科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代家族論/The Family in a Changing Society |
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授業コード /Class Code |
BA00741001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松川 尚子/MATSUKAWA NAOKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門分野科目〉/*** MAJORS *** 〈Specialized Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松川 尚子/MATSUKAWA NAOKO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー(卒業認定に関する基本方針)に規定された「(1)現代社会の多面的、総合的な理解」、「(2)諸課題の発見・把握およびその解決策の探求と実践」をめざすものである。 本講義では、多様なデータをふまえつつ、現代日本の家族の実態や問題について学ぶことを目的としている。未婚化、晩婚化、少子化、高齢化、核家族化、単身化などさまざまな現象や問題について学ぶ。 授業の概要・背景 現在の家族の状況については、さまざまな問題が指摘されています。「核家族化している」「家族関係の希薄化」「パラサイト・シングル」「3組に1組が離婚」など、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。それらの実態は、本当はどうなっているのでしょうか。あるいは、どのように変化しているのでしょうか。本講義では、統計データを中心にさまざまなデータを用いながら、日本の家族の実態について学びます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・現代日本の家族について家族社会学的な見方を習得する ・現代日本の家族について、実証的データを用いて説明することができる ・現代日本の家族の諸問題について説明することができる |
授業のキーワード /Keywords |
家族、家族関係 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・事前学習として、該当するテキストの箇所を読んでおくこと(目安として1時間程度) ・事後学習として、テキストおよび配布資料をもとに復習しておくこと(目安として1時間程度) ・〈家族〉についてどのようなことが議論されているのか、報道や様々な情報をみてみる |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業後にコメントペーパーを提出してもらいます。コメントや質問については、次回授業でフィードバックします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
コメントペーパーの提出(40%)、テスト(60%) |
テキスト /Required Texts |
岩間暁子・大和礼子・田間泰子,2015,『問いからはじめる家族社会学』有斐閣ストゥディア. |
参考図書 /Reference Books |
永田夏来・松木洋人,2017,『入門 家族社会学』新泉社. 稲葉昭英ほか編,2016,『日本の家族1999-2009――全国家族調査[NFRJ]による計量社会学』東京大学出版会. など適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | イントロダクション | 「家族」とは? | |
2 | 2 | 家族の歴史的変化と多様性 | 核家族普遍説、家族の多様性 | |
3 | 3 | 近代化と近代家族 | 近代家族の成立と特徴 | |
4 | 4 | 核家族化と親族関係 | 家族と親族ネットワーク | |
5 | 5 | 結婚とは何か | 結婚の機能、結婚制度の変化 | |
6 | 6 | 未婚化・晩婚化という変化 | 未婚化・晩婚化の実態と要因 | |
7 | 7 | 離婚・再婚についての変化 | 離婚の実態と意識の変化 | |
8 | 8 | 夫婦関係と性別役割分業の実態 | 男女格差の温存とジェンダー差 | |
9 | 9 | 少子化をめぐるさまざまな議論 | 少子化の実態と要因 | |
10 | 10 | 子育てをとりまく状況 | 家族と育児サポート | |
11 | 11 | 親と成人子の関係の変化(1) | 変化する親―成人子関係 | |
12 | 12 | 親と成人子の関係の変化(2) | 居住関係とサポート | |
13 | 13 | 高齢化 | 介護と家族間サポート | |
14 | 14 | 家族をとりまくさまざまな問題 | 貧困、ケア、マイノリティ | |
15 | 15 | 家族・個人のゆくえ | 多様化する家族の包摂にむけて |