科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ものづくり論/Studies in Product Development and Manufacturing |
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授業コード /Class Code |
BA00861001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
日髙 謙一/HIDAKA KENICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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日髙 謙一/HIDAKA KENICHI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
「マネジメントの基礎」、「マーケティング」を基礎に、新たな価値を創造するものづくりの要点を学ぶ。ものづくりに関する知識の獲得(DP1)、およびものづくりの未来を科学的に予測する思考力の獲得(DP2)を目的とする。生産現場における品質管理から、顧客ニーズの変化や経済社会環境の変化をとらえた新製品やサービスのコンセプト開発、そして個人による少量生産のトレンドまで、広範囲のものづくりについて学ぶことを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
大量生産におけるものづくりの要点を説明することができる。 ものづくりの新たなトレンドを知り、ものづくりのアイデアを考えることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式を基本とするが、履修者数によってはワークショップや発表を組み合わせて授業を進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習に1時間レポート作成に合計15時間の時間外学修が必要である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート3回および小テスト1回を課す。それらについてのフィードバックはmanabaを活用して行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート(75%、各回25%)、小テスト(25%)によって評価する。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的、授業計画及びレポート課題について説明し、参考文献を紹介する。 | |
2 | 第2回 | 「ものづくり」とは何か | 「ものづくり」という言葉が意味するものは何か?「ものづくり」とは製品設計情報の創造、転写、発信であるという理論を紹介し、ものづくりとマーケティングの関わりについて解説する。 | |
3 | 第3回 | 生産プロセス | 工程流れ図、生産プロセスにおけるボトルネックと制約理論について講義する。受講者数によってはワークショップを通うじてこれらを学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 生産現場の管理 | 生産現場におけるインプットとアウトプットについて説明し、以後の講義で取り上げる生産現場管理の個別領域について概説する。 | |
5 | 第5回 | 生産性管理と工程管理 | 生産性という概念を説明し、生産性を向上させる方法をヒト、モノ、設備、方法のインプットの各要素ごとに解説する。 | |
6 | 第6回 | 品質管理 | 品質、不良の概念を説明し、生産現場における品質管理の取り組みを紹介する。 | |
7 | 第7回 | 国外における生産現場の管理 | 同じ企業でも国外に生産ラインを移すと生産現場の管理にどのような違いが生じるのか、中国や東南アジアの事例を通して学ぶ。 | |
8 | 第8回 | フレキシビリティとオープン・アーキテクチャ | 生産現場が需要変動にどのように対応してきたのか解説する。 | |
9 | 第9回 | 加工技術① | 食品加工やプラスティック樹脂加工の要点を解説する。 | |
10 | 第10回 | 加工技術② | 金属加工の要点を解説する。 | |
11 | 第11回 | 加工現場の視察 | 学外から講師を招いて講演、あるいは加工現場を視察して加工技術について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | ものづくりの歴史 | 産業革命からフォーディズム、ポストフォーディズム、そしてオープン・イノベーションの時代と呼ばれる現代までのものづくりの歴史を解説する。 | |
13 | 第13回 | 新しいものづくりの考え方 | 生産設備を持たないメーカーが現れ、個人による少量生産のハードルが低くなった現在、デザインという観点から新しいものづくりのアイデアを生み出す手法を学ぶ。 | |
14 | 第14回 | ものづくりの未来 | IOT(Internet of Things)、あらゆるものがインターネットでつながる未来が実現するとき、ものづくりはどのように変化するのか、またメタバースはものづくりにどのようなインパクトを与えるのか現在の議論を整理し、考察する。 | |
15 | 第15回 | 全体の振り返り | 講義全体の要点を振り返るとともに、レポート課題について講評する。 |