科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
理学療法理科/Basic Science for Physical Therapy |
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授業コード /Class Code |
B703841001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(前期)/THU1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小形 晶子/OGATA AKIKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門入門分野》/*** MAJORS *** 《INTRODUCTORY STUDIES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小形 晶子/OGATA AKIKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
柿花 宏信/KAKIHANA HIRONOBU | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義形式 【第1回~第8回】柿花担当 【第9回~第15回】小形担当 |
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授業の目的 /Class Purpose |
理学療法学のベースとなる基礎医学(運動学、生理学)を理解するためには、高校理科の基礎的知識が欠かせません。本科目では、高校理科(物理学、化学、生物学)について、基礎医学を学ぶ上で必要なエッセンスを抽出し、教授します。本科目は、基礎医学に必要な理科の基礎知識の定着を図ることを目的とし、学部ディプロマポリシー2を達成することを目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(物理学) 1.静力学について概説できる。 2.モーメントについて概説できる。 (化学) 1.濃度計算ができる。 (生物) 1.動物細胞の構造と、その働きを説明できる。 2.細胞、組織、臓器・器官系の成り立ちが理解でき、その役割の概要を説明できる。 3.各臓器が協調することによってヒトは生命活動を営んでいることが説明できる。 4.ヒトの様々な生命活動について生物学的観点から考え説明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
力学、モーメント、濃度、エネルギー代謝、細胞、体内環境の恒常性 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心とした科目です。小テストを行って適宜知識の定着を確認します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
高校基礎理科の知識が必須です。高校で使用した教科書等を通読して授業に臨んでください。 担当教員連絡先: 柿花 宏信:kakihana@reha.kobegakuin.ac.jp 小形 晶子:ogata@reha.kobegakuin.ac.jp |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
(物理、化学) 予習に30分、復習に60分程度の時間が必要です。 (生物) 授業前にテキストの該当する部分を読むなど予習してください(30分程度)。また、授業後は復習を行ってください(60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業時に、理解度確認のための小テスト等の実施や、レポート課題を出すことがあります。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
100% 期末試験による。 ただし、新型コロナ感染症の状況により期末試験を実施できない場合は、授業時に実施された小テストやレポート課題により、成績評価を行います。 |
テキスト /Required Texts |
(物理、化学)配布資料 (生物)「新課程 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録」 数研出版 |
参考図書 /Reference Books |
高校で使用した理科科目の教科書 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 物理学:静力学① | 力学とはどういった学問なのかを概説する。さらに、ベクトルとスカラーについて説明する。 | |
2 | 第2回 | 物理学:静力学② | 速度と加速度の関係について説明する。 | |
3 | 第3回 | 物理学:静力学③ | 等加速度での運動について説明する。また重力加速度について説明する。 | |
4 | 第4回 | 物理学:静力学④ | 力の合成と分解、力のつり合いについて説明する。 | |
5 | 第5回 | 物理学:モーメント | 作用反作用の法則、運動方程式の作り方について説明する。 さらに、回転する力(モーメント)について説明する。 |
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6 | 第6回 | 化学:モル計算 | 分子量、式量を用いたモル数の計算について説明する。 | |
7 | 第7回 | 化学:濃度 | モル濃度等の計算方法について説明する。 | |
8 | 第8回 | 化学:化学反応式 | 化学反応式の数的関係について説明する。 | |
9 | 第9回 | 生物:細胞の構造と働き | テキスト第1編第Ⅰ章: 生物は細胞から成り立つこと、その構造と働きを理解する。また、細胞を構成する成分とその特性を理解する。 | |
10 | 第10回 | 生物︓動物個体の成り立ち | テキスト第1編第Ⅰ章:細胞は、表皮組織・支持組織・筋組織・神経組織を構成し、細胞はそれぞれの役割に応じて特徴的な構造や形、機能を持つことを理解する。 | |
11 | 第11回 | 生物︓代謝 | テキスト第2編第Ⅰ章: 生物は外から取り入れた物質を元に自身を構成する物質を合成し、また、物質を分解することによって生命活動を営むエネルギーを取り出している。このしくみを支える酵素とATPの役割を理解する。 | |
12 | 第12回 | 遺伝子情報の発現 | キスト第3編第Ⅰ章: 細胞分裂によって細胞が増えることや、機能を維持するために細胞の入れ替えが行われていることが、個体の成長や生命活動を営むために必要であることを理解し、この細胞分裂のしくみを理解する。 | |
13 | 第13回 | 生物︓生殖と発生 | テキスト第4編第Ⅰ章、第Ⅱ章:ヒトは1つの細胞から始まり、分裂を繰り返し、細胞数を増やしながら様々な胚葉に分化し器官を形成することを理解する。また、受精から出生までの過程と胎生期の器官形成について理解する。 | |
14 | 第14回 | 生物︓体内環境の恒常性 | テキスト第5編第Ⅰ章:体内の恒常性維持のため、各器官がどのような役割を果たしているのかを理解する。 | |
15 | 第15回 | 生物︓刺激と受容 | テキスト第5編第Ⅱ章:ヒトは周囲の環境に適したふるまいを行うために、外部環境を感知するための様々な受容器が備わり、その情報を元にして適した運動が行われる。これらのしくみについて理解する。 |