科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
グループ・アプローチ 【F】/Group Approach |
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授業コード /Class Code |
BA00221006 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
飛田 敦子/HIDA ATUKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈Basic Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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飛田 敦子/HIDA ATUKO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
村井 拓人/MURAI TAKUTO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
私たちは、コミュニティの支えなしに生きていけない社会的存在である。現在、学生の皆さんは、家族、大学、サークル、アルバイト、ボランティアなど、いくつものコミュニティに所属している。また、大学卒業後にも、会社や行政、趣味グループ、NPO、PTA、自治会など、公私ともに多様な人々と関わる機会が増える。そのような状況において、立場や価値観の違う人々といかに良好なコミュニケーションを取りつつ、合意形成に至るかということがより重要となってくる。 この授業では、ワークショップやファシリテーションの技法を個人として学ぶとともに、グループでオリジナルのワークショップのアイデアを考案する。また、その中からいくつかのワークショップを実践し、その評価を検証する。 なお当授業は、認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸(CS神戸)の職員が、実務経験のある教員として主に担当し、一部ゲスト講師とともに実施する実践的教育 から構成される授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・他者の気持ちを受容し、そして共感することで、自己のコミュニケーション法を見直し、新しい行動様式を身に着ける。 ・ワークショップやファシリテーションのスキルを習得し、立場や価値観の違いを超えた合意形成のプロセスを体感する。 ・グループとして最善のアウトプット、社会としての最善のアウトカムを意識した思考を意識できるようにする。 |
授業のキーワード /Keywords |
傾聴、受容、気づき、共感、自己成長、合意形成、ファシリテーション、ワークショップ、グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・ワークショップやファシリテーションの技法、その目的と効果を学ぶ。 ・実際にワークショップを体感しながら、学生同士で対話を行う。 ・グループでオリジナルのワークショップを考案する。 ※第6回、9回、15回の授業は水曜1限ではなく、5/28(日)に行います。詳しくは授業計画を参照のこと。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・積み上げ授業のため、全日程の参加を望む。 ・受講生が主体となったアクティブラーニングであることから、主体的な参画を望む。 ・状況により日程や授業内容が変更する場合がある。 ・ノートパソコン完備の教室にて実施予定だが、自身のPCがあれば持参することも可能。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・原則的に授業内で完結とするが、グループでオリジナルのワークショップの考案など、授業時間外での取り組みも歓迎する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・授業内で提示する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・授業ごとのコミュニケーションシート 30% ・オリジナルワークショップに関する参加貢献および成果物 20% ・期末レポート 50% |
テキスト /Required Texts |
原則、授業ごとに配布。必要に応じて、manabaで配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
特に購入する必要はないが、以下のとおり。関心のある学生は参考のこと。 ・原正紀(2010)「インタビューの教科書」同友館 ・山田一成(2010)「聞き方の技法―リサーチのための調査票作成ガイド」日本経済新聞出版 ・A・オズボーン(2018)「創造力を生かす―アイデアを得る38の方法」創元社 ・川喜田二郎(1966)「発想法―創造性開発のために」中央公論社 ・アニータ ブラウン・デイビッド アイザックス・ワールド・カフェ・コミュニティ(2007)「ワールド・カフェ―カフェ的会話が未来を創る」ヒューマンバリュー ・デビット・シベット(2013)「ビジュアル・ミーティング―予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術」朝日新聞出版 ・鈴木康久・嘉村賢州・谷口知弘(編)(2019)「はじめてのファシリテーション―実践者が語る手法と事例」昭和堂 ・青木将幸(2013)「リラックスと集中を一瞬でつくる アイスブレイクベスト50」ほんのもり出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回(4/12・水1限) | 授業ガイダンス | 授業の目的、進め方、スケジュールなどの概要説明 | |
2 | 第2回(4/19・水1限) | 対話とケア | 人間関係や合意形成におけるワークショップの意味付けについて考える | |
3 | 第3回(4/26・水1限) | 場のデザインとアイスブレイク | 対話が生まれやすい場面設定や初対面での緊張をほぐすアイスブレイクの役割について学ぶ。 | |
4 | 第4回(5/10・水1限) | 対話の技法Ⅰ | 「1 on 1 インタビュー」の目的と効果について学び、その実践を行う。 | |
5 | 第5回(5/17・水1限) | 対話の技法Ⅱ | 「ブレインストーミング」と「KJ法」の目的と効果について学び、その実践を行う。 | |
6 | ★第6回(5/28・日曜) | 対話の見える化① | グラフィックレコーディングの目的と効果について学び、その実践を行う。 ※第6回の授業は5/24(水)には実施せず、5/28(日)に実施。 |
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7 | 第7回(5/31・水1限) | 対話の技法Ⅲ | 「マグネットテーブル」の目的と効果について学び、その実践を行う。 | |
8 | 第8回(6/7・水1限) | 対話の技法Ⅳ | 「ワールドカフェ」の目的と効果について学び、その実践を行う。 | |
9 | ★第9回(5/28・日曜) | 対話の見える化② | グラフィックレコーディングの目的と効果について学び、その実践を行う。 ※第9回の授業は6/14(水)には実施せず、5/28(日)に実施。 |
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10 | 第10回(6/21・水1限) | ワークショッププランの検討と構築① | テーマに基づき、グループでワークショッププランを検討する。 | |
11 | 第11回(6/28・水1限) | ワークショッププランの検討と構築② | テーマに基づき、グループでワークショッププランを検討する。 | |
12 | 第12回(7/5・水1限) | ワークショッププランの発表 | 検討したワークショッププランを発表し、共有する。 | |
13 | 第13回(7/12・水1限) | ワークショッププランの実践 | 選出されたワークショップを実践し、皆でフィードバックする。 | |
14 | 第14回(7/19・水1限) | 授業のまとめ | これまでの授業をふりかえり、ワークショップやグループでのアプローチの目的と意義を整理・共有する。 | |
15 | ★第15回(5/28・日曜) | 対話の見える化③ | グラフィックレコーディングの目的と効果について学び、その実践を行う。 ※第15回の授業は7/22(土)には実施せず、5/28(日)に実施。 |