科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
作業活動学実習Ⅱ 【20~】/Practice of Occupational Sciences and Skills Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B701631001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(後期),木4(後期)/THU3(AUT.),THU4(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
梶田 博之/KAJITA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大瀧 誠/OTAKI MAKOTO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
尾嵜 遠見/OSAKI TOHMI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
梶田 博之/KAJITA HIROYUKI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
実習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は,学部DP2,3,4を達成することを目指す. 作業療法の手段の一つとなる作業活動の中で手工芸など臨床場面においてよく用いられている作業活動を実際の障害を想定しながら,また作業の難易度を変更しながら実施することで,その活動が実施者にどのような効果を及ぼすのかを学習する.それに加え,自らが習得した作業活動のプロセスや制作技法を他者に理解しやすいように教授する方法について考え実践する. この科目の担当者は作業療法士として10年以上の実務経験をもつ教員である.この授業は学生自身が作業を経験し,その作業に含まれる要素について考え,他者に対して作業を教授するという一連の実践的教育から構成される科目である. |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 作業活動を経験し,一人で作品を完成させることができる 2. 作業活動がもつ効果を考え,作業特性を理解することができる. 3. 障がい者を想定して作業活動を実施し,作品制作のための方策を考えることができる. 4. 他者が理解しやすいような効果的な教授法を習得できる. 5. 物品の準備,管理,安全配慮,時間管理を行うことができる. |
授業のキーワード /Keywords |
作業活動,作品制作,教授法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
この講義の前半では,(1)実際の臨床場面を想定し身体的に制限を加えながら作品を制作する,(2)作業の難易度を変更し段階付けを行い作品を制作する.これら(1)と(2)を経験後に作業活動の内容やプロセスについて振り返る. 講義の後半では,ある作業活動について自らがまず習得し,その手順および技法を他者に伝える実習を行う.その過程で他者に作業活動をうまく教授する方法について検討していく. |
履修するにあたって /Instruction to Students |
作業活動には楽しみながら,かつ真剣に取り組むこと. 作品作りに刃物などを使用することがあるため,リスク管理には十分に留意すること. |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の実習で実施する作業活動種目について,テキスト等を用いて予習を行い,実施後には振り返りを行うこと(60分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
種目ごとに完成作品と振り返りレポートを提出すること.レポートは担当教員が確認し,内容の誤りや不足等があれば個別に指導する. |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①定期試験70% ②振り返りレポート30%(経験した作業についての振り返りができているか/障がいを想定した振り返りができているか/段階付けを考慮した振り返りができているか/他者が理解しやすい教授方法が検討できているか) |
テキスト /Required Texts |
古川宏(監修):つくる・あそぶを治療にいかす 作業活動実習マニュアル第2版.医歯薬出版,2018.(定価:税込み4620円)(前期の作業活動学実習Ⅰで指定されたテキスト) |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的,到達目標,授業の進め方についてオリエンテーションを行う. | |
2 | 第2回 | 作業活動1(障がい経験) | 種目1について身体障がいを想定しながら作品作りを行い,振り返りレポートを提出する. | |
3 | 第3回 | 作業活動1(段階付け) | 種目1について段階付けを行いながら作品作りを行い,振り返りレポートを提出する. | |
4 | 第4回 | 作業活動2(障がい経験) | 種目2について身体障がいを想定しながら作品作りを行い,振り返りレポートを提出する. | |
5 | 第5回 | 作業活動2(段階付け) | 種目2について段階付けを行いながら作品作りを行い,振り返りレポートを提出する. | |
6 | 第6回 | 教授法1 | 教授体験を行う作業活動について手順や技法等を学び,作品を完成させる. | |
7 | 第7回 | 教授法2 | 理解しやすいように他者に作業活動を教授する方法を検討し,その準備をする. | |
8 | 第8回 | 教授法3(種目1) | 教授体験の種目1について,担当学生の指導により作品を完成させ,振り返りレポートを提出する. | |
9 | 第9回 | 教授法4(種目2) | 教授体験の種目2について,担当学生の指導により作品を完成させ,振り返りレポートを提出する. | |
10 | 第10回 | 教授法5(種目3) | 教授体験の種目3について,担当学生の指導により作品を完成させ,振り返りレポートを提出する. | |
11 | 第11回 | 教授法6(種目4) | 教授体験の種目4について,担当学生の指導により作品を完成させ,振り返りレポートを提出する. | |
12 | 第12回 | まとめ | 障がい者への有効的な作業活動の教授法について学習する. | |
13 | 第13回 |