科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
西洋の歴史 【現社】/Western History |
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授業コード /Class Code |
B000981001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水5(前期)/WED5(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 恵美/KATAOKA MEGUMI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈Basic Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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片岡 恵美/KATAOKA MEGUMI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、現代社会学部のDPに示す、社会科学及び人文科学の学際的な学修を通じて、現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成に係る諸事象を多面的、総合的に理解し、その知識を活用することができることを目指す。また、本講義科目は、古代地中海とその周辺地域の歴史から現代に至る西洋の歴史について基本的な知識を修得しつつ、西洋の歴史の流れを理解できることを目的とする。また、併せて歴史的な観点から現代の出来事や文化を多面的に見ることができるようになることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.西洋の歴史について、基本的な用語や概念を説明できる(知識)。 2.各時代の特色や歴史の展開について興味を持つことができる(態度・習慣)。 |
授業のキーワード /Keywords |
西洋、ヨーロッパ、歴史 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めますが、講義中に受講生に適宜、発言を求めます。受講生からの意見や疑問点について、毎回、ミニ・レポートを記入してもらい、適宜、後の回で共有します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業に欠席しますと、毎回実施するミニ・レポートの提出ができなくなりますので、やむをえない場合をのぞいて、できる限りきちんと出席してください。授業回数の三分の二以上、出席すること。 高等学校の「世界史B」を復習しておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に講義の対象となる時代についてのキーワードを伝えますので、基本的な事項を確認しておくこと。(目安として1時間) 事後学習として、講義で配布されたプリントを見直し、基礎的な内容を再確認し、覚えておくこと。(目安として1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義時に授業についての意見や疑問点などを書いて提出してもらい、それをミニ・レポートとします。提出されたミニ・レポートについては、後の回に総評などを行います。 小テストを実施します。正解(模範解答)を提示し、解説・講評を行ないます。 定期試験については、正解(模範解答)、解説、講評を提示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回、講義の際に提出してもらうミニ・レポートの他、授業中の態度や積極性、小テストや定期試験を合わせて評価します。評価の割合は、ミニ・レポートと授業中の態度・積極性(40%)、小テスト(30%)、定期試験(30%)です。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
特に指定しない。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業のガイダンスと、西洋の歴史の時代区分や対象範囲など基本事項について説明と確認を行う。 | |
2 | 第2回 | 古代ギリシア史 | 古代地中海世界を形成する基礎となった古代ギリシアの歴史について、基本的な事項を整理し、理解する。 | |
3 | 第3回 | ローマ帝国史 | ヨーロッパに大きな影響を与えたローマ帝国の歴史について、その政治や体制の変化に関する基本的な事項を理解する。 | |
4 | 第4回 | ローマ帝国と東方 | ローマ帝国は東方の地域と貿易を行ったが、この貿易でもたらされたものはローマ帝国の人々の生活を豊かにした。ローマ帝国と東方との貿易の概略やそれによる変化について理解する。 | |
5 | 第5回 | フランク王国と西欧中世社会の形成 | フランク王国の発展と西ヨーロッパ文化圏の形成、フランク王国分裂後の西ヨーロッパ各国の歴史について、基本的な事項を理解する。 | |
6 | 第6回 | ビザンツ帝国と東ヨーロッパ | ビザンツ(東ローマ)帝国の概略について基本的な事項を理解するとともに、ビザンツ帝国が東ヨーロッパに与えた影響について考察する。 | |
7 | 第7回 | キリスト教史 | 中世ヨーロッパ社会で多大な役割を果たした教会の成立と発展について理解し、東方との関係についても考察する。 | |
8 | 第8回 | 近世ヨーロッパ ルネサンスと大航海時代・宗教改革 |
ルネサンスや宗教改革の近代性について理解する。また、大航海時代の新航路の開拓がもたらした世界の一体化による変化や諸問題について考察する。 | |
9 | 第9回 | ヨーロッパ主権国家の発展 | 16〜18世紀のヨーロッパにおける主権国家の形成と発展について、絶対主義の基本的概念と合わせて理解する。 |
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10 | 第10回 | 産業革命 | 18世紀にイギリスで始まった産業革命は、経済に多大な変化をもたらした。産業革命による変化とそれによる諸問題について理解し、考察する。 | |
11 | 第11回 | アメリカ独立革命とフランス革命 | 本格的な近代社会の形成をもたらしたアメリカ独立革命やフランス革命について学び、近代ヨーロッパ社会の特質について理解する。 | |
12 | 第12回 | 欧米列強の世界進出 | 19世紀の欧米列強は、世界各地への進出と植民地化を推進し、欧米中心の社会や経済が成立していった。この進出と植民地化の展開について理解し、欧米中心の在り方の抱える諸問題について考察する。 | |
13 | 第13回 | 帝国主義の動き | 19世紀後半の欧米列強は、植民地を拡大する帝国主義の動きを見せた。欧米列強による世界各地の植民地化の具体的な動きについて理解する。 | |
14 | 第14回 | 第一次・第二次世界大戦と現代社会 | 第一次・第二次世界大戦の始まりから終結までと戦間期の欧米について、基本的な事項を理解する。また、第二次世界大戦後の世界の枠組みと現代社会に与える影響についても合わせて理解し、考察する。 | |
15 | 第15回 | 総括 | 1~14回までに出た質問に回答し、これまでの授業の内容を補完する。 |