科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
内科学Ⅰ/Internal medicine for rehabilitation Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B703451001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
春藤 久人/SHUNTOU HISATO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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春藤 久人/SHUNTOU HISATO | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・この科目は、学部DP2及びDP3に掲げるリハビリテーションに関する知識を修得することを目指している。 ・内科学はヒトの健康を障害するすべての臓器・器官の疾患を対象とし、その診断から治療に至る過程を取扱う臨床医学の基盤である。理学療法士及び作業療法士を目指す学生が内科学を修得しなければならない理由は、第一に高齢者の増加に伴う慢性疾患の増加と疾病構造の変化から、内部障害へのリハビリテーションのニーズが高まっていることである。理由の第二は、患者の高齢化により、何らかの内科的疾患を有する率が高くなっており、安全かつ効果的に日常のリハビリテーションを実施するために、PT・OTが患者の全身状態を把握する必要があるためである。このためにこの授業では、患者の医学的情報(症候学)や病気の成り立ちを理解し、それらをもとに診断し、適切なリハビリテーションができるようになることを目的とする。 ・この科目の担当者は、内科医として30年以上の経験があり、実務経験のある教員である。時には、実際の症例検討についても言及しながら、深い学びへと繋げる授業を展開する。 ・この授業科目は専門基礎分野に属し、「理学療法評価学」、「呼吸循環代謝理学療法学」といった科目の基礎科目として位置づけられる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 患者を診て、症状・所見を指摘することができる。(知識・技能) 2. さまざまな症状・所見が起こる原因(病態生理)を解剖学・生理学の知識を基にして理解し説明できる。(知識) 3. 心臓循環器系、呼吸器系、消化器系、肝胆膵、腎・泌尿器系の主要な疾病の成因、症状・所見、及び検査所見を説明できる。(知識) 4. 心臓循環器系、呼吸器系、消化器系、肝胆膵、腎・泌尿器系の主要な疾病の治療法、及び予後について説明できる。(知識) 5.1~4で得た知識を用いて基本レベルの国家試験既出問題を解くことができる。(知識) 6. 流行する疾病や社会的影響の大きい疾病に興味を持ち、その病態生理を理解する。(態度・習慣) 7. 社会の変化に伴う疾病構造の変化を知り、将来のリハビリテーションに応用できる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
病因(疾病の原因)、病態生理、症状と所見、治療法、予後 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業は講義形式で進める。授業中にはConcepTest(各回の授業テーマに関連したクイズ)とpeer instructionによるアクティブ・ラーニングを取り入れて授業を行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
1年次に修得した解剖学と生理学の基礎知識で不確かな部分を、各自で復習することが必要である。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・事前にテキストの該当部分を読んでから授業に臨むこと。(目安として1時間) ・病理学、整形外科学、臨床神経学などの医学の基礎科目と重複するところがあるので、それらと関連付けて学修することを心がけること。 ・授業後は、授業の内容を整理し、他の科目との関連も含めて整理しておくこと。(目安として1時間) ・理解が不十分であると感じた点は、出席カードに記載するか、教員に質問するなどして、あいまいなままにしておかないようにすること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業で出席をとる。出席カードの提出をもって出席とする。 ・毎回の授業で課題を出題する。出題、提出はMicrosoft Teams(*)で行うので、締切期限までに提出すること。(*Microsoft Teamsは4月18日の履修登録確認訂正以降、運用を開始します) ・定期試験を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・成績評価は、課題 20%、定期試験 80%で総合的に行う。100点満点で、60点以上を合格とする。 ・心臓循環器系、呼吸器系、消化器系、肝胆膵、腎・泌尿器系の主要な疾病の成因、症状・所見、検査所見、治療法、及び予後について、課題では基礎的知識を、定期試験では応用的な知識を問い、成績評価する。 ・定期試験では基本レベルの国家試験既出問題(類似問題も含む)も出題し、成績評価する。 |
テキスト /Required Texts |
・浅野嘉延編 『なるほどなっとく! 内科学 改訂第3版』 南山堂 2023年3月 6000円(+税) |
参考図書 /Reference Books |
・井村裕夫編 『わかりやすい内科学 第4版』 文光堂2014年 9,720円 ・矢崎 義雄 (監修, 編集), 伊藤 貞嘉 (編集), 永井 良三 (編集), 長谷川 好規 (編集), 水澤 英洋 (編集) 『内科学 第10版』 朝倉書店2013年 31,320円 *参考図書は購入の必要はありません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス及び内科診療のl基本 | ・講義の進め方について説明する。 ・診断の進め方、医療面接、病歴の聴取を理解する。 (テキスト第1章 1.診療の基本及び2.診断と治療) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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2 | 第2回 | 症候学 | 自覚症状および他覚的所見の臨床的意義(発熱、食欲不振などの全身的症状の生理学的背景と発生機序および病態)を理解する。 (テキスト第1章 3.主な症候) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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3 | 第3回 | 呼吸器疾患(1) | ・総論:(1)呼吸器疾患の臨床症状と病態生理、(2)呼吸機能の検査法、について理解する。・各論:代表的な呼吸器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第2章 1.解剖と生理及び2.症候) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する。 |
