科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
福祉用具支援技術論実習/Assistive Technology in Occupational therapy |
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授業コード /Class Code |
B701832001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期),金4(前期)/FRI3(SPR.),FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
古田 恒輔/FURUTA TSUNESUKE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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古田 恒輔/FURUTA TSUNESUKE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
■基本は実習を中心に行います。一部必要に応じて講義を実施する。 ■対面実習授業で実施します。 15-211 日常生活活動学実習室が教室になります。 ■本科目は、2020年度以降の入学生(新カリキュラム)対象の授業です。 ■『特別警報(すべての特別警報)または暴風雪警報発令の場合(大雨、洪水警報などは対象外)の本科目の取り扱いについて →本科目は、対面授業のため教務センター所長の判断により休講指示となります。 ■災害発生時には、学生の現在地において避難指示・避難勧告が発令されている場合には、『まず自身の身の安全を最優先に考え、近隣市町村など自治体の指示に従って避難してください。』 |
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授業の目的 /Class Purpose |
■この科目は、学部ディプロマポリシー(DP) 1:主体的に授業に取り組む態度としての姿勢を作り、社会人としての人格形成に努めます。 ■DP2:作業療法士としての国家資格を取得できる知識・技能の習得を目指します。 ■DP3:リハビリテーションサービスに関する広範な知識の習得と、生活上の困難を抱えた人に対応することを目指します。 ■DP4:専門的技能の習得と、地域社会での問題の解決を目指してチームの担い手となることを目指します。 本授業は、本学部DPにおける主体的に学ぶ態度が学習できる。作業療法における治療技術や支援技術があり、本講義では福祉用具を用いた生活支援技術に関する知識と技能が学習できる。 病院・施設内だけでなく、在宅の生活環境における「福祉用具の選定と適用技術」を身につけることができる。これは、国家試験に出題される問題を解く技能を修得できる。 ■ 福祉用具の選定では,福祉用具事業者や選定相談員などとの連携も必要となり、異業種とのコミュニケーションや提案のプレゼンテーション能力も求められる。この点での専門的な知識と技能、態度、対応力を身につけることができる。 ■本講義を担当する古田は、作業療法士であり、兵庫リハビリテーションセンター勤務などにおける実務経験や介護保険における福祉用具選定実務、施設における選定指導経験、各都道府県にて実施される「福祉用具プランナー講師」などの実務・指導経験を踏まえて講議・実習を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①福祉用具を用いた支援技術の概要を理解できる。 ②用具選択の根拠となる考えについて概説できるとともに自身の意見を述べることが出来る。 ③福祉用具を用いた支援の考え方や在宅支援を行う際に配慮すべき事項について解説できる. ④介護環境に影響される移乗動作や移乗介助技術の問題について説明することが出来、それぞれについての解決策を提案することができる。 ⑤ベッド選定,座位移乗、リフト移乗に必要な用具と利用手法を用いて実際に介助することが出来る。 ⑥用具を用いた介護技術や使用法を他者に解説し理解させるといった技術移転が出来る。 |
授業のキーワード /Keywords |
食事関連用具、起居関連用具、移乗関連用具、移動関連用具、ベッド、車いす |
授業の進め方 /Method of Instruction |
①用具ごとの概論部分は主に講義となり解説を行います。 ②種類と特性に関しては、例示を行い、特性を明らかにする手法を解説します。 ③具体的な機材に対して、グループで担当し、与えられた機材の特性を明確にし、指導技術を考えてプレゼンテーションと実際の指導を行います。 ④具体的に機材を用いて介護支援を行い、経験させ、使いやすい、使いにくいときの問題や理由を挙げ、その対策を思考します。 ⑤具体的な技術移転を通じて、第3者へのプレゼンテーションや指導方法を経験します。 ※ 基本的には講義とグループワークが主体となります。学生個人の積極的な関わりが求められます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
■教室は15-211 日常生活活動学実習室を用いて行う。 ■本実習室は土足禁止であるため、事前に個人で上履きを用意する。 廊下に靴を並べず、指定の靴箱に収納する。 学生へのスリッパの貸し出しは原則行わない。 ■授業(演習・実習)は毎回動きやすい服装に替えて参加すること。 本実習室は、調理実習など以外は飲食禁止とする。 本科目を受講するにあたって、授業時間以外に前後で60分以上の予習・復習の時間を取られたい。 特に、自らが学ぶ態度として授業開始前の事前準備、復習が望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
グループにおける議論の時間、ネットなどを持ちいた資料検索、情報収集作業など。(60分程度) 履修するにあたってに記載したように、本授業の前後において1回あたり60分程度の自己学習時間を取ることが望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
テーマ毎に課題を設定しレポートを作成する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
実技課題30%、定期試験70% |
テキスト /Required Texts |
項目毎に資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
市川 洌編著 『福祉用具アセスメントマニュアル』 中央法規出版 ¥4.200(税込)市川 洌編著 『ホイストを生かす吊具の選択』 三輪書店 ¥2.100(税込)市川 洌編著 『福祉用具支援論』テクノエイド協会刊 ¥4.200(税込)以下のホームページから購入可 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 移乗用具の選択(1) 講義・実習 | 移乗用具としてのトランスファーボードの原理と使い方、操作技術を修得する。 |
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2 | 第2回 | 移乗関連用具の選択(1) 講義 | 移乗関連用具の種類と選択基準を学ぶ | |
3 | 第3回 | 移乗関連用具の選択(2) 講義 | 移乗関連用具の種類と選択基準を学ぶ | |
4 | 第4回 | 移乗関連用具:リフト(1) 実習 | 吊具の選択 実習 | |
5 | 第5回 | 移乗関連用具:リフト(2) 実習 | リフト操作実習 | |
6 | 第6回 | 移乗関連用具 リフト操作指導 実習 | リフト操作技術を伝達する | |
7 | 第7回 | 移動関連用具(1) 杖・歩行器・歩行車 講義 | 移動関連用具としての杖・歩行器・歩行車の種類と特性について学習する。 | |
8 | 第8回 | 食事関連用具(1) 講義 | 食事関連用具の紹介だけでなく誤嚥に対する姿勢制御について学習する。 | |
9 | 第9回 | 自助具(1) 講義・演習 | 自助具の製作手法や問題解決手法について学習する。課題設定あり。 | |
10 | 第10回 | 移動関連用具(1) 車椅子 講義 | 車椅子の種類と特性について | |
11 | 第11回 | 移動関連用具(2) 車椅子 講義 | 車椅子上での姿勢制御と生活動作(シーティング) | |
12 | 第12回 | 移動関連用具(3) 車椅子 講義 | 調整機構付きモジュール車椅子を用いたシーティング 評価 | |
13 | 第13回 | 移動関連用具(4) 車椅子 実技 | 調整機構付きモジュール車椅子を用いたシーティング調整(駆動効率を高める) 調整 | |
14 | 第14回 | 移動関連用具(5) 車椅子 実技 | 車椅子調整発表 講義・実習 | |
15 | 第15回 | 車椅子の標準状態へ再調整 実習 | 調整後と調整前への状態の2つを比較しながら、人に合わせる車椅子の効果について検証する |