基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	社会調査法Ⅰ 【Ａ】／Social Research Methods I
授業コード ／Class Code	BA00521001
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	現代社会学部／Contemporary Social Studies
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	水1(前期)／WED1(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	松川　尚子／MATSUKAWA　NAOKO
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈専門基幹科目〉／*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
松川　尚子／MATSUKAWA　NAOKO	現代社会学部／Contemporary Social Studies

授業の方法 ／Class Format	対面授業（講義）
授業の目的 ／Class Purpose	本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー（卒業認定に関する基本方針）に規定された「（2）諸課題の発見・把握およびその解決策の探求と実践」をめざすものである。 この授業は、社会調査の目的や方法・歴史・調査倫理など、社会調査に関する基本的事項を習得することを目的とする。そして、社会調査を実施する基礎的能力・社会調査を正しく評価する能力を身につけることをめざす。この科目は、社会調査士資格のA科目に該当する。
到　達　目　標 ／Class Objectives	・基本的な社会調査の概念・用語を理解し、説明することができる。 ・さまざまな社会調査の方法とその特徴を理解し、説明することができる。 ・社会調査を評価する能力を身につける。 ・既存の社会調査や官庁統計を活用できる。
授業のキーワード ／Keywords	社会調査
授業の進め方 ／Method of Instruction	講義形式
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	・事前学習として、該当するテキストの箇所を読んでおくこと（目安として1時間程度） ・事後学習として、テキストおよび配布資料をもとに復習しておくこと（目安として1時間程度） ・世の中でおこなわれている社会調査やその報道に関心を持ち、内容をみてみること
提出課題など ／Quiz,Report,etc	授業後にコメントペーパーを提出してもらいます。コメントや質問については、次回授業でフィードバックします。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	コメントペーパーの提出（30%）、確認テスト（70%）
テキスト ／Required Texts	大谷信介ほか編，2013『新・社会調査へのアプローチ――論理と方法』ミネルヴァ書房．
参考図書 ／Reference Books	適宜紹介する。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	1	イントロダクション	社会調査を学ぶ意義
2	2	社会調査とは	社会調査の目的と意義、社会調査の歴史
3	3	さまざまな社会調査	官庁統計、学術調査、世論調査、マーケティング・リサーチなど
4	4	社会調査の種類	量的調査と質的調査
5	5	社会調査の基本概念	記述と説明、概念、操作的定義、変数、仮説
6	6	量的調査の方法①	調査方法の種類と特徴、調査プロセス
7	7	量的調査の方法②	質問文作成、ワーディングの問題
8	8	量的調査の方法③	サンプリングの論理
9	9	データの基礎的集計	変数と要約の方法、単純集計、クロス集計
10	10	質的調査の方法①	調査方法の種類と特徴、聞き取り調査
11	11	質的調査の方法②	参与観察、ドキュメント分析
12	12	社会調査と調査倫理	調査倫理、個人情報保護、データの管理
13	13	調査の実査と運営	実際の調査事例、調査の工夫、調査対象者の反応
14	14	情報の探索と活用	官庁統計、既存調査と二次分析、図書館・インターネット
15	15	社会調査をとりまく状況と課題	名簿閲覧制限、回収率低下、統計不正問題、インターネット調査