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4 | 第4回 | 呼吸器疾患(2) | 各論:代表的な呼吸器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第1章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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5 | 第5回 | 呼吸器疾患(3) | 各論:代表的な呼吸器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第1章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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6 | 第6回 | 循環器疾患(1) | ・総論:循環器疾患の分類とその原因、診断法及び検査法について理解する。・各論:代表的な循環器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第3章 1.解剖と生理、2.症候及び3.検査と治療) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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7 | 第7回 | 循環器疾患(2) | 各論:代表的な循環器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第3章 3.検査と治療及び4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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8 | 第8回 | 循環器疾患(3) | 各論:代表的な循環器疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。虚血性心疾患のリハビリテーションについて理解する。 (テキスト第3章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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9 | 第9回 | 消化管疾患(1) | ・総論:(1)消化管疾患の臨床症状と病態生理、(2)消化管疾患の分類とその原因、について理解する。・各論:代表的な消化管疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第4章 1.~3.) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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10 | 第10回 | 消化管疾患(2) | 各論:代表的な消化管疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第4章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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11 | 第11回 | 消化管疾患(3) | 各論:代表的な消化管疾患の概念、病理、症状と臨床所見、治療法および予後を理解する。 (テキスト第4章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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12 | 第12回 | 肝・胆・膵疾患(1) | ・総論:肝臓、胆嚢-胆道系、膵臓疾患の臨床症状と病態生理について理解する。・各論:代表的な肝臓、胆嚢-胆道系、膵臓疾患の概念、病理、症状と臨床所見、検査法、治療法および予後を理解する。 (テキスト第5章 1.解剖と生理~3.検査と治療) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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13 | 第13回 | 肝・胆・膵疾患(2) | 各論:代表的な肝臓、胆嚢-胆道系、膵臓疾患の概念、病理、症状と臨床所見、検査法、治療法および予後を理解する。 (テキスト第5章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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14 | 第14回 | 腎・泌尿器疾患(1) | ・総論:①腎・泌尿器疾患の臨床症状と病態生理, ②腎機能検査の方法とその意義について理解する. ・各論:代表的な腎・泌尿器疾患の概念,病理,症状と臨床所見,検査法,治療法および予後を理解する. (テキスト第8章 1.解剖と生理~3.検査と治療) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |
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15 | 第15回 | 腎・泌尿器疾患(2) | 各論:代表的な腎・泌尿器疾患の概念,病理,症状と臨床所見,検査法,治療法および予後を理解する. (テキスト第8章 4.主な疾患) ・事前学習:テキストを読む、事後学習:授業の内容を整理する |