シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
機能解剖学/機能解剖学特論/Functional Anatomy
授業コード
/Class Code
B703602001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
小形 晶子/OGATA AKIKO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小形 晶子/OGATA AKIKO 理学療法学科/Physical Therapy
授業の方法
/Class Format
【講義】
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、学部のDPに掲げる、リハビリテーションに関する広範かつ専門的な知識を修得することを目指しています。
この講義科目は、解剖学、生理学、運動学等で学んだことを元にして、その構造と機能を結び付けて学習し、「身体の運動」について全般的に理解することを目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.各器官の基本的な構造と特徴を説明できる。(知識)
2.各器官の基本的な働きと特徴を説明できる。(知識)
3.それぞれの器官系が協調することによって、身体の運動が成り立っていることが説明できる。(知識)
4.身体の運動について、関係する器官の構造と働きを関連付けて考え、説明することができる。(態度、習慣)
授業のキーワード
/Keywords
構造と機能、身体の運動、
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心として進めますが、質問をするなど対話型の授業方式で行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
4年次までに学修した知識を元にした授業を行いますので、解剖学等の基礎的な科目の復習を行って授業に臨んで下さい。また、授業には集中して臨み、授業中に理解するように努力してください。 
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
授業前に、講義予定の主題にあげられている器官について、各自が持っている解剖学、生理学等のテキストで復習を行っておくこと(60分程度)。授業時間内で、前回までに学んだ講義の理解度を確認するための小テストを行いますので、授業後にはわからないことを調べるなどの復習をしてください(60分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業時に、理解度確認のための小テストを実施し、後日各自の得点を通知し、解説を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業時間内に行う小テスト60%,各回の授業に基づいた最終レポート40%で総合的に評価します。
テキスト
/Required Texts
解剖学、生理学等で使用したテキストを持参してください。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 骨のはたらき 骨は人体を支え、筋とともに運動の中心的な役割を果たす。この講義ではそれらに加えて、骨の微細構造や造血器官、カルシウムを貯蔵する器官であることを学習する。
2 第2回 筋のはたらき 筋は、身体の「運動」だけでなく、内臓を動かし生命活動を維持するために重要な役割を果たしていることについて学習する。
3 第3回 循環器系のはたらき 運動には筋が収縮することが必要であり、筋が収縮するためには、細胞はATPを必要とする。ATPを産生するのに必要な物質を運搬するための循環器系の器官について、その構造と機能を学習する。
4 第4回 呼吸器系のはたらき 細胞がATPを産生するためには、酸素を取り入れることが必要である。酸素を取り入れるために必要な呼吸器系の構造としくみ、呼吸運動について学習する。
5 第5回 消化器系のはたらき 細胞がATPを産生するためにはグルコースが必要であるが、ヒトはそのグルコースを体外から取り入れる。グルコースを取り入れるために必要な消化器系の構造と機能を学習する。
6 第6回 体内環境の維持 ヒトが生命活動を営む上では、体内環境を適切な状況に保つことが重要になっている。適切な状況に臓器の機能を調整する役割である内分泌系と自律神経系や、不要物を体外に排出したり、体内の浸透圧を調整する役割である泌尿器系の器官について、その構造を機能を学習する。
7 第7回 神経系のはたらき1 適切な運動を行うためには、おかれている状況を感知し、判断することが重要である。外部からの情報を受け取り、統合し指令を出す器官である中枢神経系の構造と機能を学習する。
8 第8回 神経系のはたらき2 外部からの情報を中枢神経系に伝え、また、中枢神経系からの指令を効果器に伝える末梢神経系の構造と機能を学習する。

科目一覧へ戻る