科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
精神医学Ⅱ 【社】/Psychiatry Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B702573001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火5(後期)/TUE5(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
朝比奈 寛正/ASAHINA HIROMASA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育分野】 《医療・精神保健福祉専門分野》/*** MAJORS *** 《医療・精神保健福祉専門分野》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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朝比奈 寛正/ASAHINA HIROMASA | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
原則、対面による講義形式で行う。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・この科目は、学部のDP2に示すリハビリテーションに関する広範かつ専門的な知識を修得することを目指す。 ・この科目は精神保健福祉士を目指す人の専門科目であり、精神疾患とその治療について理解を深め、国家資格を得るための知識を修得出来ることを目的とする。 ・精神疾患とその治療についての知識や理解を深めることにより、bio-psycho-socialモデルの視座による対象者の理解や回復支援が出来ることを目指す。 ・この科目の担当者は精神科病院の医療相談室で精神保健福祉士として精神医療、精神保健福祉に16年携わってきた実務経験を有する教員である。従って精神医療、精神保健福祉の実際現場の話も交えて講義を行い、実践的な知識や技術の提供を行いたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・代表的な精神疾患(認知症・依存症、統合失調症・気分障害・不安障害・発達障害等)の症状やその状態像について、具体的にイメージを持ち説明できる。 ・それらの精神疾患に対して、精神科医療機関がどのような治療や回復支援を行っているかを理解し説明できる。 ・また、地域の諸機関がどのような取り組みを行って、対象者に対して生活支援を行っているかを説明できる。 ・再発予防や精神的健康を保持増進するためには、日頃からどのようなことに留意して生活することが必要であるか説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
精神症状、再発予防、精神科医療と人権、チーム医療、地域移行・定着支援 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・授業内容の理解をより深めるために具体的事例や画像、動画等を使用して授業を進める。 ・授業終了後に課題を出した場合は、次回までに回答すること。必要に応じて、回答に対するレスポンスも行う。 ・グループディスカッション、ロールプレイ、ディベート、反転授業などのアクティブラーニングを導入する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・基本的には、テキストを中心に授業を行うので、毎回必ずテキストを持参すること。 ・授業の始めに前回の授業内容の振り返りや質問等に対する回答をする。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・事前にテキストの該当項目を読んで授業に臨むこと(60分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・期末レポートのテーマについて、自分の考えや意見を記すこと。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・授業への参加度(質問・意見・課題の提出)(50%) ・課題レポートの内容(50%) |
テキスト /Required Texts |
最新 精神保健福祉士養成講座 精神医学と精神医療 中央法規 2021 |
参考図書 /Reference Books |
精神医療保健福祉福祉白書 日本精神保健福祉士協会50年史 精神保健福祉士業務指針及び業務分類 第3版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 精神疾患の治療① | 精神疾患治療総論の原則を学び、治療の際に留意すべきことを学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 精神疾患の治療② | 精神科薬物療法における向精神薬を中心とした基本的知識を得るとともに、服薬アドヒアランスについて理解する。 | |
3 | 第3回 | 精神疾患の治療③ | 精神療法の種類と内容を学び、主な精神療法の実施手順について理解する。 | |
4 | 第4回 | 精神疾患の治療④ | 身体療法における修正版電気けいれん療法の概要を学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 精神疾患の治療⑤ | 精神科リハビリテーションについての基本的知識を学び、SSTや精神科作業療法をアクティブラーニングで理解する。 | |
6 | 第6回 | 精神科医療機関における治療の実際① | 外来治療における精神科デイケアや精神科訪問看護を中心とした心理社会的支援について理解する。 | |
7 | 第7回 | 精神科医療機関における治療の実際② | 入院治療について、当事者がたどるプロセスを学び、精神科病院の機能について理解を深める。 | |
8 | 第8回 | 精神科医療機関における治療の実際③ | 医療観察法の制度概要と専門用語等について学び、入院・通院治療など、処遇全体の流れを理解する。 | |
9 | 第9回 | 精神科医療機関における治療の実際④ | 精神科医療機関における精神保健福祉士の成り立ちと現状を理解し、権利擁護の重要性、精神保健福祉士の多様な役割について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 精神科医療機関における治療の実際⑤ | 協働する他職種を把握し、資格や配置基準、専門性について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 精神医療と保健、福祉の連携① | アウトリーチを中心とした精神疾患への早期介入の必要性について理解し、当事者や家族を取り巻く関係機関間の役割や連携について学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 精神医療と保健、福祉の連携② | 服薬自己管理の支援や多職種連携を理解し、精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築について学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 精神医療の動向① | 我が国における精神科医療機関の実態、精神疾患患者の動向について理解する。 | |
14 | 第14回 | 精神医療の動向② | 医療法に基づく「医療提供体制の確保」「診療報酬制度」を理解し、医療制度改革と精神医療の流れについて理解する。 | |
15 | 第15回 | 精神医療の動向③ | 病床機能報告制度やクリティカルパスを中心とした医療機関の医療機能の明確化を理解し、地域完結型医療の重要性を学ぶ。 |