科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
地域と文化入門/Introduction to Community and Local Culture |
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授業コード /Class Code |
BA00901001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡崎 宏樹/OKAZAKI HIROKI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
山本 努/YAMAMOTO TSUTOMU | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
4名の教員によるオムニバス講義(対面 D101教室) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、地域と文化に関連する多様な主題について、4名の教員がオムニバス形式で入門的な講義をおこなう。コミュニティ、農村文化、都市文化、音楽文化、食文化、方言、メディアの共通語、言葉の階級性、地域課題、地域の持続可能性などの主題が取り上げられる予定である。 この授業は現代社会学部のディプロマポリシー1と2に深く関連する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
この授業の到達目標は、 受講者が文化を多角的に考察する方法を修得し、「地域と文化」の関連性を的確に説明できるようになることにある。 |
授業のキーワード /Keywords |
コミュニティ、農村文化、都市文化、音楽文化、食文化、方言、メディアの共通語、言葉の階級性、地域課題、持続可能性 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回、特定の主題を選び、全体像を概説するとともに、個別的な内容を深く掘り下げる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回レポートを書いてもらいます。きちんとノートを取り、配布資料を丹念に読んで予習復習するように心がけてください。manabaに資料が掲載される場合もあります。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予習・復習各2時間程度。地域や文化に関するニュースに関心を向け、授業で紹介された文献や文化コンテンツを参照し、学びをさらに深めてほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各担当者から提示されたテーマや課題に関するレポートの総合点により、成績評価をします。レポートの評価については、フィードバックを行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート・課題100%。毎回の講義に関しレポート・課題に取り組む。担当者がそれぞれで採点して、その平均点で成績評価を行う。 |
テキスト /Required Texts |
使用しない。 |
参考図書 /Reference Books |
授業の中で適宜紹介する。文化の社会学に関しては、井上俊・長谷正人編著『文化社会学入門——テーマとツール』 ミネルヴァ書房(2010年刊行)を参照。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション/文化とアイデンティティ | はじめに、このオムニバス授業の進め方について説明する。次に、文化とアイデンティティの問題を考察する。授業では、18歳成人の制度に注目し、通過儀礼という視点から成人式を考察し、青年期のアイデンティティ形成の課題、アイデンティティの文化表現を検討する。担当:岡崎宏樹 メールアドレス:okazaki@css.kobegakuin.ac.jp | |
2 | 第2回 | 地域連携プロジェクト |
現代社会学科で取り組んできた地域連携プロジェクトの事例を検討し、私たちが地域から何を学ぶことができるのかを考える。担当:岡崎宏樹 | |
3 | 第3回 | 地域と食文化 | 和食の無形文化遺産登録や和食の世界発信をめぐる諸課題を検討することを通じて、食と地域の観光・文化政策のあり方を考える。担当:岡崎宏樹 | |
4 | 第4回 | 現代のサブカルチャー | 現代のサブカルチャーについて考察する。ここではキャラクター商品に象徴される「カワイイ文化」をとりあげ、その特徴を検討し、これが日本独自の文化として海外に発信されている状況を分析する。担当:岡崎宏樹 | |
5 | 第5回 | メディアの社会学(1) | アイドルとメディアの関係を考える。アイドルとの距離は、ソーシャルメディアによって近くなったのでしょうか?その関係を考えます。担当:鈴木洋仁 | |
6 | 第6回 | メディアの社会学(2) | テレビをはじめとするマスメディアは、どのように変化してきたのでしょうか? 紅白歌合戦を題材にして、メディアの位置付けを考えます。担当:鈴木洋仁 | |
7 | 第7回 | メディアの社会学(3) | 私たちにとってメディアとは、どんな存在なのでしょうか?「新しい」といわれたメディアの歴史をふりかえりながら考えます。担当:鈴木洋仁 | |
8 | 第8回 | 文化という言葉について | 文化という言葉と、その周辺の重要関連用語をお話しします。ミニ社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努 |
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9 | 第9回 | 文化という言葉について(続) | 文化という言葉と、その周辺の重要関連用語をお話しします。ミニ社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努 | |
10 | 第10回 | 都市の文化、農村の文化 | 「都市の空気((city air)は人間を自由にする(ドイツのことわざ)」そうですが、都市と農村の文化の違いを考えます。ミニ地域(都市)社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努 | |
11 | 第11回 | 都市の文化、農村の文化(続) | 「農村は儲けるところではなく、暮らすところ(熊本の矢部村の農民の言葉)」だそうですが、都市と農村の文化の違いを考えます。ミニ地域(農村)社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努 | |
12 | 第12回 | 兵庫県の地域課題の抽出 | 兵庫県内の地域(特に農村的環境)について、その地域の特徴や課題について紹介する。その中で、兵庫県の地域課題と全国規模の課題の相違点について考察する。担当:菊川裕幸 | |
13 | 第13回 | 地域課題解決のための課題解決型学習(PBL)の方法 | 第12回で学んだ地域課題について、その解決のためのアプローチや地域に入って活動するために必要なスキルなど、事例を交えて紹介する。担当:菊川裕幸 |
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14 | 第14回 | 持続可能な地域づくり | 兵庫県内の各地域において、様々な産業や食文化、伝統文化、芸術などにフォーカスしたまちづくりの事例を紹介し、その持続可能性について考察する。担当:菊川裕幸 | |
15 | 第15回 | SDGsやローカルSDGsの取り組み | SDGsで掲げられている目標を学び、ローカルSDGsとして兵庫県内で行われている取り組みについて紹介する。担当:菊川裕幸 |