科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
日常生活活動学実習 【作】/Practice of Skill Theory of Daily Life |
---|---|
授業コード /Class Code |
B704002001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期),金2(後期)/FRI1(AUT.),FRI2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小川 真寛/OGAWA MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
小川 真寛/OGAWA MASAHIRO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
塚原 正志/TUKAHARA MASASHI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
実技・演習 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部DP 2,3,4 を達成することを目指します。 この科目は、学部DP4に掲げるリハビリテーションの広範かつ専門的な知識・技能・態度を修得することを目指しています。具体的には、運動学や解剖学などの基礎医学の知識を活用して、起居・移乗・移動などの基本動作、更衣・整容・食事・トイレ動作・入浴などの応用動作、さらに、対象者の障害特性や社会的背景を考慮した掃除・洗濯・買い物などの家事全般、公共交通機関の利用、趣味活動なのQOL(人生の質)について演習および実技を通じて、その特徴や役割について理解し、その評価および介助方法や動作指導が行えるようになる。 また、この科目担当者は、作業療法士として臨床経験があり現在も病院や訪問リハビリテーションへ関わる実務経験のある教員である。作業療法の対象者の日常生活支援を実践的に役立つ学びへ繋げます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
健常者の日常生活活動を分析し、説明でき、基本動作の安全な介助および動作指導ができる。 対象者の生活・人生における課題を抽出でき、日常生活活動や日常生活関連活動、QOL(人生の質)のアセスメント(評価・情報収集)ができ、考察、目標設定プログラム立案・実施までを説明できる。 指導の中には、福祉用具の適合、住環境の調整も含まれ、それらの知識を習得し、関係職種と連携して、作業療法士としての役割を理解し、説明でき、アセスメント・プランニングができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
日常生活活動 日常生活関連活動 QOL(人生の質) 生活行為・アセスメント 動作分析・動作指導 環境調整 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
グループワークで課題について取り組み、発表し、情報共有することにより、臨床場面で通用する問題解決能力を養う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
服装は運動できるもの(ジャージ上下)で、ジーンズ・スラックス、スカートは不可。グループワークを中心に進めていくので、コミュニケーション能力を最大に発揮して、課題に取り組む。したがって、授業・演習中は、積極的に取り組む姿勢、授業以外では60分程度の予習・復習を行うのが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の実習で実施される関連科目・講義について予習を行うこと(20分程度)。 必ず実施した実技は、できるだけ早い時期に身につくまで反復練習し習得しておくこと(60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
必要に応じて実技試験やレポートなどを実施。レポート課題・実技試験は、個別またはグループにフィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業への取り組みについて、課題遂行への積極性、役割遂行程度を総合的に判断する。定期試験は実施しない。レポートも課すことがある。取り組む姿勢(90%)、レポート課題(10%)。 授業への取り組みについては、学生間のグループで実技練習を行うので、お互いが向学心を持ち積極的に、実技を実施しているか、理解できないことは積極的に質問しているかなどを3段階(A・B・C)で担当教員が判定し、各回の評定をもとに総合的に、評定する。 教員の主観的判断にゆだねず、評定結果をビジュアルアナログスケールでできるだけ客観的尺度に変換し評定結果を出し、担当教員で総合的に評定とする。 教員の主観的判断にゆだねず、評定結果をビジュアルアナログスケールでできるだ客観的尺度に変換し評定結果を出し、担当教員で合議し、評定とする。 |
テキスト /Required Texts |
特に指定しない |
参考図書 /Reference Books |
特になし。授業で紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 日常生活活動の分析と理解(1) |
起居、移動、寝返りなどの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
2 | 第2回 | 日常生活活動の分析と理解(2) | 立位、座位、起立などの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
3 | 第3回 | 日常生活活動の分析と理解(3) | 移乗、移動などの動作分析を行い、その特性を知り考察する(1)。 | |
4 | 第4回 | 日常生活活動の分析と理解(4) | 移乗、移動などの動作分析を行い、その特性を知り考察する(2)。 | |
5 | 第5回 | 日常生活活動の分析と理解(5) | 第1~4回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(1)。 | |
6 | 第6回 | 日常生活活動の分析と理解(6) | 第1~4回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(2)。 | |
7 | 第7回 | 日常生活活動の分析と理解(7) | 更衣、整容、食事などの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
8 | 第8回 | 日常生活活動の分析と理解(8) | トイレ動作、入浴などの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
9 | 第9回 | 日常生活活動の分析と理解(9) | 第7・8回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(1)。 | |
10 | 第10回 | 日常生活活動の分析と理解(10) | 第7・8回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(2)。 | |
11 | 第11回 | 日常生活活動の分析と理解(11) | 掃除・洗濯などの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
12 | 第12回 | 日常生活活動の分析と理解(12) | 調理・買い物、外出などの動作分析を行い、その特性を知り考察する。 | |
13 | 第13回 | 日常生活活動の分析と理解(13) | 第11・12回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(1)。 | |
14 | 第14回 | 日常生活活動の分析と理解(14) | 第11・12回までの動作の分析と考察をグループごとに実際の動作を行いながら、発表し、振り返り、学習内容を再確認する(2)。 | |
15 | 第15回 | 日常生活活動の分析と理解(15) 振り返りとまとめ |
全体を振り返り、日常生活活動、日常生活関連活動、生活行為、住環境調整などの知識や介助、動作指導などの技術の整理を行い、臨床場面での作業療法士の役割を確認する。 |