科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代社会実習Ⅰ 【B】/Advanced Research Practice Experience Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
BA00641008 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
渡辺 拓也/watanabe takuya |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
渡辺 拓也/watanabe takuya | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
本講義科目は、「専門教育科目」に属し、「ゼミナールⅢ」の研究テーマを掘り下げる際に必要な調査法を習得する科目として位置づけられる。社会調査の歴史や概要について学習し、そのうえで、調査設計から実施までの一連の調査プロセスを、さまざまな角度から総合的に体得することを目的とする。 この科目は現代社会学科のディプロマシー3(主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度)に関連する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.社会調査の歴史や技法に関する知識を獲得する。 2.既存の調査研究の精読を通じて、社会調査の面白さや困難さを把握する。 3.調査設計から実施、報告書執筆までの一連のプロセスを体得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
社会調査の歴史・調査法・調査設計・質的調査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
各自の関心を掘り下げながら、調査設計、予備調査、本調査、レポート作成までをグループワークや個別指導も交えながら進めていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
日常生活を送るうえで疑問に感じたことや不思議に思ったことを意識し、ノートなどに書き留める習慣をつけること。写真など、様々なメディアも活用する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に指示されたテキストに目を通してから授業に参加してください。(事前・事後学習各1時間程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
調査に向けた下調べ、調査計画、予備調査の成果、データの分析結果、執筆中の報告書の経過など、授業の進行に応じた毎回の提出物を提出する。授業では、提出物に対してコメント、追加の作業の指示を行うので、次の授業時までに進めておくこと。提出物については、プリントアウトしたものに赤入れ、Wordファイルの校閲機能による修正指示、コメントのほか、メールないし口頭でのコメントなど、作業の進捗に合わせて柔軟に対応する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義ごとの調査にまつわる調べ物、調査に向けた準備作業、予備調査の進捗、本調査の進捗、データの分析など、平常課題60%、最終レポート40%で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
授業時間中に適宜指定します。 |
参考図書 /Reference Books |
岡井崇之編『アーバンカルチャーズ――誘惑する都市文化、記憶する都市文化』(晃洋書房、2019年、税別2600円) 『飯場へ──暮らしと仕事を記録する』渡辺拓也、洛北出版、2600円(税別) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 実習の目的 | 本講義「現代社会実習Ⅰ」の目的について全体で確認する。 | |
2 | 第2回 | 社会調査の概要 | 社会調査の意義や目的について、歴史的な観点から考える。 | |
3 | 第3回 | 調査方法の検討 | フィールドワーク、インタビュー、定点観測など、自分の関心にあった調査方法を検討する。 | |
4 | 第4回 | 調査設計 | それぞれの関心に基づいて調査設計を行う。 | |
5 | 第5回 | 予備調査の実施 | 個人ないしグループで予備調査を実施する。 | |
6 | 第6回 | 本調査の実施① | 予備調査の反省をふまえて本調査を行う。 | |
7 | 第7回 | 本調査の実施② | これまでの調査経過をふまえて追加調査を行う。 | |
8 | 第8回 | データの作成 | 収集したデータの整理。テキスト起こしやフィールドノーツの整理を中心に行う。 | |
9 | 第9回 | データの整理 | 収集したデータの整理。データの特徴や傾向を大まかに掴む。 | |
10 | 第10回 | データの分析① | 整理したデータをいくつかのカテゴリーに分け、データの共通性を明確化させる。 | |
11 | 第11回 | データの分析② | 作り出したカテゴリーの特性をより具体的に把握するために、カテゴリー内のデータをさらに細かいサブカテゴリーに分ける。 | |
12 | 第12回 | 報告書原稿の作成① | 整理・分析したデータを元に、報告書の原稿を執筆する。 | |
13 | 第13回 | 報告書原稿の作成② | 整理・分析したデータを元に、報告書の原稿を執筆する。 | |
14 | 第14回 | 報告書原稿の完成 | お互いの原稿の読み合わせたコメントをふまえて報告書を完成させる。 | |
15 | 第15回 | 参加者全員による総括 | 本講義について全体で総括し、卒業研究との関連性について各自、考えてもらう。 |