科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
入門ゼミナールⅡ/First Year Seminar II |
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授業コード /Class Code |
BA00301002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期)/FRI1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義では、現代社会学部のDP(1)現代社会の多面的、総合的な理解について、地域社会や行政の現場での取り組みを知り、それぞれの課題について学び、その解決方法や実践ができるような主体的な行動のための基礎知識や技術を習得することを目的とする。この授業では学外の実務家講師を招聘し、地域社会や行政で活躍されている人から実践的な話を伺い、意見交換を行う、実践的教育から構成される授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
現代社会において必要な地域社会や行政の知識や技術を習得する。ここでいう地域社会とは、郊外や中山間地等の地域であり、農村部を含む地域での活動方法や、その活動を支える人材や、施策を構築する行政職員との講義によって具体的な知識を得るとともに現状を知ることができる(知識)。また、得られた知見をもとに、課題を抽出し、その解決に向けた方法を考案し、プレゼンテーションすることができるようになる(技能)。これらの基礎的な知識、技術を活かして、ゼミナールⅡ以降の学習を深化させる。 |
授業のキーワード /Keywords |
地域活性化、中山間地域、SDGs、まちづくり、バックキャスティング |
授業の進め方 /Method of Instruction |
地域や行政で活躍するする外部実務家を必要に応じて招聘し、現場の実践的な知見を得るとともに、講義での学びを活かし、最終的にはテーマに沿ってグループディスカッションを行い、発表する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
多くの演習やプレゼンテーションの機会があるので、主体的に学び、積極的に参加できる姿勢が必要である。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
レポート作成、文献調査などの事前、事後学習に各回1時間程度が必要。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
ショートレポート、パワーポイント等の成果物の提出を求める。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業時の意見交換などの発言、外部講師とのコミュニケーションの積極性など(20%)、ショートレポートの評価(30%)、グループディスカッションおよび発表内容(30%)、最終レポート(20%)の割合で、総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス、自己紹介 | 講義の目的、習得を目指すスキル等の説明、教員の自己紹介を行う。 | |
2 | 第2回 | 地域活性化とまちづくり | 地域活性化やまちづくりなどが盛んに言われているが、その具体的な内容や政策について解説する。また、理想の地域づくりとはなにか?バックキャスティングなどの技法を取り入れて解説する。(事後学習として、30分程度の復習) | |
3 | 第3回 | まちの幸福論 | コミュニティデザインについて考え、そのまちに適合した具体的な取り組み事例やステークホルダーとのかかわり方について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 政策提案の実際① | 兵庫県内の中山間地でユニークな政策を打ち出し、実践している自治体の事例を紹介する。本時の学びや生まれた疑問を第5回の外部講師と共有する。(事前学習として中山間地の定義について約30分の予習) | |
5 | 第5回 | 政策提案の実際② | 中山間地での勤務経験のある行政職員を招聘し、政策提案についての手続きやその実際、そして提案後の評価等について学ぶ。(事後学習として2時間程度で提出用のショートレポートを作成する) | |
6 | 第6回 | 地域活動の実際① | 中山間地での地域活動の実績のある外部の実務家を招聘しての意見交換や具体的な活動事例の紹介を聞き、グループワークにつなげる。 | |
7 | 第7回 | 地域活動の実際② | 中山間地での地域活動の実績のある外部の実務家を招聘しての意見交換や具体的な活動事例の紹介を聞き、グループワークにつなげる。(講師との調整がつかない場合は、教員による事例紹介を行うことがある) | |
8 | 第8回 | 大学生ができる地域活性化とは① | 大学生が地域づくりに参画するためにはどのような考え方や地域調整が必要であるかを学ぶ。(事前事後学習として、各地での若者の地域づくりの先行事例を30分程度で調査する) | |
9 | 第9回 | 大学生ができる地域活性化とは② | 丹波篠山市を舞台に、地域づくりに関わっている高校生や大学生の事例を紹介する。それをもとに、自分たちで何ができるかを考える。 | |
10 | 第10回 | プレゼンテーションの方法 | グループワークに向けて、説得力のあるプレゼンテーションの方法やパワーポイントの作成のポイントについて解説する。 | |
11 | 第11回 | グループワーク① | グループに分かれて、地域課題や今後取り組んでみたい活動などをディスカッションし、発表用のパワーポイントをまとめる。 | |
12 | 第12回 | グループワーク② | 第11回に引き続き、まとめる作業や先行事例調査などを行い、発表内容をブラッシュアップする。教員は適宜机間巡視し、意見交換や助言を行う。 | |
13 | 第13回 | グループワーク③ | 第12回に引き続き、発表の準備を行う。原稿の作成やリハーサルも実施する。また、発表時の質疑応答への対応等も検討する。 | |
14 | 第14回 | グループ発表会 | グループワークの成果を発表する。発表内容だけでなく、その後の質疑応答への回答、他グループへの意見のフィードバック等も評価の対象とする。 | |
15 | 第15回 | 講義のまとめと振り返り | これまでの講義やグループ発表を踏まえて、与えられたテーマについて論じる。 |