科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
NPO・NGO論/Theory of NPO/NGO |
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授業コード /Class Code |
B702442001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(後期)/MON4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐野 光彦/SANO MITSUHIKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育分野】 《生活福祉デザイン専門分野》/*** MAJORS *** 《生活福祉デザイン専門分野》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐野 光彦/SANO MITSUHIKO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学科DP1とDP3に掲げる現代に生きる社会人としての人格形成に努め、地域社会、企業等において、生活上の困難を抱えた人に対応することを目指している。現代社会の様々な問題を解決しようとする時、今まで、私たちは政府による政策にたよってきた。しかし近年では、その政策に疑問を持ち、NPO・NGO組織を設立し、自らの手で社会に変革をもたらそうとする人々もあらわれてきた。2009年の内閣府の社会意識に関する世論調査によると、約70%の人が社会への貢献を考えているそうである。NPO・NGOの活動は、次第に影響力を持ち始めて来た。例えば、環境問題に関しては、国際社会は、もはやNPO・NGOの意見を無視できない。そこで、この講義では、NPO・NGOが注目されるようになった国内外の社会的背景を理解し、どのような国内外のNPO・NGOにはどのようなものがあるかを把握する。 担当者は、国内外のNGOのアドバザーを20年以上勤めており、国際会議などの運営にも携わった実務経験がある。これらの経験は、NGOの具体的な動きを学生にタイムリーに伝えることができる。また、学外からNGOなどの職員をゲストスピーカーとして招き、講義に活かしている。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
この講義では、NPO・NGOが注目されるようになった国内外の社会的背景を理解し、それを説明できるようになる。自分たちにもできる様な簡単なNPO・NGO活動やボランティアには、どのようなものがあるのかを考える。共生の心や人を助ける意義を考えることができるようになる。そして、チャンスがあれば自分でボランティアに参加して、社会貢献とは何かを考える。 |
授業のキーワード /Keywords |
NPO・NGO、社会貢献、格差社会、ボランティア、発展途上国 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進めます。授業の最後にコメントカードを記入してもらう。情報端末を利用した参加型の授業を実施する場合がある。 ★教員メールアドレス m.sano@reha.kobegakuin.ac.jp |
履修するにあたって /Instruction to Students |
世の中の動きを知るためにも、新聞、雑誌、ニュースなどを見ておいて下さい。私たちにでもできる様な簡単な活動には、どんなものがあるのか、みんなで考えましょう!そして、ボランティアなどの社会貢献をやって見よう!共通教育科目の時事現代用語を並行して履修してほしい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
次週の内容についてのプリントを配布した場合は、必ず読んで講義に望んほしい。(50分程度)また情報端末を利用した参加型授業を展開する場合は、事前に少し予習課題(自宅学習)を課す場合がある。(60分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポートを予定している。(内容は、講義の中で発表する)課題例:あなたは、どんなNPOをつくって見たいですか?事前にレポートの書き方などを伝え、提出してもらったレポートは、評価をし返却する。書いてもらった講義のコメントペーパーは、次週の講義のはじめにコメントする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義中の質疑・発表(10%)、講義内での意見メモ(コメントカード・10%)、レポート20%(2回実施予定)、定期テスト(60%:今年度はレポート試験を予定)として評価する。 |
テキスト /Required Texts |
使用しません。配布プリントやビデオを教材に用いる。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中で適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 本講義の目的 | 講義のすすめ方について説明する。 | |
2 | 第2回 | NPOとNGO | NPOとは何か?、NGOとは何か?、社会貢献とは何か?について、考える。 | |
3 | 第3回 | なぜ今、NPO・NGOを学ぶのか?−① | NGOが必要とされる社会的背景(海外)を学習します。具体的にはバングラデシュへの国際協力などを例とする。貧困の問題を考える。 | |
4 | 第4回 | なぜ今、NPO・NGOを学ぶのか?−② | NPOが必要とされる社会的背景(日本)を学習する。具体的には、その背景を格差社会、コミュニティーの崩壊などを例として考える。 | |
5 | 第5回 | NPO・NGOと国家 | わが国のNPO法の成立過程とその内容を学習する。 | |
6 | 第6回 | NGOの実践例① | バングラデシュのNGO活動の例として、BRAC、グラミン銀行を取り上げ、小規模金融、グラミンフォンなどについて学習する。 | |
7 | 第7回 | NGOの実践例② | 日本のNGOの活動例として、アジア協会などを取り上げ、アジア諸国への援助内容について整理する。また、誰でもできる活動とは何かについて、共に考える。 | |
8 | 第8回 | NGOの実践例③ | 環境問題に取り組む日本のNPOの活動について学習する。身近な環境問題対策を考える。 | |
9 | 第9回 | NGOの実践例④ | 日本のNPOの取り組みと、社会リハビリテーションとの関連について考える。 | |
10 | 第10回 | NPO・NGOをつくろう① | NPO・NGOの運営・経営の方法、資金集めなどを学習する。また、企業の社会的責任(CSR)についても学習する。各自興味のあるNPO・NGOについて調べる。 | |
11 | 第11回 | NPO・NGOをつくろう② | 社会的責任投資、一村一品運動、フェアトレード、NPOのまちづくりなどについて、その内容について整理する。 | |
12 | 第12回 | NPO・NGOの問題① | NPO・NGOの理念と現実の乖離、運営・経営の難しさ、資金難、人材不足などについて学習する。 | |
13 | 第13回 | NPO・NGOの問題② | NPOやNGOの関係者などのゲストを招いてのワークショップを行う。 | |
14 | 第14回 | ビデオ学習 | 内容は、講義内で発表する。 | |
15 | 第15回 | 講義のまとめ | この講義の内容を振り返り、社会貢献とは何かについて、みんなで考える。 |