科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ゼミナールⅡ/Social Research Seminar II |
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授業コード /Class Code |
BA00321011 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(後期)/FRI2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
中田 敬司/NAKATA KEIZI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中田 敬司/NAKATA KEIZI | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
授業の方法 /Class Format |
基本的には講義・演習(対面)を実施します。状況によってオンライン、資料配布(オンラインの IDおよびパスワードはmanabaに掲載)の場合もあります。 連絡先 keiji-n@css.kobegakuin.ac.jp 特別警報(すべての特別警報)または暴風発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目取扱いについて→通常授業時の取扱いと同様に、休講とします。いつでも避難ができるよう準備してください。状況によっては休講にせずオンラインで授業する場合もあります。zoomID他、manabaでも案内します。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は社会防災学科ディプロマポリシー2(思考力・判断力・表現力等の能力)に関連する。本ゼミナールでは、ゼミナールⅠで学んだ内容を基本に、具体的なコミュニケーション能力向上をめざしディベート手法を取り入れ実践する。基礎的なディベート知識を得たうえで、論題を設定し、試合ができるように準備していく。主張には、論拠や証拠が必要であることを認識し、調査によりエビデンスの収集やその解釈を考察する。立論を作成し、全体の構成を検討しプレゼンテーション能力を向上させる。また、試合中の尋問により質問スキルやロジックな考え方を身につける。 なおこの授業の担当者は10年以上ディベート選手として、また企業・団体のコミュニケーション・ディベート研修に関わった実務経験のある教員である。また、実践的教育から構成される科目である。よって実際の現場事例の提示が可能でよりわかりやすい授業としたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1 トレーニングによる傾聴力向上 2 テーマに基づく資料検索力の向上 3 資料・文献等からの情報の分析力・洞察力の向上 4 ディベートの基本的スタイルについて理解できる 5 立論構成を理解し、作成できる。 6 反駁・争点総括について意味を理解し実施できる 7 ディベートの試合に参加し、主張や傾聴の能力を向上させる |
授業のキーワード /Keywords |
ディベート プレゼンテーション 傾聴 エビデンス ロジック |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義とともに論題設定後はグループでのディスカッションおよびチーム作業を実施する。またディベートの試合を実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
新聞や文献など読み込む力をつけていくように |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前・事後学習に各1時間程度。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート、資料収集について課題。レポートの内容等については、授業の中でモデル事例等を示し講評を実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題レポート 70% 資料・文献検索 30% |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 本ゼミナールの目標、授業の進め方等 | |
2 | 第2回 | プレゼンテーションについて | プレゼンテーションスキルについて、構成・声のトーンや抑揚・繰り返し・強弱・パフォーマンス他 | |
3 | 第3回 | 調査と分析 | 様々な調査方法と分析方法について調べる。文献検索、データ、アンケート、実験等 | |
4 | 第4回 | ディベートの基礎知識① | ディベートとは何か、トールミングモデル(主張・論拠・証拠)について理解する。 | |
5 | 第5回 | ディベートの基礎知識② | ディベート全体の流れを理解する。立論・反対尋問・反駁について理解する。 | |
6 | 第6回 | 肯定側立論について | 肯定側立論構成を理解する。基本哲学、言葉の定義、論点、エビデンスなどどのように立論に何が必要かを考えていく。 | |
7 | 第7回 | 反対尋問と反駁 | 反対尋問の実施の仕方、反駁の方法と議論接合のポイントについて理解する。 | |
8 | 第8回 | エビデンス(証拠)と論拠 | エビデンス(証拠)と論拠について検討する。エビデンスの収集の方法とその解釈について検討するとともにエビデンスカードの作成方法について理解する。 | |
9 | 第9回 | 論題選定 | ディベート大会開催に向けて論題を検討し、論題を決定する。論題選定の留意事項について理解する。 | |
10 | 第10回 | 試合準備① | 肯定側立論を作成する。基本哲学、エビデンス、論点を検討する。また継続したエビデンス収集を実施する。 | |
11 | 第11回 | 試合準備② | 肯定側立論を作成する。対戦に向けての論点防御想定、尋問想定の検討を実施し立論の精度を上げる。 | |
12 | 第12回 | 模擬試合 | ディベート本大会に実施される試合形式の前半部分を実施する。スパーリングを実施し作成した立論の弱点や補強対策を実施する。また尋問のトレーニングを行う。 | |
13 | 第13回 | 試合① | ミニディベート、巴戦を実施しディベートを体験する。 | |
14 | 第14回 | 試合② | 本試合形式で、巴戦を実施し、講評する。 | |
15 | 第15回 | 学んだ内容の整理と確認 | ディベートについて学んだことを整理、再確認する。 |