基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	社会福祉論Ⅱ／Principle of Social Welfare Ⅱ
授業コード ／Class Code	B702222001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	総合リハビリテーション学部／Rehabilitation
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	木4(後期)／THU4(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	藤田　裕一／FUJITA YUUITI
科目区分 ／Course Group	【専門教育分野】　《社会福祉専門分野》／*** MAJORS *** 《社会福祉専門分野》
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
藤田　裕一／FUJITA YUUITI	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation

授業の方法 ／Class Format	講義
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、学科DP2に掲げる社会福祉の広範かつ専門的な知識・技能・態度とともに、人々を取り巻く生活環境に関する知識・技能を習得することを目指している。またこの科目は社会福祉士、精神保健福祉士受験のための必修科目であり、学科DP３に掲げる社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を取得できる知識・技能の取得も目指している。 本講義では、社会福祉論Ⅰに続き、現代における社会福祉の体系的かつ全体的理解を深める。具体的には、①福祉政策の過程と評価について学習する。②福祉政策の動向と課題について学習する。③福祉政策と関連施策について学習する。④福祉サービスの供給と利用の過程について学習する。⑤福祉政策の国際比較について学習する。その上で最後に⑥これからの社会福祉について展望する。それにより措置から契約への社会福祉システムの変換、福祉政策のニーズ変化と資源の拡大、社会福祉の各実践分野における社会福祉士の活動内容、福祉政策の構成要素や福祉政策の課題、さらに相談援助活動と福祉政策の関係について理解できることを目的とする。 なお、この科目の担当者は福祉の豊富な実務経験のある教員であり、障害者当事者でもある。適宜、現場の話や当事者性に関する話も盛り込みながら進めていきたい。
到　達　目　標 ／Class Objectives	1.社会福祉の措置から契約へのシステム変換後の状況について理解し、説明することができる。 ２．社会福祉の各実践現場における社会福祉士の役割について具体的にイメージでき、試行することができる。 ３．社会福祉の現代的課題について、マスコミ報道に関心を持ち、自分の見解を持つことができる。
授業のキーワード ／Keywords	社会福祉の理念、制度、政策、実践、援助
授業の進め方 ／Method of Instruction	テキストの内容に基づき、毎回配布するプリントを活用しながら講義を行う。
履修するにあたって ／Instruction to Students	講義に先立ち、事前にテキストを予習しておく。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	テキストの該当箇所を読んで講義を受ける。また、レポート作成など、講義の他に、事前学習としておおむね1時間、事後学習としておおむね1時間の学習が必要。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	初回時にレポート課題を指示する。また毎回授業後、出席カードへ授業内容への感想や質問の記載を求める。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	ミニレポート15%、レポート15%、期末試験70%による評価。
テキスト ／Required Texts	日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『社会福祉の原理と政策　第1版』中央法規
参考図書 ／Reference Books	高間・相澤・津田編『社会福祉論 第4版』電気書院　 『福祉小六法2023』中央法規

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	福祉政策の過程	福祉政策の過程と評価について学ぶ。
2	第2回	福祉政策の動向と課題①	福祉政策と包括的支援の現状について学ぶ。
3	第3回	福祉政策の動向と課題②	福祉政策と包括的支援の課題について学ぶ。
4	第4回	福祉政策と関連施策①	保健医療政策について学ぶ。
5	第5回	福祉政策と関連施策②	教育政策について学ぶ。
6	第6回	福祉政策と関連施策③	住宅政策について学ぶ。
7	第7回	福祉政策と関連施策④	労働政策について学ぶ。
8	第8回	福祉政策と関連施策⑤	災害政策について学ぶ。
9	第9回	福祉サービスの供給と利用の過程①	福祉供給部門について学ぶ。
10	第10回	福祉サービスの供給と利用の過程②	福祉供給過程について学ぶ。
11	第11回	福祉サービスの供給と利用の過程⓷	福祉利用課程について学ぶ。
12	第12回	福祉政策の国際比較①	国際比較の視点と方法について学ぶ。
13	第13回	福祉政策の国際比較②	欧米の福祉政策の動向について学ぶ。
14	第14回	福祉政策の国際比較⓷	東アジアの福祉政策の動向について学ぶ。
15	第15回	福祉政策の新しい潮流と課題、今後の社会福祉の展望	福祉政策の新しい潮流と国際比較の新しい課題、ならびにこれからの社会福祉の展望について学ぶ。