基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	精神保健福祉援助実習Ⅰ／Psychiatric Social Work Practicum Ⅰ
授業コード ／Class Code	B703291001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	総合リハビリテーション学部／Rehabilitation
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	通年集中／FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限 ／Day, Period	他／OTHERS
単位数 ／Credits	5.0
主担当教員 ／Main Instructor	阪田　憲二郎／SAKATA KENJIROU
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　《社会福祉実習科目》／*** MAJORS *** 《社会福祉実習科目》
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
阪田　憲二郎／SAKATA KENJIROU	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation

授業の方法 ／Class Format	対面授業（実習）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、学科ＤＰ３に掲げる社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を取得できる知識・技能を習得することを目指している。本科目は、精神保健福祉領域における現場体験を通して、精神保健福祉士として必要な知識及び技術を深めことである。また専門職としての連携のあり方、役割分担などを実際に体験することである。よって本科目は実践的教育から構成される授業科目である。   なお、この授業の担当者は、精神保健福祉士として精神科診療所で18年間の勤務経験があり、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から精神保健福祉士の役割等を解説するものとする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	１．学生は、実習を通して精神保健福祉援助ならびに障害者等の相談援助に係る専門的知識と技術について具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を体得し、用いることができる。 ２．学生は、実習を通して、精神障害者のおかれている現状を理解し、その生活実態や生活上の課題について把握し、説明することができる。 ３．学生は精神保健福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を習得し、活用することができる。 ４．総合的かつ包括的な地域生活支援と関連分野の専門職との連携のあり方及びその具体的内容を実践的に理解し、説明することができる。
授業のキーワード ／Keywords	精神科医療機関、障害福祉サービス事業所、個別支援、連携、チームアプローチ
授業の進め方 ／Method of Instruction	精神科医療機関の９０時間、障害福祉サービス事業所に１３５時間の学外実習を行う。実習期間中は、実習先の実習指導者と実習担当教員からスーパービジョンを受けながら実習を実施する。
履修するにあたって ／Instruction to Students	精神保健福祉援助実習Ⅰの登録は、第５セメスター終了時点で先行履修科目の条件を満たしていることが必要である。履修登録条件の詳細については別途説明を行う。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	帰校日指導及び巡回指導の報告書を事前に作成しておくこと。（90分程度）
提出課題など ／Quiz,Report,etc	実習終了後に実習日誌や書類の提出し、学生の自己評価と教員の評価を個別に行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	実習日誌50％、帰校日指導報告書50％
テキスト ／Required Texts	新・精神保健福祉士講座　第9巻「精神保健福祉援助実習指導・実習」（第2版）中央法規出版 2015年、2700円 （税別）
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	１日目	精神科医療機関における実習の内容の理解	精神科医療機関の実習の実施にあたって実習指導者から詳細な説明等を受ける。
2	２日目~5回目	入院時又は急性期の個別支援の実習	精神科医療機関における入院時又は急性期の患者及びその家族への個別相談援助に関する実習を行う。
3	6日目~8日目	退院支援の実習	退院又は地域移行・地域支援に向けた、患者及びその家族への相談援助の実習を行う。
4	9日目～11日目	多職種連携及び地域における連携の実習	多職種や病院外の関係機関との連携を通じた援助に関する実習を行う。
5	12日目	精神科医療機関における実習の振り返り	実習指導者と実習担当教員によるスーパービジョンを受ける。
6	13日目	障害福祉サービス事業所における実習内容の理解	障害福祉サービス事業所における実習の実施にあたって実習先から詳細な説明等を受ける。
7	14日目	人間関係の形成に関する実習	利用者やその関係者、施設・機関・事業者・団体住民やボランティア等との基本的なコミュニケーションや人との付き合い方などの円滑な人間関係の形成に関する実習を行う。
8	15日目	利用者理解に関する実習	利用者理解とその需要の把握及び支援計画の作成に関する実習を行う。
9	16日目~17日目	支援関係形成に関する実習	利用者やその関係者（家族・親族・友人等）との支援関係の形成に関する実習を行う。
10	18日目～19日目	権利擁護に関する実習	利用者やその関係者（家族・親族・友人等）への権利擁護及び支援（エンパワーメントを含む）とその評価に関する実習を行う。
11	20日目～21日目	多職種連携及びチームアプローチに関する実習	精神医療・保健・福祉に係る多職種連携をはじめとする支援におけるチームアプローチの実際に関する実習を行う。
12	22日目～23日目	職業倫理に関する実習	精神保健福祉士としての職業倫理と法的義務への理解に関する実習を行う。
13	24日目～25日目	実習先における精神保健福祉士の位置づけに関する実習	施設・機関・事業者・団体等の職員の就業などに関する規定への理解と組織の一員としての役割と責任への理解に関する実習を行う。
14	26日目～27日目	運営管理に関する実習	施設・機関・事業者・団体等の経営やサービスの管理運営の実際に関する実習を行う。
15	28日目～29日目	地域への働きかけに関する実習	実習先が地域社会の中の施設・機関・事業者・団体等であることへの理解と具体的な地域社会への働きかけとしてのアウトリーチ、ネットワーキング、社会資源の活用・調整・開発に関する理解に関する実習を行う。
16	30日目	障害福祉サービス事業所における実習の振り返り	実習指導者と実習担当教員によるスーパービジョンを実施する。
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