科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
福祉生活環境論/Adaptable Living Environment |
---|---|
授業コード /Class Code |
B702683001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期),金2(後期)/FRI1(AUT.),FRI2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
糟谷 佐紀/KASUYA SAKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育分野】 《生活福祉デザイン専門分野》/*** MAJORS *** 《生活福祉デザイン専門分野》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
糟谷 佐紀/KASUYA SAKI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
講義(1,2限連続講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、高齢者や障害者の生活の基盤となる住まいについて、社会状況や住宅政策を理解し、住環境整備に関する基礎知識を習得することを目的とする。本科目は、学科のDP2(知識・技能)に関連する。前期に履修した「福祉用具入門」(必修)とともに、福祉住環境コーディネーター2級に合格する知識を得られる科目として位置づけられる。 なお、本科目の担当者は、建築設計事務所とリハビリテーションセンターにおいて、建築設計と住環境整備に関する実務経験のある教員である。時には、事例として関わった物件や対象者の状況に言及しながら、具体的なイメージの把握に努める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
高齢者、障害者を取り巻く社会状況や住宅政策について説明することができるようになる。(知識) 住環境整備によって得られる効果を知り、習得した知識を活かして、利用者に適した住環境を提案できるようになる。(技能) 福祉住環境コーディネーター2級(オンライン受験、11/17~12/7)に合格する。(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
福祉住環境、福祉住環境コーディネーター、身体機能、福祉用具 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストを中心に講義を行う。講義は、資格受験の日程を考慮し、9月22日~11月10日まで間、1,2限連続講義とする。 講義の最初に、前回の講義内容に関する小テストを実施し、解答を解説する。次の講義までに復習テスト(オンライン)に各自取り組む。 配布物がある場合、dotCampusにおいて配布するので、ノートパソコンやスマートフォン等で閲覧できるようにする、あるいは印刷して持参するようにすること。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・本講義を受講するものは、福祉住環境コーディネーター2級の受験を原則とする。 ・講義中の私語、飲食、迷惑行為(携帯、メール、ゲーム等)を禁ず。 ・欠席時の講義内容を自主学習により理解し、理解した内容をまとめ後日提出すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前にテキストの該当部分をよく読んでから授業に臨むこと。(目安として1時間) 授業後は、授業の内容を整理し、他の科目との関連も含めて理解を深めること。(目安として30分) 1セメスターの「福祉用具入門」において、福祉住環境コーディネーター2級で出題される内容の一部を学修している。その内容を十分理解した上で、本講義に取り組むこと。 自宅や祖父母宅などをよく観察する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
|
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト50%、定期試験50%※ ※定期試験は、11/17~12/7に受験する福祉住環境コーディネーター2級における獲得点数にて代替する。事情で受験できない場合は、個別に申し出ること。別途、課題等を検討する。 詳細は福祉住環境コーディネーター2級の公式サイトを見ること。 ただし、出席回数が講義回数の3分の2に満たない場合は、成績評価の対象から外す。 |
テキスト /Required Texts |
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト改訂5版または6版(B5版)(東京商工会議所)(4,500円+税) |
参考図書 /Reference Books |
「バリアフリー住まいをつくる物語」(三輪書店)2520円 「建築知識なんかなくても住宅改修を成功させる本」(三輪書店)3360円 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回(9/22・1限) | オリエンテーション | 講義の進め方を理解する。福祉用具概論で学んだ住環境に関わる福祉用具を振り返る。 住環境整備の重要性・必要性について理解する。 |
|
2 | 第2回(9/22・2限) | 高齢者を取り巻く社会状況と住環境 | 高齢者の住宅施策について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 | |
3 | 第3回(9/29・1限) | 障害者を取り巻く社会状況と住環境 | 【前回の講義内容に関する小テスト】 障害者の住宅施策について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 |
|
4 | 第4回(9/29・2限) | 住環境整備の基本技術① | 段差解消、床材に関する住環境整備の必要性、方法について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 | |
5 | 第5回(10/6・1限) | 住環境整備の基本技術② | 【前回の講義内容に関する小テスト】 手すりに関する住環境整備の必要性、方法について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 |
|
6 | 第6回(10/6・2限) | 住環境整備の基本技術③ | 建具、スペース、家具・収納、色彩、冷暖房、非常時に関する住環境整備の必要性、方法について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 | |
7 | 第7回(10/13・1限) | 住環境整備の基本技術④ | 【前回の講義内容に関する小テスト】 屋内移動(廊下・階段)に関する住環境整備の必要性、方法について学ぶ。 |
|
8 | 第8回(10/13・2限) | 住環境整備の基本技術⑤ | 排泄に関する住環境整備の必要性、方法について学ぶ。 | |
9 | 第9回(10/20・1限) | 住環境整備の基本技術⑥ | 【前回の講義内容に関する小テスト】 入浴に関する住環境整備の必要性、方法について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 |
|
10 | 第10回(10/20・2限) | 住環境整備の基本技術⑦ | 更衣、調理、食事、就寝に関する住環境整備の必要性、方法について学ぶ。 | |
11 | 第11回(10/27・1限) | 住環境整備の基本技術⑧ | 【前回の講義内容に関する小テスト】 住環境整備の進め方について学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 |
|
12 | 第12回(10/27・2限) | 建築図面の読み方/描き方 | 建築図面のルールと読み方、図面の種類を学び、資格受験の当該箇所の問題に正答する。 | |
13 | 第13回(11/10・1限) | 受験対策 | 【前回の講義内容に関する小テスト】 事例問題、頻出問題を解く。 |
|
14 | 第14回(11/10・2限) | 受験前の最終確認 住環境の体験 |
不確かな箇所、理解できない箇所などに個別に対応。 ここまでに学んだ知識を、実物大の環境で確認、復習。 |
|
15 | 第15回 | 【受験】福祉住環境コーディネーター試験 | 11/17-12/7にオンラインで行われる福祉住環境コーディネーター試験を受験する。 |