科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ゼミナールⅣ/Social Research Seminar IV |
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授業コード /Class Code |
BA00341010 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
李 洪章/LEE HONGJANG |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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李 洪章/LEE HONGJANG | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業は、現代社会学部のディプロマ・ポリシーに示す、現代社会の多面的・総合的理解、および諸課題の発見と解決策の探求を目指すものである。 本ゼミナールでは、来年度に卒業論文を執筆するにあたり必要となる調査や研究の方法について学習する。また、各自の研究テーマを決定し、先行研究や資料を収集したうえで、研究の土台となるレポートを作成する。 学習のための事例としては、在日朝鮮人研究領域からいくつか代表的なものを取り上げ、かれ/かのじょらのうち、家父長主義や純血主義のもとで周縁化されがちな人々が、「民族」概念を生活レベルにおいて主体的に再定義しようとする言説実践を紹介する。それを通して、調査対象者を紋切り型の視点から捉えるのではなく、その語りや行為に根差して実践のあり方を詳細に記述していくことこそが、対象の理解につながるということを学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①卒業論文のテーマについて説明できる。 ②卒業論文作成のために、必要な文献資料を収集する能力を身につける。 ③自身のテーマに合った調査・研究方法を選択するために、様々な方法論に興味を持つ。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
論文の講読と、各自の研究計画発表を同時に進めていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習:予告した次回講義テーマに関して下調べを行い、疑問点を明確にしておくこと(目安として1時間程度)。 事後学習:配布資料や調査の内容を確認し、次回ゼミでの課題を自ら発見すること(目安として1時間程度)。 研究発表担当回のレジュメ作成、プレゼンテーションの準備 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・先行研究のレビュー ・レポートの進捗状況に関する報告書 (ゼミ中にコメントすることでフィードバックする) ・期末レポートなど (manaba上でコメントすることでフィードバックする) |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
ゼミ発表(2回) 60%、レポート 40% |
テキスト /Required Texts |
授業中に適宜指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 本ゼミナールのテーマや内容を紹介し、ゼミの進め方について打ち合わせを行う。 | |
2 | 第2回 | 卒論テーマ発表① | 夏期休暇中に構想した簡単な研究テーマと研究計画を発表する。 | |
3 | 第3回 | 卒論テーマ発表② | 夏期休暇中に構想した簡単な研究テーマと研究計画を発表する。 | |
4 | 第4回 | 参考文献の収集 | 参考文献の検索・調査方法を学習し、実際に図書館やインターネットを利用して情報を収集し、文献リストを作成する。 | |
5 | 第5回 | 論文の構造① | 学術論文における議論の組み立て方について、優れた論文を参照しながら学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 論文の構造② | 学術論文における議論の組み立て方について、優れた論文を参照しながら学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 研究テーマの本決定 | 教員とのディスカッションを通して研究テーマを決定し、さらには研究対象を設定する。 | |
8 | 第8回 | 先行研究の批判的検討① | 自身の研究関心に関連した先行研究の内容を整理したうえで批判的に検討し、その内容について報告する。 | |
9 | 第9回 | 先行研究の批判的検討② | 自身の研究関心に関連した先行研究の内容を整理したうえで批判的に検討し、その内容について報告する。 | |
10 | 第10回 | 目的・問題意識の明確化① | 先行研究の検討を通じて浮かび上がってきた課題に基づき、教員とのディスカッションを通じて研究の目的と問題意識を明確化させる。 | |
11 | 第11回 | 目的・問題意識の明確化② | 先行研究の検討を通じて浮かび上がってきた課題に基づき、教員とのディスカッションを通じて研究の目的と問題意識を明確化させる。 | |
12 | 第12回 | レポート作成 | 卒業論文の序論に該当する、研究の目的と背景、問題意識、先行研究の整理と研究の位置づけに関するレポートの作成を開始する。 | |
13 | 第13回 | レポートの進捗状況の確認 | レポート作成の進捗状況を確認し、教員とのディスカッションを通じて研究計画の方向性について再検討する。 | |
14 | 第14回 | プレゼンテーション | 各自作成したレポートの概要を報告し、ディスカッションを行う。 | |
15 | 第15回 | レポートの完成 | プレゼンテーションでの議論を反映させ、レポートを完成させる。 |