科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
入門ゼミナールⅠ/First Year Seminar I |
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授業コード /Class Code |
BA00291001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(前期)/FRI1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門基幹科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
演習形式(「演習形式」とは何か? についても考えたい)です。 講義ではなく、グループワークや、発表、教え合いなど、いろんなかたちを試したい。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
「大学生活のトリセツ(取り扱い説明書)」を、みんなで作ること。大学「ならでは」の学びを身につけます。具体的には、ディプロマポリシー2.のなかの「解決の方途を探究し、自らその解決策を実践すること」を目指します。大学に入学したばかりで、いきなり「ゼミナール」や「演習」と言われても、なかなか実感がつかめない・・・。いまは、ネットに情報があふれていますから、いろんなこと(単位のとりやすさなど)を参考に、履修を計画されているのかもしれません。効率的に学ぶことこそ大切だ、という立場もありうるでしょうけれど、この授業では、大学をどんなふうに使えば、もっと楽しくなるのか、をみんなで考えたい。担当する教員は、テレビ局・IT企業での実務経験のある教員であり、その経験をもとに、幅広く、「メディア」についての話題をベースにします。また今年度は、みなさんと同じ「神戸学院大学1回生」なので、大学のどこに何があるのか、といったところもふくめて、さまざまな角度からトリセツを作りたいと考えています。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
みずから「問い」を見つけられるようになることです。 |
授業のキーワード /Keywords |
大学生活のトリセツ(取扱説明書)。 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
話し合い。「ゼミナール」は、原則として、講義ではありません。おたがいに対等な立場で、「敬意を持って、忌憚なく(遠慮せず)、建設的に」議論する空間です。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
原則として、毎回かかさずに参加していただきたいです。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回授業の事前・事後に2時間程度を要します。授業時間で扱った内容について、できるかぎり復習し、つぎの回にむけて、インターネットを使ったり、参加者同士で相談したりする予習をしていただきたいです。具体的には、授業のなかでお伝えしますが、ごく簡単に、つぎの回のテーマについての疑問点をひとつ挙げてもらうことなど、関心をつなげることを求めます。授業時間以外にも、いま、社会で起きていることについて、いつもアンテナを張って、関心を持って、できれば、参加者同士で話し合ったりしてほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表する際のレジュメをご提出ください。また、学期末に、卒業論文を仕上げるまでの進み具合を報告するためのレポートをご提出いただきます。その上で、授業内で、参加者同士でフィードバックをするとともに、学期途中、学期末それぞれに教員から個別にフィードバックします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
原則として、毎回の授業での取り組みをもとに評価します。参加状況(50%)、課題(50%)です。課題については、授業のなかでお伝えします。 |
テキスト /Required Texts |
使いません。 |
参考図書 /Reference Books |
授業のなかで、ご紹介しますが、かならず買っていただく、という必要はありません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 「ゼミナール」って何? | (日本の)大学の特徴のひとつ=「ゼミナール」とは何でしょうか? 歴史を説明するとともに、この授業の進め方について話し合います。 | |
2 | 第2回 | 大学探検 | 神戸学院大学ポートアイランドキャンパスとは、どのような場所なのでしょうか? 校内をフィールドワークします。 | |
3 | 第3回 | 講義の聞き方とゼミナールの関係 | 大学の講義とゼミナールは、どんな関係にあるのでしょうか? 講義の聞き方をもとに、その関係を考えます。 | |
4 | 第4回 | ノートの整理の仕方 | 大学での学びのなかで、ノートをとること、は、どんな意味を持つのでしょうか? 心がけていること、わからないこと、聞きたいことなどを、この授業の参加者同士で意見交換します。 | |
5 | 第5回 | 授業時間外の学修の仕方 | 大学の単位は、授業時間以外の「学修」とともに認められます。では、どんなふうに学べば良いのでしょうか? その方法を考えます。 | |
6 | 第6回 | 大学「生活」での学び | 大学「生活」とは、何でしょうか? そこで得られる学びには、どんなものがあるのでしょうか? 参加者同士のこれまでの「生活」をふりかえり、共有しながら考えます。 | |
7 | 第7回 | ゼミナールでの学び(1)発言の仕方 | そろそろ「ゼミナール」に慣れてくる頃ですが、あらためて、ゼミでの発言の仕方(ルール、マナーなど)についてふりかえり、建設的な議論に必要なことを考えます。 | |
8 | 第8回 | ゼミナールでの学び(2)プレゼンの仕方 | ゼミナールで求められる「プレゼンテーション」とは、何でしょうか?レジュメの書き方をはじめ、準備から、終了後のケアまで考えます。 | |
9 | 第9回 | 大学での学び(1)図書館の使い方 | みんなで図書館に行って、使い方を考えます。時間に応じてデータベースの使い方についても学びたい(現時点の予定なので、図書館のかたとの調整ん応じて、変わる可能性があります)。 | |
10 | 第10回 | 大学での学び(2)レポート準備から書くまで | 大学で求められる「レポート」とは、どんなものなのでしょうか? 書くための準備から書き方まで、これまでの経験を共有しながら考えます。 | |
11 | 第11回 | 大学「外」での学び | 大学の「外」での学びには、どんなものがあるのでしょうか? アルバイトをはじめ、いくつかの「外」の視点から、大学での学びを考えます。 | |
12 | 第12回 | 「シラバス」とは何か? | 「シラバス」に(も)歴史や目的があります。なぜ、あるのか、どう使えば良いのか。さまざまな議論を紹介し、考えます。 | |
13 | 第13回 | 大学卒業までの学び | 大学卒業に向けて、どんなふうに学びを進めていけばよいのでしょうか? 4年間の履修計画をはじめ、これからの計画を立てます。 | |
14 | 第14回 | 大学「後」の学び | 気の早い話かもしれませんが、大学生活を終えた「後」の学びには、どんなものがあるのでしょうか? 以前は「生涯学習」と言われ、いまは「リカレント」と呼ばれる、大学卒業「後」の学びについて考えます。 | |
15 | 第15回 | 大学生活のトリセツを仕上げる | 14回のゼミナールを通じて、どんな「トリセツ」を作れるのでしょうか?仕上げるために足りないところを整理します。 |