科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代社会研究Ⅰ/Studies in Contemporary Society Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
BA00561002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
梅川 由紀/UMEKAWA YUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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梅川 由紀/UMEKAWA YUKI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義)で行います。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は専門基幹科目の一つです。ディプロマ・ポリシー(現代社会学科)の、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等の能力」に関連する科目です。 本授業は「日常生活における環境(ごみ問題、ごみ屋敷など)」「身近な自然環境(自然保護、コモンズなど)」「地域社会における環境(歴史的環境、開発など)」という三つのキーワードから、環境と人間のかかわり方について環境社会学的に検討します。環境社会学の基本的な考え方を理解し、物事を多角的に考察できるようになることを目的とします。なかでも受講者の関心のある内容に関しては、自らの考えを社会学的に展開できるようになることを目指します。 なお、本授業の担当者は経営コンサルタントとして働いた経験を持つ、実務経験のある教員です。実務に関連したテーマや事例などを用い、より実践的な指導を行うことが可能です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.授業で扱う問題について、現状・論点・解決策などを説明できるようになること。 2.授業で扱った問題のうち受講生の関心のある内容に関しては、自らの考えを社会学的に論じることができるようになること。 |
授業のキーワード /Keywords |
日常生活における環境(ごみ、ごみ屋敷など)、身近な自然環境(自然保護、コモンズなど)、地域社会における環境(歴史的環境、開発など) |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業はパワーポイントを使用した講義形式で行います。受講者の理解を深めるために、積極的に映像資料を活用します。毎回授業の最後にコメントシートを記入してもらいます。コメントシートには、授業を受けて考えたことなどを書いてもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回授業の事前・事後に2時間程度とします。特に授業後は、授業内容を振り返るとともに、関心を持った内容に関しては積極的に本・論文・ニュースなどに目を通し、理解を深めるようにしてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1.毎回授業の最後にコメントシートを記入してもらいます。フィードバックは、次回授業開始時にクラス全体に向けて行います。 2.学期末には期末レポートを課します。フィードバックは、クラス全体に向けて行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
コメントシート:30%、期末レポート:70%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし。 |
参考図書 /Reference Books |
鳥越皓之,2004,『環境社会学——生活者の立場から考える』東京大学出版会. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション : 環境社会学の視点 | 授業の進め方について説明します。また、環境社会学とはどのような学問かについて学びます。 | |
2 | 第2回 | ごみ処理場 (日常生活における環境) |
「ごみ処理場が自宅近くに建設されること」をめぐる問題について検討します。 | |
3 | 第3回 | 不法投棄 (日常生活における環境) |
なぜ不法投棄は生じてしまうのか、その仕組みについて考察します。 | |
4 | 第4回 | リサイクル (日常生活における環境) |
どうすればリサイクルに協力的になってもらえるか、検討します。 | |
5 | 第5回 | ごみ屋敷① (日常生活における環境) |
いわゆる「ごみ屋敷」問題とはどのような問題なのか、その基礎について学びます。 | |
6 | 第6回 | ごみ屋敷② (日常生活における環境) |
「ごみ屋敷」の当事者の目線に寄り添って、ごみ屋敷問題について考察します。 | |
7 | 第7回 | 保護区 (身近な自然環境) |
「自然を守る」とはどのようなことなのか、検討します。 | |
8 | 第8回 | コモンズ (身近な自然環境) |
「コモンズ」という自然とのかかわりかたについて学びます。 | |
9 | 第9回 | まちづくりと観光 (身近な自然環境) |
まちづくりや観光と、自然の関係について学びます。 | |
10 | 第10回 | 生活環境主義 (身近な自然環境) |
「生活環境主義」という考え方について学びます。 | |
11 | 第11回 | 歴史的環境 (地域社会における環境) |
歴史的遺産などを保存すること、取り壊すことの論点について検討します。 | |
12 | 第12回 | 景観 (地域社会における環境) |
望ましい景観とは何か、景観問題の難しさについて考察します。 | |
13 | 第13回 | 開発 (地域社会における環境) |
環境と開発は両立しうるのか、考察します。 | |
14 | 第14回 | 環境正義 (地域社会における環境) |
社会的弱者が環境負荷の高い地域に居住せざるを得ない、不平等状態について考察します。 | |
15 | 第15回 | 環境と人間のこれから | これまでの内容を振り返り、これからの環境と人間のあり方について考察します。 |