基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	東洋の歴史【法⑩～⑫・現社】／Oriental History
授業コード ／Class Code	B000991001
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	現代社会学部／Contemporary Social Studies
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	木5(後期)／THU5(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	千田　豊／SENDA YUTAKA
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈学部共通科目〉／*** MAJORS *** 〈Basic Subjects〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
千田　豊／SENDA YUTAKA	グローバル・コミュニケーション学部／Global Communication

授業の方法 ／Class Format	講義形式
授業の目的 ／Class Purpose	この科目では、現代社会学部のディプロマ・ポリシーが掲げる「現代社会の多面的、総合的な理解」、法学部のディプロマ・ポリシーが掲げる「汎用的技能」を目指し、中国の通史について概観する。古代から現代まで各時代の基本的な事項、特徵、変化を学び、基礎的な知識を深める。その際、単に重要な用語を解説するだけでなく、史料自体や歴史的意義について強調して講義を行う。それによって表面的な歴史事実ではなく、中国史の本質に触れて欲しい。 なお、この授業の担当者は高校での実務経験を５年間経験しており、教員志望の学生にはより実践的な観点から教育の現場の解説ができる。
到　達　目　標 ／Class Objectives	①中国史の各王朝の基本的な事項について説明できる(知識)。 ②中国史を通して中国社会の理解を深めることができる(思考力・判断力)。
授業のキーワード ／Keywords	中国史　史料　歴史学
授業の進め方 ／Method of Instruction	授業では基本的にパワーポイントを使って講義をおこなう。 授業について、小テストを行う。
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	学習した範囲の基本事項を復習しておくこと(一時間程度)。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	授業に沿って小テストを行い、授業の最終日に期末確認プリントを行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	小テスト(60点)と期末確認プリント(40点)の合計100点で評価する。
テキスト ／Required Texts	特になし。
参考図書 ／Reference Books	適宜指示する。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	1回	ガイダンス	授業内容について説明し、歴史に対する視点や中国史に関する基礎知識を確認する。
2	2回	時代区分について	中国史を中心として、日本史・西洋史の時代区分についても整理する。
3	3回	中国史の史料について	歴史を学ぶ上で最も基本的な史料について解説する。
4	4回	先秦から秦	中国王朝が起こり、秦が統一をするまで整理する。
5	5回	漢王朝	前漢から後漢まで皇帝や皇后、外戚について説明する。
6	6回	魏晋南北朝	後漢滅亡後、三国時代を経て南北朝時代の対立までを解説する。
7	7回	隋について	南北朝時代という戦乱期を統一した隋、その後に続く唐について整理する。
8	8回	唐朝の成立と滅亡	唐朝が成立してから滅亡するまでの長い歴史を解説する。
9	9回	五代十国時代と宋	唐滅亡後の混乱期から北宋が建国されるまでを説明する。
10	10回	南宋と北方民族	南宋の社会と、北方民族について学ぶ。
11	11回	モンゴル帝国	モンゴル帝国がおこり、それによって世界の一体化が進んだことを整理する。
12	12回	明について	明朝の建国と滅亡までをまとめる。
13	13回	清と列強	清が成立して、アヘン戦争により列強の侵略を受けるまで解説する。
14	14回	近現代の中国	世界大戦を経た中国についてまとめる。
15	15回	総括と期末確認プリント	全体の確認と期末確認プリントを行う。