科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
老年リハビリテーション学/Rehabilitation of the aged |
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授業コード /Class Code |
B703891001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期),火4(後期),火5(後期)/MON3(AUT.),TUE4(AUT.),TUE5(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
阪井 一雄/SAKAI KAZUO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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阪井 一雄/SAKAI KAZUO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
村尾 浩/MURAO HIROSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本学部が養成しようとする理学療法士像・作業療法士像に必須な「高齢者の理解」を進めるために「高齢者に特有な心身の状況」を習得し、有為な理学療法士・作業療法士としての発想と態度を獲得する。これはDPにおける「チーム医療や総合的福祉、地域社会開発の担い手となることができる」を担保する一つとなる。 この科目の担当者は精神科医として30年以上の実務経験のある、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本老年精神医学会専門医、臨床心理士、公認心理士試験であり、現在も認知症疾患医療センター等で診療実務を行っている医師と、病院でのリハビリテーション34年の臨床経験を有するリハビリテーション科専門医である教員が担当することから、実際に役立つ知識と発想、態度を伝えたい。 これらの講義を通して、チーム医療や総合的福祉、地域社会開発の担い手となる知識・能力を得て、実際の臨床に役立つ知識、発想、態度を獲得する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
高齢者に特有な心身状況について理解する。 その上で、適切な高齢者リハビリテーションを発想する力を獲得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
高齢者・心身機能・リハビリテーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
阪井6コマ、村尾2コマのオムニバス形式で、講義と演習を行う。 教員都合により、村尾の講義は月曜日、阪井の講義は火曜日に行うので留意すること。 具体的な日時は、学内の掲示あるいはMoodle を用いて連絡するので確認しておくように。 阪井の講義は、神経内科学の講義が無い日程に2コマずつ3日にわけて行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
単に知識を得るのではなく、知識に基づいて考察を進めることを重要視するので、能動的な姿勢での参加を求める。 阪井の担当分に用いる資料は、One Driveにuploadしておくので、前もって確認しておくように。 資料のupload先 問題集のupload先 https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/rk121203_reha_kobegakuin_ac_jp/EraelEpkDT5OpEZtdy8vnZMBeyKUznxw9OUHL-xzuDWWQQ?e=AAl4u3 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
配布した問題集の解答や、問題に使用される単語の意味を確認しておくこと(60分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
村尾・阪井の担当分共に提出課題はない。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
村尾の担当範囲については、テストの結果で成績を判定する。 阪井の講義範囲については、テストの結果をもって成績を判定する。6割以上の正答率を以て合格とするが、正誤式の試験を行った場合は、偶発的な正答率を考慮して、8割の正答率を以て合格とする。 これらの成績評価を村尾担当分25%、阪井担当分75%で計算して最終の成績とする。 |
テキスト /Required Texts |
老年学 第5版 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野) 医学書院; 第5版 ISBN-10 : 4260039474 ISBN-13 : 978-4260039475。 |
参考図書 /Reference Books |
日本医師会雑誌 138巻 特別号2 高齢者診療マニュアル (販売は無いようです。図書館で閲覧して下さい。) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 高齢者とリハビリテーションの理念 (村尾担当) | 高齢者とリハビリテーションの理念の関係を理解する。 |
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2 | 第2回 | 高齢者の運動器疾患 (村尾担当) | 高齢者の代表的な運動器疾患を理解する。 | |
3 | 第3回 | 高齢者の身体的特徴 (以下 阪井担当) | 高齢者の身体的な特徴について理解する | |
4 | 第4回 | 高齢者の疾患の特徴(老年症候群) | 高齢者の疾患の特徴 (老年症候群)について理解する。 | |
5 | 第5回 | 高齢者の疾患(循環器疾患)1 高血圧 | 高齢者に特徴的な疾患の一つである高血圧についてを高齢者の特性との関係において理解する。 | |
6 | 第6回 | 高齢者の疾患(循環器疾患) 2 不整脈と腎不全 | 高齢者に特徴的な疾患の一つである不整脈や心不全を高齢者の特性との関係において理解する。 | |
7 | 第7回 | 高齢者の心理特性・認知機能特性 | 正常加齢を中心に高齢者の認知機能特性・心理特性について理解する。 | |
8 | 第8回 | 高齢者の医療の原則 | 第1回から第7回までの講義内容を前提として、リハビリテーションをはじめとした高齢者医療の原則について理解する。 |