科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ユニバーサル・デザイン論/Universal Design |
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授業コード /Class Code |
BA01031001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(後期)/TUE1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
糟谷 佐紀/KASUYA SAKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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糟谷 佐紀/KASUYA SAKI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
講義と演習(キャンパス調査) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目の目的は、障害者・高齢者などの特別なニーズに応えるだけではなく、はじめから誰にでも使いやすいデザインであることを設計概念とするユニバーサルデザインに関する基礎知識の習得、自ら事例を発見できる力を身に付けることである。 この科目は現代社会学科のDP1(知識・技能)に関連する。 本授業は、キャンパス調査を行い、プレゼンテーションをするという、実践的教育から構成された授業科目である。 なお、本科目の担当者は、リハビリテーションセンターにて障害者の生活環境等の改善に関わっていた、実務経験のある教員である。事例として関わった障害者の状況に言及し、具体的なイメージの把握に努める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
ユニバーサルデザインの概念を説明できるようになる。(知識) ユニバーサルデザインの活用例について事例を用いて説明できるようになる。(知識) ユニバーサルデザインの視点でまちづくりやものづくり、仕組みづくりを考えられるようになる。(態度・習慣) ユニバーサルデザインの視点でキャンパス内を調査し、工夫や未整備な点を見つけることができる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
ユニバーサルデザイン、ノーマライゼーション、アクセシビリティ、ものづくり、まちづくり |
授業の進め方 /Method of Instruction |
1回目はオリエンテーションとし、講義の進め方等について説明する。 講義を中心とするが、講義の中で、ユニバーサルデザイン商品を触ったり使ったりする。障害のあるゲストスピーカーの講義を聴く機会を設ける。後半は、キャンパス調査、調査結果の発表を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・20分以上の遅刻は特別な事情がない限り、欠席とみなす。 ・講義中の私語、飲食、迷惑行為(携帯、メール、ゲーム等)を禁ず。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
日常生活において、街や建物、交通機関や道具などをユニバーサルデザインの視点で見るようにする。(目安として週に1回程度)(事前・事後学習各1時間程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
①キャンパス調査の発表のプレゼンテーション →学生による評価(投票)は、講義内で発表する。 ②最終レポート(講義内で詳細を伝える) →評価を確認したい者に対し、個別に対応する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①講義中の質疑・発表(出席カードへのコメントを含む)20%、②キャンパス調査の発表40%、③最終レポート40%で評価する。 定期試験は行わないが、出席回数が講義回数の3分の2に満たない場合は、成績評価の対象から外す。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
梶本久夫監訳「ユニバーサルデザイン ハンドブック」丸善(株)出版事業部 25,000円(税別) 関根千佳「ユニバーサルデザインのちから」生産性出版 1500円(税別) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義の進め方、評価方法などを理解する。 | |
2 | 第2回 | 障害者、高齢者、多様性への理解 | 様々な障害、加齢による身体変化などを学び、社会的な不利、使用困難な道具や環境について理解を深める。 | |
3 | 第3回 | 福祉のまちづくりに関する法律 ユニバーサルデザインの背景と7原則 |
バリアフリー法、障害者権利条約、障害者差別解消法などを理解し、説明できるようになる。 ユニバーサルデザインの概念が生まれた背景と、ユニバーサルデザインの7原則を理解し、説明できるようになる。 |
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4 | 第4回 | 使いやすさ:UD評価 ものづくりのユニバーサルデザイン |
ユニバーサルデザイン概念で作られた文房具やおもちゃ、調理器具、食器などを使用しながら、商品の工夫、対象者などを理解し、必要とする者に提案することができる。 | |
5 | 第5回 | 移動しやすさ: まちのユニバーサルデザイン |
街や建築物、バスや電車、駅舎等の交通機関について事例を通して学び、自らも発見できるようになる。 | |
6 | 第6回 | わかりやすさ: 伝え方のユニバーサルデザイン ICTのユニバーサルデザイン |
伝わりやすい文章の書き方、見せ方、伝え方を学び、文章を校正することができる。 パソコン、携帯用端末などのユニバーサルデザインに関して、先端事例を通して学び、自らの使用する携帯用端末を用いて、それらの機能を利用できるようになる。 |
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7 | 第7回 | 参加しやすさ: ユニバーサルサービス・ユニバーサルツーリズム |
高齢者、障害者を含むすべての人に対するユニバーサルサービスについて学ぶ。また、誰もができる旅行を考えるユニバーサルツーリズムについて学ぶ。 | |
8 | 第8回 | ゲストスピーカーの話を聞く | 障害のある人から、生活の中で感じている不便さを聞き、利用している道具について等の話を聞き、キャンパス調査に備える。 | |
9 | 第9回 | キャンパス調査の説明 | キャンパス調査の説明を聞き、グループで調査内容を確認する。 車椅子操作の説明、多機能トイレなどを学ぶ。 |
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10 | 第10回 | キャンパス調査① | キャンパス内を、車椅子を使用してグループで移動する。ユニバーサルデザインの視点で調査するが、バリアフリーについても注目する。写真撮影を行う。 | |
11 | 第11回 | キャンパス調査② | キャンパス内を、視覚障害者をはじめ、高齢者、子ども連れ、その他の人々を想定してグループで移動する。ユニバーサルデザインの視点で調査するが、バリアフリーについても注目する。写真撮影を行う。 | |
12 | 第12回 | キャンパス調査の発表準備 | 撮影写真を投影しながら、発表できるように、パワーポイントを作成する。 | |
13 | 第13回 | キャンパス調査の発表① | 各グループからの発表を聞く。 | |
14 | 第14回 | キャンパス調査の発表② | 各グループからの発表を聞く。 | |
15 | 第15回 | 総括 | 講義を通じて学んだことを総括する。 |