科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
メディア論/マスメディアと文化/Media Studies/Mass media and Culture |
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授業コード /Class Code |
BA00932001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(後期)/THU3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
講義形式です。適宜グループワークなどを含めて、できるだけみなさんに積極的に参加していただきたいと思います。毎回、授業の終わりに「フィードバックシート」として、その回へのご質問や、学んだこと、気になったことなどを提出していただきます。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
みなさんにとって「メディア」とは何でしょうか? YouTubeでしょうか? それともTikTokでしょうか? あるいはLINEもまた「メディア」ととらえられます。 この科目では、みなさんのほうがいまの「メディア」を使いこなしているのではないか? そんな仮説に基づいて、みなさんの日々の「メディア」体験から出発します。 「メディア」とは、だれかとだれか、何かと何かを「つなぐ」ものですが、いまの日本社会のなかで、どんなふうな位置づけにあるのでしょうか? 「SNS疲れ」とか「メディア・リテラシー」ということばが、いろんなところで聞かれます。ただ、「メディア」について考えようとすると、しばしば「だからメディアを疑わなければならない」とか、「メディアにだまされてはいけない」という、お説教じみた結論になりかねません。この講義では、そうしたお説教というかお題目ではなく、実際に「メディア」を使うときに、どんなことを考えているのか、を考えます。それも、具体的な出来事をもとに考えます。堅苦しく考えず、でも、大学での「メディア論」の入り口として、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 講師は、テレビ局、IT企業での実務経験のある教員であるとともに、「専門家」としてメディアにコメントを寄せる立場でもあります。 https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/suzukihirohito/comments こうした日々の話題についても、受講生からの意見を得ながら、原理的・理論的な考察を進めていきます。この科目は、ディプロマ・ポリシーの1.知識・技能のうち、「諸事象を多面的、総合的に理解し、その知識を活用すること」に関連します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・メディアを学問的に考えるための方法を身につける。 ・メディアにかかわることがらを、「じぶんのこと」として考え直す。 |
授業のキーワード /Keywords |
メディア、マスコミ、リテラシー |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回、授業の冒頭で、前回の授業へのみなさんからのコメントをご紹介します。そのコメントをもとに、復習するとともに、あたらしい内容を講義します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
日々の出来事やニュースなど、気になったことを教えてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回授業の事前・事後に2時間程度を要します。講義中に紹介した参考書、動画、ニュース等に、できるかぎり目を通してください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回のフィードバックシートをご提出いただきますとともに、学期末にレポートをご提出いただきます。みなさんのお答えは、全員で共有し、教員からは、それにくわえて個別にフィードバックいたします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
学期末のレポート(70%)、毎回のフィードバックシート(30%)。 |
テキスト /Required Texts |
テキストは使用しません。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に適宜ご紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | はじめに(導入) | メディアとは何でしょうか?:SNSから考えます。 | |
2 | 第2回 | メディアとしてのSNS(1) | SNSは「メディア」なのでしょうか? それともコミュニケーションツールなのでしょうか? みなさんの使い方をもとに考えます。 | |
3 | 第3回 | メディアとしてのSNS(2) | 「SNS疲れ」とは、なぜ起きるのでしょうか? 日本社会における友だち関係とともに考えます。 | |
4 | 第4回 | スマホは、何を変えたのか? | スマートフォンと写真の関係を考えます。 | |
5 | 第5回 | 炎上するCM /しないCM | CMを事例に「炎上」を考えます。 | |
6 | 第6回 | 炎上する人・会社/しない人・会社 | スキャンダルや不祥事をもとに「炎上」を考えます。 | |
7 | 第7回 | なぜ動画を見てしまうのか? | TikTokやYouTubeを、なぜあんなに見てしまうのでしょうか?その理由を考えます。 | |
8 | 第8回 | 中間まとめ | これまでの議論を整理して、みんなで議論します。 | |
9 | 第9回 | 「やらせ」とは何か? | 「やらせ」は、いけないことでしょうか? | |
10 | 第10回 | 編集とは何か? | 本や雑誌から、テレビ番組、動画制作まで「編集」の意味を考えます。 | |
11 | 第11回 | メディアの送り手とは? | 「誰でもメディア」の社会のなかで、何が問題なのでしょうか? | |
12 | 第12回 | メディアの受け手とは? | 「誰でもメディア」の社会のなかで、「受け手」は、どこにいるのでしょうか? | |
13 | 第13回 | メディア・リテラシーとは何か? | メディアを読み解く能力、とは何でしょうか? | |
14 | 第14回 | フェイクニュースとは何か? | 嘘と真実、その違いは、どこにあるのでしょうか? | |
15 | 第15回 | メディアの未来 | メディアの未来を展望します。 |