科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
入門ゼミナールⅡ/First Year Seminar II |
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授業コード /Class Code |
BA00301006 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期)/FRI1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
李 洪章/LEE HONGJANG |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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李 洪章/LEE HONGJANG | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習・実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業は、現代社会学部のディプロマ・ポリシーに示す、現代社会の多面的・総合的理解、および諸課題の発見と解決策の探求を目指すものである。 入門ゼミナールⅠに引き続き、現代社会学部における学びの仕方について、グループワークを交えながら修得する。新聞記事から興味のあるものを選び、スライドを用いて報告し、ディスカッションを行うことで、他の学生と問題関心を共有する。また、質的調査の手法について学んだうえで、実際に学内で聞き取り調査を行い、レジュメを用いて報告することで、社会学的な考え方への関心を深め、質的調査法の意義と限界について学ぶ。 なお、本授業は、実践的教育から構成される授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・分かりやすいレジュメを作成することができる。 ・パワーポイントを作成することができる。 ・プレゼンで分かりやすく丁寧な報告をすることができる。 ・ディスカッションに積極的に参加することができる。 ・社会学的な考え方や社会調査法の基礎を身につけることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
少人数のグループワークを取り入れる。 プレゼンテーション、ディスカッションを通じたアクティブ・ラーニングを実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
グループワークを行うには、授業中の出席(遅刻・早退しないこと)はもちろんのこと、授業時間外のグループメンバーとの自主的な学習や調査が必要になります。大学での学びは受講者ひとりひとりの積極的な姿勢なくしては成立しません。それを実感することも、この入門ゼミナールが持つ意義のひとつです。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習:予告した次回講義テーマに関して下調べを行い、疑問点を明確にしておくこと(目安として1時間程度)。 事後学習:配布資料や調査の内容を確認し、次回ゼミでの課題を自ら発見すること(目安として1時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・フィールドワーク参加記 (manaba上で講評することでフィードバックする) |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の課題 60%、調査報告レポート 40% |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 入門ゼミナールⅠで何を学んだのか、自己紹介とともに発表する | |
2 | 第2回 | アイスブレイク | グループワークを行うにあたって、グループ内で円滑にコミュニケーションをはかるために、コミュニケーションゲームを行う。 | |
3 | 第3回 | "Life"とは何か | 他者の人生や生活について理解し、考えるという社会学のひとつの役割について考える。 | |
4 | 第4回 | 「人生ゲーム」の作成① | 他者の人生を追体験できる「人生ゲーム」を作成する。まずはブレインストーミングを行い、アイデアを整理する。 | |
5 | 第5回 | 「人生ゲーム」の作成② | 他者の人生を追体験できる「人生ゲーム」を作成する。ゲームの大まかなストーリーについて考える。 | |
6 | 第6回 | 「人生ゲーム」の作成③ | 他者の人生を追体験できる「人生ゲーム」を作成する。ゲームの仕上げを行う。 | |
7 | 第7回 | 成果発表 | 作成した人生ゲームの狙いや趣旨について発表する。また、他グループの人生ゲームを実際に遊び、相互に評価する。 | |
8 | 第8回 | 学外実習の準備① | 丹波篠山でフィールドワークを行うにあたり、地域の特徴や課題などについて調べ、整理する。 | |
9 | 第9回 | 学外実習の準備② | グループごとにフィールドワークの計画を立案する。 | |
10 | 第10回 | 学外実習① | 丹波篠山でのフィールドワークを行う。計画にそって聞き取り調査などを行う。 | |
11 | 第11回 | 学外実習② | 古民家を活用したカフェ・宿を運営する経営者にインタビューを行い、観光資源としての「伝統」について考える。 | |
12 | 第12回 | プレゼンテーションの準備① | 実習で撮影した写真や、フィールドノートを、資料や先行研究と照らし合わせながら整理・考察する。 | |
13 | 第13回 | プレゼンテーションの準備② | 実習で撮影した写真や、フィールドノートにもとづいて、プレゼンテーション資料を作成する。 | |
14 | 第14回 | プレゼンテーション | グループごとにプレゼンテーションを行い、丹波篠山の魅力と課題についてディスカッションする。 | |
15 | 第15回 | 振り返り | 調査の意義や、他者に情報を伝えることの難しさ、「人生・生活」や「地域」などといった社会学的テーマについての振り返りをおこなう。 |