科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
運動学Ⅰ 【理】/Kinesiology Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B703551001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(後期)/THU3(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
南 哲/MINAMI SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
南 哲/MINAMI SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
対面授業、および対面授業が実施できない場合は遠隔授業(オンライン授業とオンデマンド授業)の併用ならびに授業中に課す自己学習を通じて学びます。 なお、オンライン授業の際は、下記のzoomミーティングで行いますので、必ず参加をお願いします。 zoomトピック: 運動学Ⅰ Zoomミーティングに参加する https://zoom.us/j/93860911396?pwd=VUJ0eURZazB4b1gzN0pVVXF1WnlRZz09 ミーティングID: 938 6091 1396 パスコード: 939017 ・担当教員メールアドレス:minami@reha.kobegakuin.ac.jp ・特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒授業を実施します。ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
運動学(kinesiology)は、身体運動の要素となる身体構造や運動生理、運動力学などを包括した学問である。運動学は、運動障害を対象とする理学療法士にとって、論理的基盤となる重要な科目である。 運動学Ⅰでは、おもに身体構造と身体運動の関係、身体運動の基礎となる姿勢制御、および基本的な身体運動としての歩行について理解することを目的とする。また、本学部のディプロマポリシーにも挙げられている、理学療法士の国家資格を取得できる、広範かつ専門的な知識を身につけることを目的とする。 当該科目は、教育職員以外にも、重症心身障害児・者施設や小児科・児童精神科診療所、特別支援学校の非常勤講師などにおける理学療法士の実務経験が15年ある教員が担当する。また、臨床で経験した事象を運動学に基づいて教示する、実践的教育から構成される授業である |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・身体運動を運動学的用語を使って表現できる。 ・身体運動と各関節および部位の関係性を説明できる。 ・姿勢制御に関する基本的な用語を使い、姿勢の状態を考察できる。 ・正常な歩行について運動学的に説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
運動、関節運動、姿勢、歩行 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式のような一方向性の受動的な学習ではなく、授業の形式としてアクティブ・ラーニングを採用し、より「能動的な学習」を進め、上記の到達目標を効果的に達成していく。そのために、具体的には以下のような事項を授業の中で行っていく。 ①講義などで得た知識や思考を、書く・話すという形でアウトプットして整理する ②学生同士のディスカッションや教員のフィードバックにより、他者の視点を取り入れ、自己の理解を相対化させる ③予習・復習や課題などの授業外学習で理解を深め、同時に自ら調べることを経験する ④小テストやレポートなどにより理解度を確認する |
履修するにあたって /Instruction to Students |
本科目は専門基礎分野に属する教科であるので、理学療法士にとって最低限共通理解が必要な知識を修得することができるように、教科書に沿った内容で授業を行う。よって、教科書を熟読し、予習および復習を行うようにしてください。また、予習時に理解が不十分な点を授業で補えるように、自分の知識を事前に整理しておいてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。 教科書を必ず購入し、次回の授業内容の個所を事前に熟読しておく。 また、復習として授業内容をまとめて整理したノートや教科書、授業中配布した資料を何度も見返し知識を修得する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・授業時に実施した小テストは、次の授業以降に正解(模範解答)を提示し、解説、講評を行います。 ・授業時に課したレポートは、次の授業以降に講評を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・第8回目の授業中に中間試験を実施します。各自の点数を通知し、次の授業以降に解説、講評を行います。 ・定期試験を実施します。 正解(模範解答)、解説、講評を提示します。 小テストおよびレポート 100% |
テキスト /Required Texts |
・石川朗ほか. 『15レクチャーシリーズ 理学療法・作業療法テキスト運動学』 中山書店 ・Helen J. Hislop,Dale Avers,Marybeth Brown 著,津山直一,中村耕三 訳. 『新・徒手筋力検査法 原著第9版』 協同医書出版社 |
参考図書 /Reference Books |
嶋田智明ほか監訳 『筋骨格系のキネシオロジー』 医歯薬出版 高橋明ほか監訳 『モーターコントロール』 医歯薬出版 『観察による歩行分析』 医学書院 月城慶一ほか中村隆一ほか 『基礎運動学』 医歯薬出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 運動力学 | 身体運動の記述と解釈に必要な力学の基礎知識を理解する | |
2 | 第2回 | 骨格筋・関節の構造と機能 | 骨格筋と関節の基本構造と機能を理解する。 | |
3 | 第3回 | 肩関節複合体の構造と運動 | 肩関節複合体の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
4 | 第4回 | 肘関節・前腕部の構造と運動 | 肘関節と前腕部の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
5 | 第5回 | 手関節・手指の構造と運動 | 手関節と手指の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
6 | 第6回 | 股関節の構造と運動 | 股関節の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
7 | 第7回 | 膝関節の構造と運動 | 膝関節の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
8 | 第8回 | 小テスト・前半まとめ | 講義前半の理解を確認する小テストを行う。また、講義前半のフィードバックも行う。 | |
9 | 第9回 | 足関節・足部の構造と運動 | 足関節と足部の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
10 | 第10回 | 脊柱・体幹の構造と運動Ⅰ | 頸椎の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
11 | 第11回 | 脊柱・体幹の構造と運動Ⅱ | 胸腰椎および胸郭の構造と機能、および関節運動を理解する。 | |
12 | 第12回 | 姿勢制御Ⅰ | 姿勢制御に関する用語を理解し、身体における力学的平衡について考える。 | |
13 | 第13回 | 姿勢制御Ⅱ | 姿勢制御に関する用語を理解し、身体における力学的平衡について考える。 | |
14 | 第14回 | 歩行の運動学Ⅰ | 正常な歩行の基本的特性を、運動学的な側面から理解する。 | |
15 | 第15回 | 歩行の運動学Ⅱ | 正常な歩行の基本的特性を、運動学的な側面から理解する。 |