科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
薬理学 【~19】/Pharmacology |
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授業コード /Class Code |
B703541001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(前期)/TUE3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
春藤 久人/SHUNTOU HISATO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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春藤 久人/SHUNTOU HISATO | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・この科目は、学部DP2及びDP3に掲げるリハビリテーションに関する知識を修得することを目指している。 ・薬理学とは薬物と生体との相互反応の結果起こる現象を解析し、その機構を明らかにしようとする科学である。医療従事者として、患者を指導しよりよい治療効果をあげるためには、薬物の作用と副作用、その対策、正しい与薬法、与薬後の注意および取扱い等を確実に身につけておかねばならない。 この講義科目では、薬物の生体に対する作用(薬理作用と副作用)を個体、臓器、細胞および分子レベルで理解することにより、正しい薬物療法の基礎を修得し、適切なリハビリテーションができるようになることを目的とする。 ・この科目の担当者は、内科医として30年以上の経験があり、実務経験のある教員である。実際の薬物処方例についても言及しながら、深い学びへと繋げる授業を展開する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 日常診療で用いられる主要薬物の薬理作用・副作用、作用機序、適応症、注意すべき点・禁忌が説明できる。(知識) 2. 薬物の吸収、分布、代謝、排泄について説明できる。(知識) 3. 社会的に話題として取り上げられる薬物に関心を持ち、その作用を薬理学的な観点から考えることができる。(態度・習慣) 4. 薬物療法を受けている患者にリハビリテーションを施す際に、薬物による影響(作用及び副作用を含む)を理解できる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
薬理作用、作用機序、薬物動態、薬物相互作用 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本は講義形式で進めるが、授業中にはConcepTest(各回の授業テーマに関連したクイズ)とppeer instructionを用いたアクティブ・ラーニングを取り入れて授業を行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
2年次までに修得した解剖学、生理学、病理学、内科学Ⅰ・Ⅱ、精神医学Ⅰ・Ⅱ、および整形外科学Ⅰ・Ⅱの基礎知識で不確かな部分について、各自で復習することが必要である。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・事前にテキストの該当部分を読んでから授業に臨むこと。(目安として1時間) ・内科学Ⅰ・Ⅱ、整形外科学Ⅰ・Ⅱ、精神医学Ⅰ・Ⅱなどの医学の基礎科目と重複するところがあるので、それらと関連付けて学修することを心がけること。 ・授業後は、授業の内容を整理し、他の科目とも関連も含めて整理しておくこと。(目安として1時間) ・理解が不充分であると感じた点は、出席カードに記載するか、教員に質問するなどして、あいまいなままにしておかないようにすること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業で出席カードを提出してください。 ・毎回の授業で課題を出題します。出題、提出はMicrosoft Teams(*)で行います。締切期限までに提出してください。(*Microsoft Teamsは4月18日の履修登録確認訂正以降、運用を開始します) ・次の授業で模範解答を提示し、フィードバックを行います。 ・学期末に定期試験を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績評価は、課題 20%、定期試験 80%、で総合的に評価します。100点満点中、60点以上を合格とします。 |
テキスト /Required Texts |
・野村隆英、石川直久、梅村和夫編集『シンプル薬理学』(改訂第6版)2020年 南江堂 2900円(+税) |
参考図書 /Reference Books |
・田中千賀子、加藤隆一編集「NEW薬理学」改訂第6版(南江堂) ・浦部晶夫、島田和幸、川合眞一編集 『今日の治療薬 解説と便覧 2020』 南江堂 *参考図書は購入の必要はありません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション及び 薬理学総論 |
薬物がどのような作用をもつか(薬理作用)、薬物がどのようなメカニズムで作用するか(作用機序)、投与された薬物が体内で吸収され、分布し、作用を発揮し、代謝・排泄される過程、いわば薬物の一生(薬物動態)、複数の薬物を投与した際に起こる反応(薬物相互作用)等、の薬理学を学ぶ上での基礎知識を学修する。(テキスト第1章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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2 | 第2回 | 自律神経作用薬(1) | これまでに解剖学、生理学で学んだ自律神経系の構造と機能について知識を再確認する。その上で、副交感神経に作用する薬物(コリン作動性神経作用薬)について学修する。(テキスト第2章) 1⃣ A~D ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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3 | 第3回 | 自律神経作用薬(2) | 第2回に引き続いて、自律神経に作用する薬物について学修する。交感神経作用薬(アドレナリン作動性神経作用薬)、自律神経節作用薬、神経筋接合部作用薬について学修する。(テキスト第2章) 1⃣ E ~3⃣ ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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4 | 第4回 | 循環器作用薬(1) | 心不全治療薬、狭心症治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第4章) 1⃣、2⃣A、B ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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5 | 第5回 | 循環器作用薬(2) | 高血圧治療薬、高脂血症治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第4章) 2⃣ C、3⃣、4⃣ ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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6 | 第6回 | 腎臓作用薬 | 利尿薬、前立腺肥大及び神経因性膀胱治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第6章) 3⃣、4⃣、5⃣ ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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7 | 第7回 | 消化器作用薬 | 消化性潰瘍治療薬、胃運動改善薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第12章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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8 | 第8回 | 呼吸器作用薬 抗アレルギー薬 抗炎症薬 |
呼吸器疾患治療薬の代表である気管支拡張薬、喘息治療薬、COPD治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第11章) 関連する抗アレルギー薬および抗炎症薬についても学修する。(テキスト第9章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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9 | 第9回 | 免疫関連薬 抗リウマチ薬 |
自己免疫疾患治療薬及び抗リウマチ薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第9章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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10 | 第10回 | 代謝性疾患治療薬 麻薬性鎮痛薬 |
・糖尿病、高尿酸血症・痛風、及び骨粗鬆症について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第10章) ・麻薬性鎮痛薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第3章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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11 | 第11回 | 中枢神経薬理(1) | 鎮静睡眠薬、抗てんかん薬、抗不安薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第3章) 1⃣、 3⃣、5⃣ ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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12 | 第12回 | 中枢神経薬理(2) | 向精神薬、抗パーキンソン病薬、認知症治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第3章) 6⃣、7⃣、9⃣ ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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13 | 第13回 | 抗感染症薬(1) | 細菌感染症治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第7章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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14 | 第14回 | 抗感染症薬(2) 抗悪性腫瘍薬(1) |
・(抗感染症薬の続き)ウイルス感染症および真菌感染症治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第7章) ・悪性腫瘍に対する治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第8章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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15 | 第15回 | 抗悪性腫瘍薬(2) | (抗悪性腫瘍薬の続き)悪性腫瘍に対する治療薬について薬理作用、副作用、作用機序、適応と禁忌について学修する。(テキスト第8章) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |