科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ゼミナールⅠ/Social Research Seminar I |
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授業コード /Class Code |
BA00311012 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
舩木 伸江/FUNAKI NOBUE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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舩木 伸江/FUNAKI NOBUE | 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management |
授業の方法 /Class Format |
講義 演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、現代社会学部のDP2-2(思考力・判断力を身につける)に関連する科目である。 1995年に発生した阪神・淡路大震災では、神戸の地に大きな被害が発生した。震災以降、各方面で防災について学ぶこと(防災教育)、備えることの必要性が重視されている。 ゼミナールでは、「防災教育」をテーマに、どのようにしたら防災に関心を持つ人が増えるか(意識啓発)、どのようにしたら楽しく防災を学べるか(防災教育の手法)、どのようにしたら防災の重要性を分かってもらえるか(伝え方)などについて学びを深めていく。 なお、この授業の担当者は、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの資料室で実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から防災について理解を深め、学外での実習も含む実践的教育から構成される授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
<目標> 防災教育を3年間の学習で考えていくための基礎をゼミナールⅠで培う。具体的には阪神・淡路大震災についての調べ学習、震災語り部の講話から防災への理解を深める。また、調べた内容を学校での防災教育という形で発表し、伝え方、教え方の基礎学習も行っていく。 1.阪神・淡路大震災を中心とした過去の災害についてについての勉強から、防災の基礎的知識をつける(知識) 2.阪神・淡路大震災についての調べ学習、震災語り部の講話からより実践的な防災学習への学びを深め、次なる災害への解決法を考える力を養う。(知識、態度・習慣) 3.習得した知識を小学生などに伝えることにより、防災への理解を深め、プレゼンテーション能力を養う(態度・習慣、技能) |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
調べ学習などで授業を進めていく |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に授業のテーマとなる内容について図書や雑誌、メディアなどを通じて情報収集して授業に臨んでください。授業後は、授業の内容を整理して、理解が不十分であると感じた事項は、教員に質問するなどしてください。なお、予習には1時間の学修を要する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
100%レポート課題による |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
夢みる防災教育(晃洋書房) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業ガイダンスと自己紹介 | 授業の進め方を説明し、共に学ぶメンバーと知り合う | |
2 | 第2回 | 阪神・淡路大震災について | 1995年に発生した阪神・淡路大震災の被害概要について学ぶ | |
3 | 第3回 | 調べ学習1 | 阪神・淡路大震災の写真などを見て、当時どのような状況だったのか、現地で調査を行う | |
4 | 第4回 | 調べ学習2 | 阪神・淡路大震災の写真などを見て、当時の様子についてインタビュー調査を行う | |
5 | 第5回 | 調べ学習3 | 阪神・淡路大震災の写真などを見て、文献・資料による調査を行う | |
6 | 第6回 | 震災語り部の講話 | 阪神・淡路大震災で肉親を亡くした語り部のお話を聞く | |
7 | 第7回 | 授業案の作り方 | 調べた内容をもとに、学校で防災教育の内容として伝えるための授業案を作成する | |
8 | 第8回 | プレゼンテーションの作り方 | プレゼンテーションを使って授業をする方法を学ぶ。小学校で授業を行う場合には、黒板に資料をどのように使うか、中学校、高校で授業を行う場合には、パワーポイントをどのように授業資料として活かすかを学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 授業準備1 | 学校で授業を行うための授業計画を作成し、模擬授業を行う。 | |
10 | 第10回 | 授業準備2 | 現場教員から授業指導を受ける。 | |
11 | 第11回~第14回 | 授業 | 指導を受けた内容をもとに、授業案を改訂し、模擬授業を数回行い、実際に学校で授業を行う。 | |
12 | 第15回 | 授業実践の振り返り | 学校での授業実践の振り返り、反省を行うと共に、今後の授業を改善するにはどのようなことを行うべきか、課題発見を行う。 また、夏休み中にどのような学習を行うか各自で課題設定を行う |