System(インシデント・コマンド・システム)と呼ばれるアメリカの現場指揮システムは、災害や事件などの現場において、標準化されたマネジメント・システムを指す。ICSの仕組みを英語で学ぶ。 | |
14 | 第14回 | ICSの仕組み② | アメリカでは政府や自治体、消防、警察、軍、その他、民間企業や自主防災組織の多くがICSを取り入れているため、異なる組織間でも、常に連携がとりやすい仕組みになっている。それぞれの団体がどう応用しながらICSの仕組みを活用しているか学ぶ。 | |
15 | 第15回 | ICSの特徴と機能 | ICSの仕組みの理解を深めるとともに、特徴や機能について学ぶ。 |